ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

デレステ、ガシャ予想のススメ〜明日の担当を生き抜くための〜(1/31追記)

2017-01-30 22:27:10 | かみさと
こんばんは。かみさとです。今日も元気にアイマスPです。
アイマスの話題は抑えるようにしてたんですが、まあ別にいいかってなったので今日はデレステの話です。


スマホアプリのリズムゲームとして高い人気を誇る『デレステ』は、ガシャの確率があまりにシビアなことでも有名です。
アイマス自体昔からお金のかかるコンテンツですが、中でもシンデレラガールズは筋金入りの搾取体制と言えるでしょう。あのコンプガチャ騒動で槍玉に挙げられたのもシンデレラです。

デレステにおけるガシャの目玉、SSRの排出率は1.5%。
中でも『目玉』と呼ばれる新規追加SSRの排出率は、全体の0.6%。
いくらガシャ用のスタージュエルが頻繁に配布されるといっても、無課金で狙ったSSRを引くのは相当な豪運の持ち主です。
課金するにも、3万円近く突っ込んでようやく目当てが1枚出るかどうか、というケースがザラにあります。

このように、デレステのガシャには厳しい世界が広がっています。
生半可な覚悟(≒貯蓄)では生き残れない、血と硝煙にまみれたマッポーの世です。



そんなサツバツめいたデレステガシャを生き抜くために取れる、数少ない手段。
それが『ガシャ予想』です。
底も天井もないデレステで、課金額を抑えるのはほぼ不可能。
ならば担当が目玉になる時期をおおよそ推測し、その時まで力(≒貯蓄)を温存するほかない!ということです。

予想の方法は簡単。イベントの報酬SRと過去のガシャのSSRを調べるだけ!
…なのですが、これだけだと最低限の推測しかできないのでちょっと具体的に解説します。


必要な情報

0.前提知識
・恒常追加SSRは月中に3枚。各属性1枚ずつ登場する。
・月末目玉SSRの属性は、
 パッション・クール → クール・キュート → キュート・パッション
 の順番でループしている。
・ボイス未実装アイドルのSSRは恒常で追加される。
・シンデレラフェスは3・6・9・12月の末に開催される。
・SSRが2枚登場する場合、少なくとも一方は限定、
 あるいはシンデレラフェス限定SSRとして登場する。

1.シンデレラガール総選挙の順位
総選挙の入賞経験があるアイドルは、文句無しに『人気がある』と運営に判断されます。
特に最近は、直近の総選挙で入賞したアイドルが優先されがちな傾向にあります。
そのため、総選挙順位を押さえておくことが重要です。

2.イベント報酬経験の有無とその時期
イベント報酬として登場したアイドルは、しばらくガシャ目玉に登場しません。逆もまた然りです。
これまでのスパンを鑑みるに、イベント後おおよそ3ヶ月間は安泰と言えます。
2ヶ月足らずでイベント報酬→目玉SSRと再登場を果たしたアイドルが1人いますが、特例でしょう。

3.SSR登場経験の有無とその時期
一部のアイドルは、ガシャ目玉SSRとして登場しています。
こちらも1度登場した場合しばらくは安全圏です。
過去の最短スパンは大槻唯の181日なので、おおよそ半年間はガシャの心配はいりません。


概ねこれらの前提知識と情報があれば、十分ガシャ予想は可能だと思います。
『いつ来るか』は分からずとも、『まだ来ない』ことさえ分かれば、お金は貯められるのですから。

ちなみに僕は、過去のガシャ・イベント報酬履歴を早見表にして登場頻度を確認したり、SSRをステータス毎にまとめて次回登場SSRをさらに絞り込んだりしています。
完全に自己満足ですが、そこそこの精度で的中するので効果はあるのでしょう。



さて。ちょうどいいので、明日更新の月末ガシャのメンバーを予想してみます。
属性はパッション・クール。
SSRの再登場スパンなどから、今回登場しうるのは以下のアイドルです。

