ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

ホールを埋め尽くすウルトラオレンジ

2016-09-05 22:30:00 | かみさと
おはようございます。月曜のかみさとです。
本日はエスさんとあわせて記事二本立てでお送りしております。

先んじてエスさんが投稿した記事でも述べられているように、先週末9/3,4の2日間、神戸ワールド記念ホールにて、アイドルマスター シンデレラガールズの4thライブが開催されておりました。
自分は両日現地で参加となりました。学生の懐には重すぎる一撃でしたが、行って後悔のない素晴らしいライブだったと思います。


さて、本当のところ、

VIEWING REVOLUTIONの可能性と新曲における赤城みりあ」とか、
「アイドルの実在性-牧野由依と黒沢ともよに何を見るか-」とか、
「焦らされる総選挙CD、生まれるSSAサプライズの可能性」とか、

語りたいテーマは湯水のように湧いてくるのですが、あくまでここはシュビドゥヴァーズのブログ。
あまり熱弁してしまうとチラ裏案件ですし、二本連続で同じライブの濃密な感想記事をぶつけてもなあ……という感じなので、さわりの部分だけ紹介してあとはTwitterに垂れ流してます。



念のため、そもそも『アイドルマスター シンデレラガールズ』とは。
簡単に言えば、「スマホで200人超のアイドルが登場!好きなアイドルを選んでプロデュースしよう!」という、俗に言うソシャゲー(ソーシャルゲームの略称)です。2011年11月にサービスが開始し、現在5周年を目前に控えています。
また、2015年9月にスマートフォン用リズムゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」がリリースされ、ちょうど先日1周年を迎えました。今回の4thライブ神戸は、そのアニバーサリーライブも兼ねているわけですね。


そんな訳で、遠路はるばる夜行バスで神戸の地に降り立った私は、名所を周遊して回る金銭的余裕も体力もなかったので真っ直ぐライブ会場へ向かうことにしました。
噂によれば、我々プロデューサーたちの課金たゆまぬ支援の結晶たるフラワースタンドが堂々と鎮座しているとのことで、一体どんなものが待ち受けているのか……!とライブとは別腹で期待に胸を膨らませつつ三宮からポートライナーに乗車。

で、いざ会場最寄の市民広場駅に着いてみると。



!?

でけえ!!


フラワースタンドを見に行ったら、そこにあったのは成人男性2〜3人分くらいの高さの城でした。
フラワー……スタンド……?


正面のディスプレイでは先述の「スターライトステージ」の映像でライブの出演者を紹介するムービーがエンドレスで流れておりました。ムービーが前後半で分かれていて、前半が終わるとしたのアイドルたちのイラストに幕が下り、後半ふたたび幕が上がると彼女たちがステージ衣装に変わっているというこだわりっぷり。
また、側面部からこの城の内部に入場することができまして、その中では1周年記念のスペシャルムービーが鑑賞できます。更に、定刻になると城の上にぴにゃこら太(マスコットキャラクター)がせり上がってきます。一体おいくらかかってるんでしょうね、これ。


その後、知り合いのプロデューサーさんと合流し、会場近場のうどん屋で昼食を食べたり三宮に戻ってチャーハンを食べたりまた会場に戻ってマシュマロキャッチ大会(?)会場に行ったり課金したりガチャを回したりして、ライブまで時間を潰しておりました。
いやあ飽きないものですね。当然一大イベントですから展示も物販もたくさんあるのですが、なにせ東生まれ東育ちなので神戸の空気自体が全くのアウェーで終始そわそわしっ放しでした。


そして迎えたライブ本番ですが、実はこの日が私にとって初参戦のシンデレラガールズライブなのです。念入りに予習をして、765の方のライブはどうだったかなとか思い出しながら入場します。この日は2階のスタンド席でした。
この日のために購入した24色のペンライトの感触を確かめながら座っていると、事務員の千川ちひろによる諸注意のアナウンスが入り、会場は暗くなっていきます。

