ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

渋谷ハロウィンはプリミティブなお祭り

2018-11-05 19:22:44 | エス
 朝はダウンジャケット、昼は半袖、これなーんだ? エスです。最近は寒暖差が激しく朝4時から出勤の自分にはなかなかつらい季節になってきました。

 この間はハロウィンということでかぼちゃを薄切りにしてオーブンでブンして食べてました。おひとりさまだと全然イベント感ありません。
 日本においてお祭りはざっくりと二つに分かれるイメージで、秋から春にかけては豊穣を願う収穫祭、夏は民間信仰やイベント的なお祭りが多い印象がありますが、ハロウィンは晩秋のお祭りにもかかわらずイベント感の強い祭りですね。おそらく海外から輸入された関係でイベント的な要素が強くなっているものと思われます。クリスマスなんかもそうで、欧米では家族のイベントという趣が強いらしく(日本で言う正月に近い感じ)、イギリスなんかでは駅員も全員帰省するため電車が止まるという話です。インド人とかパキスタン人の店だけ開いてるとか。なのでハロウィンも日本と欧米ではだいぶ感覚が違うんだろうなーと思います。
 ただTwitterで物議を醸した渋谷トラック横転事件なんかを見てると、逆にプリミティブなお祭り、ハレの日(非日常)を感じてなかなか興味深いものがあります。おそらく太古昔のお祭りというのはああいう人間本来の群生相めいた凶暴性衝動の発散が最初にあって、それをケの日(日常)と擦り合わせていくうちに現在のまろやかな祭りになっていったのではないか、と自分は考えていて、だから自分たち/土地の文脈を持たない海外のお祭りがああいうものになった、ということもあるんじゃないかと思うのです。
 例えばコミケはオタクの祭典、お祭りなどの異名を持っていますが、あれだけの人数が集まっていても未だ致命的なトラブルが起きていないのは、コミケの文脈が参加者/土地に根付いているからなのではないでしょうか(もちろん運営の不断の努力あっての話ではありますが)。もし日本にコミケ的な何の文脈も存在していなかったとしたら違った形のイベントになっていたことでしょう。

 以前ヨン様と「アイドル界隈における『MIX』に原始的宗教の始まりを見た」という話をしていたのですが(該当記事はこちら)、渋谷ハロウィンは更にプリミティブなお祭り感があって見る分にはワクワクします。絶対に近づきたくはありませんが。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-11-05 20:21:24
犯罪は犯罪として粛々と検挙されるべきかと思いますが、
それはそれとして「人間て元からこういうものだよなあ」という感慨はありますね。
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Unknown (エス)
2018-11-18 08:06:04
どれだけ科学や文明が進もうとも人間というハードウェアは変わらないのでまあそうなるよなあと。
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