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中国聯合網絡通信集団、事業部門長の2名、調査中、Topへの波及必至、

2015年01月10日 15時15分27秒 | thinklive

【大紀元日本12月25日】中国国有企業で電気通信最大手の「中国聯合網絡通信集団有限公司 (中国聯通)」の高級幹部2人がこのほど、相次ぎ失脚した。通信業界は元最高指導者江沢民氏の長男・江綿恒氏が長年支配してきた。一連の動きから、習近平指導部は江一族の勢力圏を切り崩す狙いがあるとみられる。
 中国聯通の公式サイトは18日、同社信息化及び電子商務事業部の責任者・宗新華氏の解任を発表した。15日にも同社ネット事業子会社の副社長・張智江氏が取り調べを受けていると発表されたばかりだった。失脚の理由はいずれも公表されていない。

 今回の発表に先立ち、中国政府系メディアは同社の巨額投資の失敗や、料金の不正請求などのスキャンダルを相次ぎ報道している。

 中国の電気通信業界を実質支配しているのは、江沢民氏の長男、通信業界で「電信王」とも呼ばれている江綿恒氏である。江綿恒氏は1999年、当時の最高指導者だった父親の江沢民氏の力を借り大手通信会社「中国網絡通信集団有限公司(略称・中国網通)」を設立した。08年、同社は国有大手「中国連合通信有限公司」と合併し、中国業界最大手の中国聯通の誕生となった。

 周永康最高指導部元メンバーら江沢民派の重要人物が失脚するなど、習指導部は今後、江沢民派の粛清を加速させ、江一族の不正蓄財の陣地である電気通信業界に切り込むとみられる。

 中国聯合通信有限公司、中国聯通、チャイナ・ユニコム(英文社名 : China Unicom)は中国通信事業者1994年中国政府によって設立された。香港証券取引所ニューヨーク証券取引所に上場している。現地人には一般的に「聯通(れんとん)」と呼ばれている。

 02年からCDMAの携帯電話サービスを開始した(現在は、中国電信が譲受し撤退)。中国移動通信ボーダフォンにつぐ世界3位の携帯電話キャリアになった。

2008年には、第三世代携帯電話(3G)の実施を目前にして3つの通信メガグループ(中国電信・中国聯通・中国移動)に集約する業界の再々編成で、中国聯通のGSM回線・業務と中国網通の業務(小霊通を含む)も引き次いだ新しい中国聯通が発表されている(中国聯通のCDMA回線・業務は中国電信に併合)。

 09年5月から、3GのサービスをW-CDMA方式により55都市(省都および深圳大連など主要都市)で試験営業を行なった。現在は全国で3Gサービスを展開中。14年5月17日から、4GのサービスをFDD-LTETDD-LTE方式により57都市で試験営業を行なった。現在は全国で4Gサービスを展開中。




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