この日は
2度目のフィルム現像に取り組みました。
体験で終らず
反復しながら技術を習得する事が
TIPA講座の基本姿勢です。
初心者にとって
案外と難しいのが現像前の準備。
まずは
巻き取ったフィルムの先端を引き出す作業です。
俗称 “ベロ出し”
フィルムピッカーを使って引き出しますが
言葉にできないコツがあります。
ココをクリアしなければ次に進めません。
次の準備はフィルムのリール巻き。
この作業が最も難しく失敗が許されません。
誰しもがある程度の失敗しながら体得していきます。
薬品は処方に従い作ります。
液温管理もしっかりと。
準備を整え現像作業に・・・
作業手順を記したテキストを見ながら作業を進めます。
上の写真は現像の行程を終え
乾燥機に吊るすシーンです。
前回はところどころ未現像の部分がありましたが
今回は大丈夫。
フィルムが乾燥した後は
指紋や傷を付けぬよう丁寧に扱い
ネガシートに入れます。
仕上がったフィルムの細部を
ルーペで確認してこの日は終了。
こちらのフィルム、画像が繋がっています!
次は何を撮ろうかと
暗室で仕上がるモノクロ写真を思い描きながら
撮影を進める段階となりました。
記:徳永好恵