パッション:城ヶ崎莉嘉 市原仁奈 姫川友紀 相葉夕美 及川雫
クール  :速水奏 二宮飛鳥 三船美優

パッションの月末限定SSRは、ダンス・ビジュアル特化それぞれ3人に対し、ボーカル特化は1人のみ。
これによりパッションはボーカル特化SSRになると推測されます。
また、SSRが2種登場する場合、必ず1枚目とは別のステータス配分になります。
そのため、上記のうち、恒常SSRがボーカル特化だった市原仁奈・相葉夕美・及川雫が除外され、候補が城ヶ崎莉嘉・姫川友紀に絞られます。
この2人からさらに絞り込むのは難しいのですが、SSR1枚目の登場がより早かった城ヶ崎莉嘉の方が可能性は高いでしょう。

パッションに対し、クールの3人は誰が来てもおかしくない状態です。
そのため、SSRの登場が最も早く、バレンタインというテーマとの親和性が高い(独断)速水奏を推します。
美優さん担当だから今来られると死んじゃう。

以上から、今月末の限定SSR予想は城ヶ崎莉嘉・速水奏です。
次点で姫川友紀・二宮飛鳥

まあ、所詮は推測の域を出ないので、もし外れてても大目に見てください。
外れたら相当恥ずかしいですね。




ちなみに、こんな感じの予測で、今月は赤城みりあ・中野有香のSSR予想が的中。
二人とも担当です。
みりあちゃん出ませんでした

いくら予測して備えてもダメなときはダメなのです。
ガシャ予想と一緒に、『生活費に手をつける前に撤退する覚悟』をしておきましょう。



1/31追記
直近6ヶ月のガシャSSRを考察した結果、今月のクールはビジュアルのオーバーロードが濃厚ということになりました。
よって、恒常がビジュアルだった速水奏に代わり、二宮飛鳥を第一候補とさせていただきます。
破産しちゃうのでまだ美優さんは来ないでください。

結婚式の余興

2017-01-29 23:58:52 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


近頃、私の同世代の人は結婚ラッシュに入っております。
私の高校生の部活仲間も二人ほど籍を入れていますし、その他にも結婚や出産を迎えた人が多数おります。
自分も焦りを感じたほうがいい年齢なのかもしれませんが、そういうものは巡りあわせですからね。
そのうちどうにかなることでしょう。

結婚式といえば、余興です。
近しい友人の結婚式では余興を頼まれたりするのですが、これがけっこう悩みどころですね。
シュビ関連の方であれば、歌を歌ったりすればおkということで、それほどネタに困ることもありません。
一方で、高校時代の友人から寸劇を頼まれたりすると、これは結構大変なことになります。
10分以内という限られた時間の中でどのようにストーリーを作るのか、友人である新郎をどのように引き立てるのか。
その会ごとに条件は異なってきます。

以前頼まれた余興では、新郎が演じる役が、隕石破壊のためにロケットに乗って殉死するというストーリーの脚本を書いてしまいました(厳密には、生存フラグを立てたところで劇が終わる)。
スタッフロールのEDはもちろん映画「アルマゲドン」のエンディングとして知られる「I DON'T WANT TO MISS A THING」。
新郎の役は最高に目立っていましたし、演出もバッチリだったのですが、それだけにご親族の方々からクレームが来なかったのかと今でも心配しております。

最近になってまた友人から同じような劇の内容で余興を頼まれ、今度はどんな演出にしようかと思案中です。
しかも今回は新郎が一切劇に登場することができないそうなので、どうやって目立たせるのか、というところがポイントになってきますかね。
あんまりやたらめったらに新郎を殺すのもどうかと思いますが、いないなら死んでいるという設定にするのも感動を誘うんじゃないでしょうか。
そのあたりも今後詰めていかなければ。


まぁ、なんだかんだと言いつつBGMを選んだりなんかしてそれなりに玩具にして楽しんでいます。
皆さんも、おめでたい席ではぜひとも心を込めて祝福の気持ちを伝えてくださいね。

それでは!