こうしてシンデレラガールズ 4thLIVE 神戸初日の幕は上がったのでした。



初日はエスさんの方でも述べられているので細かい感想は割愛しますが、いやあ素晴らしいライブだった!
どうしても挙げておきたいことといえば、安野希世乃さんのサプライズでしょうか。事前の出演者情報では、ゲーム内で「炎陣(エンジン)」と呼ばれるユニットメンバー5人中4人が出演予定だったのですが、まさかの最後の一人がサプライズ出演。パワフルなパフォーマンスをこれでもかと見せつけられて会場の興奮が一気に最高潮に達しました。

なんというか、特にアイドルマスターのライブでは、どの演者さんもゲーム内のアイドルに引けを取らない姿をステージで披露してくれて、見慣れたアイドルの姿が目の前の人物と被って見えるんですよ。なかなか他のライブ現場では味わえない感覚です。



初日終了後は知り合いプロデューサー(だいたいアイマス合唱部)で焼肉に突撃し、その後大阪在住の友人宅で一晩お世話になりました。
彼絶対この記事見てないけどありがとうございました。布団で寝る、これだいじ。






さてライブ2日目ですが、ライブ開始前までは初日と大きな違いはありませんでした。
昼頃に三宮で集合してチーズオムレツシチュー(多い)を食べ、会場に向かってフラワースタンドをまた拝み、なんやかんやで時間を潰してホールへ。


変わっていたことといえば、フラワースタンドに描かれているアイドルが2日目の出演者になっていた点。これは些細ですが大事なことです。
なぜなら、2日目に出演する黒沢ともよさんは、私の担当アイドル『赤城みりあ』の声優なのですから。これはもう事件ですよ事件。目の前で担当アイドルが歌って踊る。歴史に残る大事件です。黒沢ともよさんといえば子役として演技の世界に足を踏み入れた弱冠20歳のベテランで、ステージパフォーマンスもSound Horizonのコンサートにモーションアクターやボーカル等で出演した経験があります。世界の偉人伝的な本は今すぐ黒沢ともよさんを加えるべき。彼女は人類が生んだ至宝






取り乱しました。

気を取り直してライブ。初日の開演時刻が17:00だったのに対し2日目はまさかの15:30。スタッフ側が当日中に撤収を済ませ関東に帰る余裕を持つためのスケジュール……なのでしょうが、正直遠方組としてはとてつもなくありがたい。帰りも高速バスで、新大阪を24時前に出る便を予約していたのですが、終演時刻が後ろにもつれ込んだり会場近辺が混雑して電車が遅れたりする可能性を憂慮していたので、杞憂で住んで何よりです。



初日と同じように入場し、チケットと照らし合わせて座席を探すと、なんとセンターステージのすぐそば!
チケットを取ってくれた連番相手の方と一緒に、演者さんたちがセンターステージに来るたび大興奮。もしかしたらブルーレイとかでスッパ抜かれてるかもしれませんね。

そんなこんなで2日目もぬるっと開演しました。こっちはちょっとだけ詳しく書きますかね。


大筋のセトリは初日と同じ感じでした。届け!アイドル、ゴキゲンParty nightから始まり、ソロ曲を順番に歌っていきます。
やはりここで挙げたいのは松田颯水さん(星輝子役)の持ち歌『毒茸伝説』でしょう。アイドルマスターでも数少ないメタル風の曲です。松田颯水さんは普段おとなし目の方で、最後の挨拶で泣いてしまうほどの方なのですが、これがステージに立つと豹変ぶりに目を剥きます。引き裂くような高笑いに始まり、終始聴く者を圧倒し続ける攻撃的で迫力に満ちたボーカル。あれはもう、パフォーマンスの一つの完成系なのではないでしょうか。
ステージに立つ者として敬服するばかりです(申し訳程度の合唱要素)。


その後はソロ曲とユニット曲を交互に織り交ぜつつ進行していきます。
初日の炎陣サプライズを超えるものがあるのか……?と思っていたところに、Snow Wings大橋彩香さん(島村卯月役)ソロからの福原綾香さん(渋谷凛役)・原紗友里さん(本田未央役)がサプライズ登場。
この三人は『ニュージェネレーション(ズ)』というリリース初期からのユニットを組んでおり、シンデレラガールズの顔とも呼べる存在です。そんなメンバーが揃った瞬間の会場は、もはや熱狂の渦。かくいう私も「ああああああ!!?? ええああああ!!!! うおおおおおああああ!!!!」などと叫ぶばかりで人語を発することが困難な状態に陥ってしまいました。


