ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

吸血鬼さんは空も飛べるはず

2018-10-31 23:03:07 | imock
imockです。

本日アニソン合唱化プロジェクトの動画が投稿されました。



というわけで、「となりの吸血鬼さん」より「†吸tie Ladies†」です。
トリッキーに見せかけてかなり素直な曲で、とても歌いやすかったです。サビの進行が特徴的で耳に残りますね。
アニメ本編は今期の難民キャンプ地となっております。かわいい女の子同士のゆるーいやりとりを見たい方におすすめです。
もちろんこの日の発声練習の幼女ペロペロはソフィーちゃんを意識して歌いました。

紳士の皆様はハロウィンの夜は渋谷でウェイなどせず、シュビドゥヴァーズの動画を再生しコメントしましょう。




さて、†吸tie Ladies†のサビ入りの音形(ソドレミ~)は様々な曲で見かける超王道な形となっています。
有名どころだとスピッツの「空も飛べるはず」が真っ先に思い浮かぶので私は勝手に「空も飛べるはず進行」と呼んでます。
ここの四声の配置の仕方は編曲者の好みが分かれるところで、案の定さらさん、ヨン様、私の三者でも違う音の置き方をするだろうという話になりました。
各々の音の置き方を私なりに分析してみます。

1.さらさんの場合(実際の譜面)


基本としてはユニゾンから鳴っている音の数を半拍ごとに1個→2個→3個→4個音を広げていく形になります。
4拍目裏でBassがDに下りることと、アウフタクトでは第3音が鳴らないのが特徴的です。
アウフタクトで第3音が鳴らないため、「吸」に入った瞬間に一気に音が色付く印象を受けます。

2.imockの場合

基本的な考え方はさらさんと同じですが、4拍目裏の音の配置が異なります。
4拍目裏でBassをDに下ろしてしまうと、「吸」に入った瞬間に音が広がったという印象が薄れてしまうことを避けるのが主な目的です。
反面、セカンドの音程がやや不自然になっているのが欠点です。

3.ヨン様の場合

imockの場合と比較し、4拍目のセカンドの音程が異なります。
最も素直な配置であり、この形が一番歌いやすいでしょう。
4拍目の時点で音が3つ鳴るため、「吸」に入った瞬間のインパクトは少し薄くなってしまうかもしれません。


唯一絶対の正解はありませんし、曲により最も効果的な配置も異なるでしょう。
皆様はどのパターンが好みでしょうか?あるいはさらに違う配置を書きますか?

こういう違いが作編曲の面白いところです。皆様も楽譜を読むときに、こういう視点を持つとさらに楽しくなるのではないでしょうか。

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