独り暮らしに浄水ポットを導入すべき5つの理由

2017-01-28 23:34:35 | さら
浄水ポットへ。それが究極のアップグレードです。




- 日々のQoLに、ちょっとした贅沢を。

想像してみて下さい。
冷蔵庫の中で、「水道水よりはちょっと美味しい」飲料が「冷えている」のです。

風呂上がりに喉の渇きに耐えられず水道水を手ですくってガブ飲みする生活にはおさらばしましょう。






- 自炊できないあなたにも、実現可能な準備があります。
日々、飲食に手間をかけるのが煩わしかったりはしませんか?
例えば、美味しい飲料を作るために何か粉末を水に溶いたり……
ヤカンでお茶を煮出したり……

とまでは言わないまでも、
カルキを抜くために水を沸騰させたり……
入念に飲料の容器を移し替えたり……

いや、それどころか
ダンボールにストックした飲料を冷蔵庫に移すのさえ
面倒だったりしませんか?



浄水ポットは、そんなクズ私たちの味方です。
「残りが減ってきたかな?」と感じたら、上の蓋を開けて水道水を足すだけです。
何か封を切ったり、計量したりする必要はありません。
どこぞのバリトン担当にも出来るのだから、あなたにも出来ます。






- 「ピンク色」を選んで、気軽に一歩を踏み出しましょう。
定期的にミネラルウォーターを箱買いしていませんか?

その箱買いを一度行うだけのコストで、浄水ポット本体を購入することができます。

おや、konozamaを覗くと、人気があるポットはそこそこ高価じゃないか。
そう思われるかもしれません。
高除去?使いやすいデザイン?価格コムで人気上位?
そんなものは忘れましょう。安さこそ全てです。どうせ違いなんて分かりません。



近所のイオンにでも行って、一番安いものを用意しましょう。
大抵ピンク色は不人気なので、ワゴンで投げ売りされています。
大丈夫です。浄水ポットの色やデザインなんて、誰だって2日後には気にしていません。






- どんなランニングコストよりも、安く。
立派なウォーターサーバーをレンタルしていませんか?

そのウォーターサーバーを半月借りる程度のコストで、1年半くらいのカートリッジが手に入ります。



箱から取り出したカートリッジは、驚くほどの安っぽさで、
本当にここから美味しい水が出来るのかと不安になるかもしれません。

安心して下さい。
ちゃんと水道水よりは美味しい水が出来ますよ。







- 財布への影響に、「場所」代を考えていますか?

家計を考える時、ついつい物を買った値段そのものや、
ランニングコストばかりに目が行ってしまいがちです。

考えるべきは、必ずしも本体だけではありません。
まとめ買いしたミネラルウォーター…
レンタルしたウォーターサーバー…
これらを部屋に置くためには、当然場所を確保しなくてはいけません。
何ということでしょう。
これでは、美味しい水を飲むために2LDKに引っ越さなくてはいけませんね。

浄水ポットは、四畳半生活の味方です。
冷蔵庫の隅っこに、2Lペットボトル程度の体積で収まります。
安心して家賃を削り、今日も趣味に全力投資しましょう。




以上、さらでした。
「少ない投資にも関わらず意外とQoL向上に繋がったものを紹介しよう」と思っただけなのですが、
どうしてこんなことになってしまったのでしょうね……

「科学的信仰」と「社会的信仰」

2017-01-27 23:51:25 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


水曜日にねぎとろさんがげきむきむだったため、三日連続での更新になります。
こんな頻度での更新は久しぶりですね。
ネタが枯渇しちゃうゾ!

