こんばんは、エスです。
前回のブログでは道を踏み外しても案外生きられるよってことを書きましたが、では具体的にどうするかについて実体験を交えながら簡単に解説したいと思います。
今回の想定するケースですが、
・大学を卒業後就職先が決まらなかった
・何らかの事情で実家に戻ることができない
・もうすぐ住む家がなくなる
・一応バイトはやっている
こういった状況でのサバイバル術になります。
①荷物の整理
この状況でまず最初にすべきことは、荷物の整理です。
思い出の品やお気に入りの漫画など色々あるでしょうが、そういったものはすべて処分します。どうしても売ったり捨てられない方は友達にお願いして厳選した品を預けましょう。このとき、ちゃんとコンパクトな状態で渡すことが重要です。いくら友人と言えどもよく分からない段ボールの山を快く引き受けてくれるわけではないからです。友情はサバイバルにおいて生活のクオリティを大きく左右するものなので、可能な限り大事にした方が良いです。これはシェアハウスなどでも同様なので覚えておきましょう。
ホームレス状態において最も重要なのはフットワークの軽さです。住んでいるところからいつ追われるか分からない身ですから、可能な限りすぐ荷物をまとめて動ける状態にしましょう。これは次以降のステップ「衣食住の確保」に移りやすくするための準備でもあります。目安としては、でかい登山バッグ一つ+サブバッグ一つぶんくらいが良いかと。
②寝る場所の確保
もっとも賢い解決法は複数人の友達や恋人の家に数日ずつ泊まりながら回ることです。これは衣食住すべてある程度賄える上に人との共同生活になるためサバイバルで陥りがちな孤独感に苛まれにくく有用です。泊まるときには感謝の言葉と家事の手伝い、家賃の一部の受け持ちなどをきちんとやりましょう。
もっとも簡単な方法としてはネカフェでの泊まり込み。(一応)食事もでき、シャワーも浴びることが可能で、暇つぶしには事欠きません。ネックとしてはランニングコストが高くネカフェ難民からの脱却が難しくなることでしょうか。個人的には友人宅の都合がつかなかった時などの一時的な避難場所として使うのが良いと思います。
低コストで行くならば路上です。これぞホームレス、王道を往く浮浪者スタイルです。このスタイルのいいところはほぼノーコストでできるところで、なろうと思ったその日からなれます。難点はたくさんありますが、貴重品の管理が難しいこと、電源の確保が難しく外界と繋がる手段を絶たれがちなことなどが主だった難点として挙げられます。路上で生活する場合、ある程度人通りの多い場所(犯罪防止)、水の確保できる場所(トイレと炊事)を選びましょう。
③着るものをどうするか
個人的にホームレス生活でもっとも難しいのがこれだと感じています。
持ち物をあまり増やせない以上夏服から冬服まで揃えるのは難しく、数種類を着まわすスタイルか季節ごとに必要なものだけ買って(不要なものを捨てて)いくスタイルのどちらかになるかと思います。両方揃えることもできなくはないですが、荷物管理が多いとそれだけで大変になるので自信のある方以外にはあまりお勧めできません。
バイトや電車など表の世界に出るためには最低限の清潔感は必要なので、こまめに洗濯をすることになります。友人宅にいる人はいいのですが、路上の場合コインランドリーでやるのが基本となるのでランニングコストがかかります。服が多ければ洗濯回数は減りますがその分嵩張るので難しいところ。汚れがちな靴下やパンツ、インナーを多めに用意して外側を着まわすことでこの問題はある程度低減します。
④食事の方法
二つに大別されます。作るか、外食(中食含)です。
友人宅スタイルなら相手にもよりますが作るのがメインになるかと思います。多めに食材を買って相手宅に置いていくなどすると泊める側にもメリットが生まれるので良好な関係を築きやすくなります。
路上スタイルの場合、冷蔵庫が使えない関係もあり外食になりがちなのですが、せっかく低コストがウリの路上スタイルなのですから自炊も悪くないと思います。路上スタイルになるなと思ったらステップ①の時にゴミ捨て場からカセットコンロと包丁を入手して簡易な自炊を目指してみましょう。まな板はプラスチックのペラいやつか、なければ牛乳パックの開いたやつでも代用できます。自分はカセットコンロは手に入ったのですが包丁が手に入らず飛び出しナイフで肉を切ってました。めっちゃ切りづらかったけどまあ切れないことはない。
コンビニの少量パックは高いのでスーパーで買い物する癖をつけましょう。常温でも置いておける野菜と小さめにパックされた肉で二食分くらい作り、傷まないうちに食べること。夏場なら加工肉を使うと幾分か持ちは良くなります。
ネカフェの場合だとここが一番ネックになります。ネカフェ内では基本的に自炊はできず、ネカフェ内の高いご飯をついつい食べてしまうことが多いため、ランニングコストが高くつきます。環境はよくともコストは高いのでネカフェにはあまり定住しない方が賢明でしょう。
長くなってきたのとシュビ定例会議の時間が迫ってきたので今日はここまでにします。次回か次々回の金曜日に気が向いたら続き書きます。
良きサバイバルを!
