【北京=多部田俊輔】中国の自動車メーカー、浙江吉利控股集団(浙江省)は27日、スウェーデンの商用車大手ボルボなどを統括するABボルボの筆頭株主となると発表した。現地メディアによると出資額は4000億円を超えるとみられる。出資比率は8.2%となり、議決権ベースでは15.6%を握るという。
吉利は傘下にスウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーを持つ。同じ「ボルボ」ブランドを使う商用車メーカーの経営に参画…
ABボルボは「ボルボ」や「ルノー」のブランドの商用車を手掛けている。商用車のボルボは電気自動車(EV)や先進運転支援システムなどの技術を持つことから、今回の出資を契機に吉利やボルボ・カーとEVや自動運転技術の共同開発も進めるとみられる。
売上高:394億2364万6000元(117.94%)
粗利益:75億5413万2000元(135.55%)
純利益:43億4356万3000元(127.74%)
純利益率11.0%EPS:0.4877元(125.10%)
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