さて、皆さんは願掛けというものを信じているでしょうか。
まじないとか、げん担ぎとか、そういった類のものも同様です。
少しでも「願掛けすれば、実現可能性が向上する」と思っていますでしょうか。

大概の人は、NOと答えることでしょう。
いわゆる先進諸国が近代化を果たしたいま、世は科学の時代です。
先の世界大戦により、科学技術に対する不信感はぬぐい切れないものとなっているものの、やはり我々の価値観に対する科学の影響は無視することができません。
すなわち、私たちは経験的に反証可能性のあるもの(実験によって再現可能性が保証されているもの)をこの世の真理(少なくともその一部)と考えているといえます。

しかし、ことはそれほど単純ではないように思われます。
もし我々が願掛けなどの非科学的ものを一切信じていないとすれば、いくつかの事実が非常に不可解なものになってしまいます。
なぜ受験期になると「キットカット(きっと勝つ)」だの「ウカ~ル」だのといったお菓子が販売されるのでしょうか。
お菓子を買うことで合格率があがるなら、受験費用を全部「ウカ~ル」につぎ込んだ方がよいでしょう。
あるいはもっと顕著な例として、なぜ三が日に数百万人もの人が明治神宮や川崎大師に押し寄せるのでしょうか。
誰に頼まれたわけでもないのにそれだけの人が詰めかけるなんて、気味が悪いとさえ思えてきます。

これらの事例を見て明らかなように、私たちは、理性的には反証可能で普遍的なものを信じている一方で、別の側面では、反証も再現もできないような超自然的な力を信じているように思われます。
ここでは便宜的に前者を「科学的信仰」、後者を「社会的信仰」と呼んでおきましょう。
我々には「客観的に世界はこうなっている」という信念である「科学的信仰」と、「現実はともかくこのような世界であってほしい」という信念である「社会的信仰」とがあるものと考えられるのです。

このように、我々の世界に対する信念に少なくとも「科学的信仰」と「社会的信仰」の二種を立てておくことで、先のような一見矛盾していると思われる事象にも一定の説明を与えることが可能になるように思われます。
例えば、「お守りとかは買ってしまうけど、別にまじないとかオカルトとかいった非科学的なものは信じていない」という人がいたとしましょう。
このような人は特段珍しくなく、ごく平凡な価値観を持っているように思われます。
しかし、「非科学的なものは信じない」としているのにも関わらず、「お守りは買う」というのは、客観的には「全く意味がないと思っていることにお金をつぎこんだ」ということになってしまい、極めて不自然な振る舞いをしていることになります。
これでは、その人の行動の意図を説明したことにはならないでしょう。

一方で、先ほどの「科学的信仰」と「社会的信仰」の二種類の信仰を区別すれば、このことをうまく説明することが可能です。
その人の考えは、おそらく「客観的に世界を捉えたときには、確かに非科学的なことは起こるはずがない。しかし一方で、私自身はそういったことが起こる世界の可能性を否定しないし、むしろそういったことが起こってほしいと思っている」というようなものに近いことでしょう。
あるいは、「現実はともかく、こういったことは起こってほしくない」(厄除け)というような、ネガティブな場合も同じことです。
その人は、一方では「客観的に捉えた世界はこうである」という理性的な信念と、「こういった世界であってほしい」という願望的な信念を抱いているのです。
これは、先の表現を使えば、「科学的信仰」と「社会的信仰」とを併せ持っているということになるでしょう。
「科学的信仰」と「社会的信仰」は互いに相容れぬものでなく、両立可能な信念として捉えることで、先のような一見不自然な考え方にも整合性のある説明を与えることが可能になるというわけです。

ここでは「科学的信仰」と「社会的信仰」という概念によって一見矛盾していると思われる言動についての説明を試みましたが、いかがでしょうか。
今回は、他の説明方法が妥当であるかどうかという点については特に言及していません。
従って、同じ現象に対し、異なった説明をとることが可能であるという蓋然性も十分に考えられます。
それについては機会があったら考えてみたいと思います。


科学に塗りつぶされてしまっているように思われる現代人の中でも、神秘的・宗教的な価値観が完全に失われたわけではありません。
このように考えることで、むしろより自分自身を客観的に捉えることができるのではないでしょうか。

それでは!