前回のブログでは道を踏み外しても案外生きられるよってことを書きましたが、では具体的にどうするかについて実体験を交えながら簡単に解説したいと思います。
今回の想定するケースですが、
・大学を卒業後就職先が決まらなかった
・何らかの事情で実家に戻ることができない
・もうすぐ住む家がなくなる
・一応バイトはやっている
こういった状況でのサバイバル術になります。
①荷物の整理
この状況でまず最初にすべきことは、荷物の整理です。
思い出の品やお気に入りの漫画など色々あるでしょうが、そういったものはすべて処分します。どうしても売ったり捨てられない方は友達にお願いして厳選した品を預けましょう。このとき、ちゃんとコンパクトな状態で渡すことが重要です。いくら友人と言えどもよく分からない段ボールの山を快く引き受けてくれるわけではないからです。友情はサバイバルにおいて生活のクオリティを大きく左右するものなので、可能な限り大事にした方が良いです。これはシェアハウスなどでも同様なので覚えておきましょう。
ホームレス状態において最も重要なのはフットワークの軽さです。住んでいるところからいつ追われるか分からない身ですから、可能な限りすぐ荷物をまとめて動ける状態にしましょう。これは次以降のステップ「衣食住の確保」に移りやすくするための準備でもあります。目安としては、でかい登山バッグ一つ+サブバッグ一つぶんくらいが良いかと。
②寝る場所の確保
もっとも賢い解決法は複数人の友達や恋人の家に数日ずつ泊まりながら回ることです。これは衣食住すべてある程度賄える上に人との共同生活になるためサバイバルで陥りがちな孤独感に苛まれにくく有用です。泊まるときには感謝の言葉と家事の手伝い、家賃の一部の受け持ちなどをきちんとやりましょう。
もっとも簡単な方法としてはネカフェでの泊まり込み。(一応)食事もでき、シャワーも浴びることが可能で、暇つぶしには事欠きません。ネックとしてはランニングコストが高くネカフェ難民からの脱却が難しくなることでしょうか。個人的には友人宅の都合がつかなかった時などの一時的な避難場所として使うのが良いと思います。
低コストで行くならば路上です。これぞホームレス、王道を往く浮浪者スタイルです。このスタイルのいいところはほぼノーコストでできるところで、なろうと思ったその日からなれます。難点はたくさんありますが、貴重品の管理が難しいこと、電源の確保が難しく外界と繋がる手段を絶たれがちなことなどが主だった難点として挙げられます。路上で生活する場合、ある程度人通りの多い場所(犯罪防止)、水の確保できる場所(トイレと炊事)を選びましょう。
③着るものをどうするか
個人的にホームレス生活でもっとも難しいのがこれだと感じています。
持ち物をあまり増やせない以上夏服から冬服まで揃えるのは難しく、数種類を着まわすスタイルか季節ごとに必要なものだけ買って(不要なものを捨てて)いくスタイルのどちらかになるかと思います。両方揃えることもできなくはないですが、荷物管理が多いとそれだけで大変になるので自信のある方以外にはあまりお勧めできません。
バイトや電車など表の世界に出るためには最低限の清潔感は必要なので、こまめに洗濯をすることになります。友人宅にいる人はいいのですが、路上の場合コインランドリーでやるのが基本となるのでランニングコストがかかります。服が多ければ洗濯回数は減りますがその分嵩張るので難しいところ。汚れがちな靴下やパンツ、インナーを多めに用意して外側を着まわすことでこの問題はある程度低減します。
④食事の方法
二つに大別されます。作るか、外食(中食含)です。
友人宅スタイルなら相手にもよりますが作るのがメインになるかと思います。多めに食材を買って相手宅に置いていくなどすると泊める側にもメリットが生まれるので良好な関係を築きやすくなります。
路上スタイルの場合、冷蔵庫が使えない関係もあり外食になりがちなのですが、せっかく低コストがウリの路上スタイルなのですから自炊も悪くないと思います。路上スタイルになるなと思ったらステップ①の時にゴミ捨て場からカセットコンロと包丁を入手して簡易な自炊を目指してみましょう。まな板はプラスチックのペラいやつか、なければ牛乳パックの開いたやつでも代用できます。自分はカセットコンロは手に入ったのですが包丁が手に入らず飛び出しナイフで肉を切ってました。めっちゃ切りづらかったけどまあ切れないことはない。
コンビニの少量パックは高いのでスーパーで買い物する癖をつけましょう。常温でも置いておける野菜と小さめにパックされた肉で二食分くらい作り、傷まないうちに食べること。夏場なら加工肉を使うと幾分か持ちは良くなります。
ネカフェの場合だとここが一番ネックになります。ネカフェ内では基本的に自炊はできず、ネカフェ内の高いご飯をついつい食べてしまうことが多いため、ランニングコストが高くつきます。環境はよくともコストは高いのでネカフェにはあまり定住しない方が賢明でしょう。
長くなってきたのとシュビ定例会議の時間が迫ってきたので今日はここまでにします。次回か次々回の金曜日に気が向いたら続き書きます。
良きサバイバルを!