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江沢民元主席長男、江綿恒氏(63)中国科学院分院長を定年退任?

2015年01月10日 15時09分58秒 | thinklive

【大紀元日本1月9日】江沢民・元国家主席の長男、江綿恒氏(63)がこのほど、国の最高研究機関である「中国科学院(中科院)」上海分院の院長を退任したことが明らかになった。年齢による退任と正式発表されたが、同氏が牛耳る通信業界で幹部の失脚が相次いだため、同氏の動向が注目されている。
中国科学院の公式サイトは6日、「年齢が原因」で江氏を退任させたと発表した。同時に、後任に副院長の朱志遠氏(55)が就任した。
江綿恒氏は複数の国有企業や国の研究機関のトップに就き、「電信業界の王様」と呼ばれ、中国の通信事業関連の利権をほぼ独占している人物。中国科学院上海分院院長には05年8月に就任。1994年から国有企業・上海聯合投資公司の法人代表に就き、事実上、私物化した同会社を通じて電信事業をはじめハイテク、航空工業、自動車産業などの分野に投資している。

 江綿恒氏は聯合投資公司を通じて億万長者になったとのうわさがインターネットに流れている。これについて江氏本人や投資家側はコメントを出していない。
 中国当局による汚職撲滅運動の標的は、国営企業の重役にも拡大したようだ。国有企業で電気通信最大手「中国聯合網絡通信集団有限公司 (中国聯通)」の高級幹部2人が昨年12月、相次ぎ失脚した。理由はまだ明らかになっていないが、長年、通信業界を牛耳る江綿恒氏に飛び火する可能性もあるとみられている。父親の権力を笠に地位を築き上げてきた同氏の退任は、父親である江沢民氏の影響力の低下を意味すると推測されている。

江沢民の上海閥が崩壊か 長男調査の情報も=大紀元情報筋

【大紀元日本11月19日】江沢民元国家主席の牙城はついに取り崩しがかかったのか。三中全会の後、江沢民一派の本拠地である上海市のトップ、韓正共産党市委員会書記は異動され、後任に習近平主席の側近が充てられると、大紀元時報は北京から情報を入手した。さらに、中央紀律検査委員会(中紀委)は江氏の長男である江綿恒の腐敗問題について内部調査を行っているとの情報も入手した。
 江沢民氏は元上海市長で、国家出席になってからも、上海時代の部下を要職につけ自らの派閥を固めてきた。韓正氏は胡錦濤国家主席らを輩出した共産主義青年団(共青団)の出身でありながら、江沢民氏の上海閥にも足場を築いた人物である。
 同情報筋によると、韓正氏は三中全会で「包括的な改革の深化」を目指すために創設された統括チームの副責任者に就任し、後任に習主席の側近で中央弁公室の栗戦書書記が充てられるという。
 ほかに上海市紀律検査委員会の楊暁渡書記は北京の中央紀律委員会副書記のポストに異動される。
 さらに、江沢民氏の長男・江綿恒氏は電信業界のキングとして、ハイテク、航空業界、自動車産業などの分野に進出し、巨額の利益を手にしたとの疑惑がもたれている。幹部の腐敗を取り締まる中紀委は同氏の疑惑にすでに調査を始めたという。
この情報が事実であれば、江沢民氏の牙城は習主席の軍門に下ることになり、江沢民一派の影響力が徹底的に排除されることになる。(翻訳編集・王君宜)

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