音楽も温故知新

2017-01-26 23:56:31 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


今週は締め切りラッシュで今日もまた別の締め切りを迎えております。
とりあえずそちらは何とかなりましたが、体に悪いですね…。
明日はもうちょっと寝よう。

昨日からちょっと前に買った中世・ルネサンスのCDを聴き始めています(こちらのCD)。
クラシック好きの方でも、「バロック以前の音楽はちょっと…」という方は意外に多いような印象がありますが、これだけまとまって聴けるのはありがたいですね。
50枚組と結構大規模なので、半月ほどかけてまったり聴いていこうかと思っています。

それにしても、ルネサンス以前の音楽には発見が多いものです。
まず、機能和声はないので、古典は以降の「和声」という概念は存在しません。
その代わりに五度音程を中心に曲が構成されていたり、ポリフォニーが発達したりしていて、現代の音楽に慣れている人間からすると、エスニックでいてどこか懐かしいような、かなり独特の響きに聞こえます。
曲自体も単純で素朴なので、あまり小難しい印象は受けないでしょう。
ポピュラー音楽を含め、機能和声以降の音楽に慣れ切っている人は、一度聴いてみるといいのではないでしょうか。

古すぎるものというのは、現在との連続性が意識されず、逆に新しいものに聞こえてくることがあります。
西洋音楽の歴史を振り返ってみても、ロマン派の時代が終わって、「もう機能和声でやることなくね?」となったときに注目されたのが教会旋法でした。
教会旋法は、中世期のキリスト教単旋律聖歌(いわゆるグレゴリオ聖歌)で用いられた伝統的な旋法で、長調と短調を柱に構成される機能和声の枠組み以前の音体系です。
これを機能和声と組み合わせた音楽が、サティやフォーレなどといったフランス近代の作曲家を中心に作られたというのはよく知られてるところです。
言葉でも同じようなことがいえて、ネット上でふざけて「なんぞwwwww」などというのは、「なんぞ」という古典的な形式が、現代の我々にはかえって新奇に響くために、スラング的な用法との相性が良いからだと思われます。

現代に生きていると、それまでの歴史をすべて見渡し、その上に立っているような錯覚に陥りますが、実際に我々が経験的に知っていることは世界に満ち溢れている情報のごくごく一部に過ぎません。
仮に科学技術が発展して生活が便利になっていたとしても、そのことは必ずしも昔の人々よりも自分が物知りであるということは意味しないのです。
いわゆる温故知新といったような話で、過去の人々の知恵やあり方が、現代の人々に刺激を与えたりブレイクスルーを生み出したりすることが少なくないことは、先の例を見ただけでも明らかでしょう。


音楽の分野でも、古いものから刺激を受ける機会はきっとあることでしょう。
現代の曲ばかり聴いて少し飽きてきたという人は、たまに昔の音楽と接してみるのはいかがでしょうか。

それでは!

充実した編曲ライフ

2017-01-25 23:56:56 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


本来であれば今日の更新担当はねぎとろさんですが、多忙を極めているということで私が代わって執筆いたします。
氏の「妄想デートプラン」をご期待していた方には大変申し訳ございませんが、次回以降の記事をお待ちください。

さて、昨日締め切りに追われていた編曲ですが、無事に完成させることができました。
今回の編曲はシュビのものではなく、名古屋を中心に活動されている合唱団「コーロ・アニモニー」さんから依頼されたものです。
曲目はこちらをご参照ください。
なお、井上陽水が同名の曲を発表していますが、一切関係ありません。
陽水のほうもいいですよね。

無事に頼まれ編曲が終わったのもつかの間、これから1月中完成を目標にシュビの方で抱えている編曲に着手しなければなりません。
なんて充実した編曲ライフなんだ!!
変に間を空けて書くよりもまとめてやってしまったほうがテンションは維持しやすいのですが、いかんせん疲れやすくはなりますよね。
寒くなってきましたし、体調管理には万全を期さなければ。


年度末が近づき、皆様もお忙しくなる頃でしょうか。
どうか体調を崩されないようお気を付けください。

それでは!

