ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

はじめての「いカメラ」

2016-12-10 23:44:37 | さら
こんばんは、さらです。
麻雀は殆ど知らないのに、全自動麻雀卓は何となく欲しいと思ってしまう今日このごろです。


人生初となる、人間ドックというものに行ってきました。
人間ドックというと、何となく物々しい響きがありますが、
基本的に受ける側の意識としては、ちょっと大掛かりな健康診断?程度です。
前日に多少の食事制限があったり、多少採血されたりはしますが、
大抵は診断を「実施する側」の人が増えたり機材が大げさになったりするだけで、
「受ける側」は部屋を移動して座ったり寝たりと、健康診断とあまり感覚は変わりません。

ただ一点を除いて。
そう、「胃カメラ」です。
口から胃の奥まで管を入れます。


幸いにも私は、幼少期に手術したり骨折したりはしたものの、
概ね健康体でこれまで生きてきたため、
胃カメラを経験したことはありませんでした。

最近は鼻から入れるタイプの胃カメラというのが登場し、だいぶ楽になったとの噂を聞いていましたが、
私は無事に口から入れるタイプを引き当てました。
前日に職場で「明日は人間ドック行ってきます!」と言うと、
先輩方がみんな
「あっ…」「頑張ってね…」
みたいな目で見てきたのも、
大体胃カメラのせいだろうと思っています。

そもそも当日、
例えば採血を実施する際なんかも、「はいじゃあ採血しますよー(ブスー)」みたいな軽いノリで始めるのに、
胃カメラを始める前には、まず看護師さんに
「大丈夫?先にトイレ行っておく?」
「胃カメラを受ける際のコツは、ちゃんと鼻から息を流して云々」
「どうしても辛かったら麻酔を足します。特に若い方は反射が強いので麻酔を足すことが多い」
「緊張すると思いますが、緊張すると検査が長引くので、緊張しないで下さい(意味不明)」
などと随分手厚い口頭説明を実施された後に、
「Q&A Q.内視鏡検査ってどれくらい痛いの?」みたいなことがアレコレ書かれた紙を渡されて待機させられたりと、
どう考えても脅されてるとしか思えませんでした。


そんなわけで、程々にビビりつつ検査を受けたわけですが、
違和感は覚えたものの恐れていた程の苦しみはなく、
「両手にコントローラみたいの持って映像見ながらカメラ操作してて面白そうやな」
とかくだらないことを考えていたら思いの外スムーズに終わりました。

そして終わった後、
「胃カメラ飲むのすごく上手ですね!」
やたら褒められました。
人生初なのに。


どうやら、私が神に与えられた数少ない才能の一つは「胃カメラを飲むのが上手い」だったようです。
どうしよう、これ。履歴書のスキル欄とかに書けばいいのでしょうか。
こんな才能与えるくらいならもっとイケメンにして欲しかった。

あんまり役に立たないどころか、アピールしない方が良いとすら思えてくるスキルです。
こんなスキルを会社でアピールして、その後忘年会なんかに行った日にはきっと
「お前、胃カメラ飲むの得意なんだって?ちょっとここで飲んで見せてみろよ」
「俺の胃カメラが飲めないのか」
などとハラスメントに発展することは間違いありません。

そんなわけで、必要以上に苦しむこともなく検査を終えたにも関わらず、神を呪わずにはいられない一日となりました。
ちなみに胃は潰瘍も無く健康でした。
おしまい。

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