先述した黒沢ともよさんの出番は、全体歌唱曲のほかにユニット曲の『生存本能ヴァルキュリア』『ハイファイ☆デイズ』『純情midnight伝説』『きみにいっぱい☆』でした。
特に純情midnight伝説で終始ぴょんぴょん跳ね続けながら平然と歌いつづけるともよさんは、いくらワンコーラスだといってもその体力はどこから来るんだ……とただただ疑問に思うほかありません。
彼女は本当に楽しそうに歌って踊るんです。彼女が声を吹き込む『赤城みりあ』もまた楽しいことが大好きなアイドルで、ああ、彼女たちはキャラクターと声優という関係よりももっと深いところでつながっているんだなあ……なんて思ったりしてしまいますね。


しかし、だからこそ心残りなのは、赤城みりあの持ち歌『Romantinc Now』が披露されなかったことです。
ライブが佳境に差し掛かってもなお来ないウルトラオレンジの出番に、『咲いてJewel』から『メッセージ』あたりまでは心ここに在らずといった心境です。あの時の私は棒立ちでペンライトを振る概念でした。
黒沢ともよさんは最近まで別の舞台公演のお仕事もこなしていたので、十分なレッスン時間が取れなかったのかもしれません。10月のさいたまスーパーアリーナで披露するために、今回は温存していたのかもしれません。しかしいずれにしても、せめて『Romantic Now』が来ないことが分かっていれば、いつ来るかわからない担当アイドルの持ち歌にやきもきすることなくもっとライブを楽しめたのかな、と思うと残念でなりません。
この後悔は絶対に埼玉で晴らしてみせます。




さて、ライブもアンコールに突入した後に、重大発表が。
VIEWING REVOLUTION』の新情報、そして新曲の披露です。
『VRアイドルライブ』と称される類を見ないゲームジャンルのこのゲームは、仮想現実を体験できるPSVRを装着することでシンデレラガールズのライブを擬似的に再現できるというスグレモノです。会場も千葉県に実在する舞浜アンフィシアターがベースになっています。
今回のライブではアニメ シンデレラガールズの主題歌である『Star!!』とVIEWING REVOLUTIONのテーマソング『Yes! Party Time!!』の収録、そして発売予定日(10/13)が発表されました。

そしてこの新曲を、まさかのライブで披露!
PVではみりあちゃんがセンターのカットもあったり(重要)ゲームのメインビジュアルにみりあちゃんが描かれていたり(とても重要)、全体的にパッションみ溢れる曲調だったりと、ソロ曲が来ずに下がり気味だった私のボルテージが一瞬で限界突破しました。ああウルトラオレンジ温存しててよかった!! もう全部許した!!!


そして最後はシンデレラガールズ全体のテーマソング「お願い!シンデレラ」で〆。
神戸2daysのラストを飾るにふさわしいパフォーマンスでした。






その後は初日と同じようなメンバーで居酒屋に入り、毒茸伝説にあやかってキノコ料理をたらふくいただき、大阪から夜行バスで関東まで戻ってくるや否や熟睡。
やっとの思いで起床し今このブログを書いています。




はい。以上で遠征レポートは終わりです。忙しない旅程と似たり寄ったりの忙しないレポになってしまいました。
どうしてもこのパッションを書き留めずにはいられなかったのでシュビのブログを借りてつらつら書かせていただきましたが、乱文極まりないですね。申し訳ありません。
繰り返しになりますが、もっと個人的な感想はTwitterに垂れ流してますので、そちらもご確認……しなくてもいいか。

来週からは普通の記事を書きます。はい。先週は動画告知だったしそろそろ普通の記事を書きたい。

そういえば埼玉公演の翌日も月曜日なので順当にいけばまた僕がブログ担当なんですが、そっちもまたこんなライブレポートでいいんでしょうか……?
この記事の反響を見て決めようと思います。




こんな長文をここまで読んでくださった物好きの皆様、ありがとうございました。
もしよろしければ私の担当アイドル、三船美優・ナターリア・赤城みりあ・中野有香をよろしくお願いします。
それでは。

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