プレイバックを禁止すると編曲効率が上がる?

2017-01-24 23:27:03 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


現在編曲の〆に追われています。
本当はブログを書いている場合ではないのですが、今のうちに更新しないとエライ時間になってしまいそうなので短めに更新いたします。

以前ツイッターのほうで、「編曲中は音楽が聴けないけど、浄書している間は音楽を流せるから、みんなもっと浄書しよう」という趣旨のことをつぶやいたことがあります。
編曲をするほどの人であれば、ほぼ例外なく音楽のことが好きでしょうし、たくさん鑑賞したいと思うはず。
しかしながら、編曲作業は基本的に「聴音→採譜」という流れになるため、BGMを流すことはできません。
一方、浄書の間は「聴音」の必要がなく、作業中は聴覚がフリーになります。
つまり、編曲の行程のうち浄書の間だけがBGMを使用することができるのであり、「音楽を作りながら音楽を聞きたい人」はぜひとも浄書をしちゃおう、ということなのです。

ここまでは、浄書をすることによる表面的な恩恵になります。
ですが実は、BGMを使用することにより別のメリットもあります。
それは、「編曲の際にプレイバックをしなくなる」という点です。

一般的に、楽譜編集のできるソフトにはプレイバック機能がついています。
編曲作業中は音を確認するため、このプレイバック機能を利用することも多くなります。
ところが、作業効率を考えると、プレイバックは必ずしも良いことばかりではありません。
長い曲であればそのぶん時間がかかりますし、なんとなく繰り返しプレイバックをすることで、作業が滞ってしまうこともあるからです。

その点、BGMを流しておけば、過剰にプレイバックをすることはなくなるでしょう。
もちろん、そのような形で作業を進めるためには、ある程度楽譜を観ただけで音構成を理解できる必要があり、難しい和声や複雑な対旋律などをいじっているときにはそもそも編集そのものができなくなってしまうおそれがあります。
しかし、「BGMを流せている」ということは、「楽譜の編集作業に集中できている」ということです。
ある程度プレイバックに制限をかけることで、より効率的に編集作業ができるようになるのではないでしょうか。


というわけで、プレイバックを少なくすることで作業効率があがるのではないか、というお話でした。
私もBGMを流しながら、編集作業の追い込みに入りたいと思います。

それでは!

文化の継承と変化

2017-01-23 23:27:00 | かみさと
こんばんは。かみさとです。2週間ぶりです。
先週はすっかりブログ更新を忘れておりました……!
今まで一度も忘れていなかったので少し誇らしかったのですが、ついに、といった心境です。申し訳ありません。

次に更新をすっぽかしたらセプクだと宣告されたような気がしなくもないので、毎週シコシコ書いていこうと思います。まだ命は惜しい。



ヴェリヨ・トルミス氏、松方弘樹氏と、今日は著名人の不幸が相次ぎましたね。
両氏共にその道ではあまりにも偉大な人物ですが、特に合唱人としてトルミス氏の訃報を悔やまずにはいられません。
氏の作品を歌う機会にはまだ巡り合っていませんが、いつか1度でも歌わせていただきたいものです。


類稀なる才覚を有する人間は、往々にしてその分野の発展に大きく寄与し名を残します。
その技術・見識は分野の財産であり、それが失われることは分野において大きな損失です。

では、ある分野の財産は、その才覚にあふれた人物が死去することで永遠に失われるのでしょうか。
当然答えはNOです。
技術・見識は世代を超えて受け継がれ、その中で少しずつ時代に合わせ変容していきます。

対して才能はほとんど先天的なものであり、他人への伝授は不可能、あるいは困難を極めるでしょう。
ある人物しか持たない才能が、人物の死去によって失われた場合、その才能を分野(の人間)が意図的に再獲得することはできません。
後世に、その人物に匹敵する才能の持ち主が現れることを待つほかに選択肢はないでしょう。
このように、類稀なる才覚とは分野において突然変異的な存在です。

