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21647、JFEエンジ、バラスト処理装置、世界シェア1割、2割目指す,防爆型追加

2013年06月29日 17時14分41秒 | thinklive

*バラスト処理装置は近く設置が義務化される、対象となる船舶数は、4万隻で、その内設置済みは2000隻、数年以内に設置の駆け込み需要が見込まれている、1隻当たり、数千万円~1億円程度、同社の受注は260隻、今年の1月に商船三井の大型タンカーに防爆型を設置したのが日本船籍で始めてだというから、JFEエンジの黄金時代が来る可能性がある、

*バラスト水(Ballast Water)とは、船舶のバラスト(ballast:底荷、船底に積む重し)として用いられる水のことで、無積載で出港するとき、その出港地で港の海水などをバラストタンクに積み込む。

バラスト水は立ち寄る港で荷物を積載する代わりに船外へ排出される。その際、そこに含まれている水生生物が外来種として生態系に影響を与える問題が指摘されている。当然消毒が必要で、そのシステムもバラスト処理装置に含まれる部分である、

 JFEエンジニアリング株.13/1/10

 JFEエンジニアリングは、商船三井から、就航中の大型原油タンカー(VLCC)向けに、バラスト水処理装置「JFEバラストエース」を受注しました、

 商船三井は、環境戦略目標の中でバラスト水処理装置の先行搭載プロジェクトを推進しており、その一環として今回の搭載を決定しました。国内船主による就航中のVLCCへのバラスト水処理装置の搭載は初めてのことであり、装置は国内船における最大の処理能力の防爆仕様となります。搭載工事は2013年3~4月の本船入渠時に実施される予定、

 今回の装置選定に当たっては、JFEバラストエースの設置スペースや消費電力が小さいというメリットに加え、バラスト水の大量処理の確実性や安全性、およびアフターサービスにおける信頼性を高く評価をされ、採用、

 バラスト水規制に関しては、昨12/6月にUSCG(米国沿岸警備隊)による地域規制が発効し、本年12月1日以降の起工船には米国海域内を航行する際にバラスト水処理装置の搭載が義務付けられます。また、IMO(国際海事機関)のバラスト水管理条約も発効に向け批准が進んでいます。
 こうした中、JFEバラストエースは、累計受注台数が260隻を突破し、国内三大船主のすべてに採用いただいております。引き続き当社は、あらゆる船種・船型の搭載計画船への受注拡大を図ってまいります。


【受注概要】

搭載船種 : 大型原油タンカー(VLCC:Very Large Crude Oil Carrier)
船籍船級 : マーシャル諸島/日本海事協会
載貨重量 : 約30万トン
全長/全幅 : 333m×60m
 
処理能力 : 3,500m3/h×2台(防爆)+350m3/h(非防爆)
処理方式 : フィルター 及び 薬剤注入処理
 http://www.jfe-eng.co.jp/products/machine/marine/mar01.html


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