1987年、ザ・ヘッドマスターより、日本と海外のトランスフォーマーは異なる道を辿るでござるが、商品展開上同じ物で設定、名称の異なる商品以外にも、カラーリングが異なる商品も存在するでござる。
カラーリングが異なっても名前が同じなら、同一人物でござるが、名前もカラーリングも違えば完全な別人でござる。
海外版ゴーシューターとして、販売されたサイレン(TFS、通信販売、1800円)も名前もカラーリングも異なる商品でござる。
日本販売のゴーシューター(C-301、ゴーシューター、1800円)はパトロールカーなのに対して海外版のサイレンはファイアーチーフ(消防指揮車)でござる。
商品カテゴリーも、ゴーシューターがヘッドマスターJrで、サイレンはヘッドマスターでござる。
ゴーシューターの頭部となる剛秀太はインターナショナルスクールに通う日本人の少年で秀太自身が本体でござる。
サイレンはファイアーチーフに変型するボディが本体で、頭部と成るクウィグはネビュロン人の図書館員(?)らしいでござる。 商品上の違いは無い?(剛秀太は年月の為か色が変色している気がする?)
ロボットモードも側パーツの色が異なるだけで、あまり大きな違いは見られないでござるか?
でも、やはり主人公らしいカラーリングはゴーシューターの方だと思えるでござるな! (因みにゴーシューターはシールを貼っていない)
ドチラが先に設定されたのか解らないでござるが、日本では警察官の方が人気があるのに対し米国では消防隊員の方が人気があるので消防車であるホースヘッド(日本名、キャブ)に合わせたものと推測するでござる。
この例は、アラート(05、アラート、1600円)がダイアクロン時代にパトロールカー仕様だったものが、米国に渡りファイアーチーフに仕様変更したものと同じでござる。 プロール(09、プロール、1800円)もパトロールカーの為に被らない処置という説もあり?
日米のマーケッティングの違いを表せる例でござるな。
でも、一番異なるのが箱でござる!
シリーズ価格帯に合わせたのか何なのか不明でござるが、デカイ日本版よりも、ヘッダー部分を含めれば2倍あるでござる。 これは日米の住宅事情でござるか?