文化の発展とは、この継承と変化が、あらゆる分野において行われることで生まれるのです。
文化史とか一切知らないけど。
たぶんそう。


トルミス・松方両氏が亡くなられたことは文化における損失ですが、言わば新陳代謝のようなものかもしれません。
彼らのいた分野にまた新たな才能が生まれ、文化は変化・発展していきます。
ひとつの時代の転換期に、私たちはいるのでしょう。



こんな話をしましたが、アニソン合唱界隈は、まだそれほど齢を重ねたジャンルではありません。
しかし、特にここ数年の隆盛っぷりは目を見張るものがあります。

このまま発展を続け、もしもひとつの文化として定着したら、その時シュビドゥヴァーズはどういう立ち位置にいるんでしょうかね。
トルミス・松方両氏のような大物……という質の団ではないと思うので、『当時活動していた団』みたいな所の末席に名が載るくらいが丁度いいんじゃないでしょうか。

あるいは、その頃にもまだ活動しているかもしれません。
平均年齢還暦過ぎのアニソン男声合唱団。白髪とシワにまみれながら歌う『幼女ペロペロ』。
キツい。

2017年冬アニメ曲録音終了!!

2017-01-22 23:56:05 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


本日、「アニソン合唱化プロジェクト」2017年冬アニメ曲の収録が完了いたしました。
タイトな日程でしたが、なんとか終わってホッとしています。
毎回大変だナァ。

今回の終了時間は21時過ぎ…!
なかなかタフな収録でしたね。
こんなに時間がかかったのは久しぶりでしょうか。
加えて、今回の曲はやたらろ体力を消耗する曲でした。
収録時間の長さも相まって、それはまぁすごいことになりました。

それでも、一応満足のいくクオリティのものを録ることができてよかったです。
収録後のテンションがこんな感じなので、今回の曲がどんな感じなのかおおよその想像はできますよね?
元気いっぱいに歌いましたので、どうぞお楽しみに。


今日はもう疲れたので、少し短めに失礼します。
編曲も頑張ろう…。

それでは!

× 編曲の話 ○ 〆切の話

2017-01-22 00:52:07 | さら
こんばんは、さらです。

明日が録音なので、編曲担当の私は本日(21日)中の楽譜配布を努力目標としていた次第ですが、
無事間に合わせることができました。
まぁ一般的に考えると、そもそも練習の「前日」を「努力目標」に設定していることがおかしいのかもしれません。
良識的な編曲者なら、練習の一週間前には楽譜が配布されているのでしょう。

そもそも私は、シュビに数多く在籍している編曲者の中でも、比較的いつもギリギリのスケジュールで曲を完成させる傾向があります。
確か前回は、練習当日の早朝3:30くらい、
その前は、練習当日の早朝4:30くらいに楽譜を完成させた記憶があります。
(両日とも、そこから5時間ほど寝てそのまま録音へ向かいました。ちなみにシュビの録音は22時くらいまで続きます。)
そう考えると、練習前日の昼頃というのは、かなりの進歩であると感じませんか。いや感じないはずがない。
このままのペースで前へ前へと進歩していけば、きっといずれは選曲会議が始まる前に楽譜を配布することができるでしょう。

ちなみに楽譜を配布してから現時点までで、既に2箇所の誤植を発見しました。
うーん、どうしよう。
まぁ、致命的な誤植はバリトン(=私自身が歌うパート)だけなので、たぶん問題ないでしょう。


さて、曲に関するアツい話をしたいのはやまやまなのですが、
如何せん、現段階では曲目を公表することができないので、なかなか難しいですよそれは。

まぁ強いて言えば、
私が編曲を担当すると、聞き覚えのない不可解な不協和音が随所に登場して演奏者を混乱させてしまうことが多いのですが、
今回は比較的そういった要素は少なめに、スッキリした曲ができたのではないでしょうか。

頭上に疑問符を浮かべながらこちらを見ている団員の表情が思い浮かんだので、
あまり滅多なことは喋らないことにします。

ではでは。