テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

第11次讃岐遠征②

2010-10-11 09:27:44 | 国内旅行ー香川
 こうしてみると、3連休の中で、唯一天気の悪かった日に遠出してしまったようです。さすが、雨男のシャム社長です。その雨の中を「中西」へ。超有名店で、しかもわりと行きやすいところにあるにもかかわらず、なぜか今までいったことのなかったお店です。



 自分の必要とする玉の数によって、丼を選ぶ方式です。われわれは、1玉用の薄緑色の丼で。



 1玉は200円でした。店内には熱い出汁しかなく、とまどってウロウロしました。冷たい出汁は、お店の人にいったら出してくれる、という形式になっていました。地元の人たちは7~8割方、しっぽくうどん(1玉250円)を頼んでいました。出汁はいりこの正統的なもので、飲み干せるようなお味です。うどんを食べてみると、かなり強いコシ。これならば、温かいうどんでもだいじょうぶ。みんながしっぽくうどんを頼む理由がわかったような気がしました。次に行くときは、しっぽくうどんにしようと、シャム社長と結論が一致しました。



 さて、高松市内の東側に回りこんで「ふるかわ」へ。



 私は冷たいぶっかけ(280円)。ガイド本によると、出汁は無化調でつくっているそうです。その解説どおりのおいしさ。イリコがきいています。「ヘンな後味が残りません」(by「門田」の店主)。



 シャム社長は生じょうゆうどん(280円)。で、うどんの方なんですが、コシがありません。かといってグニュグニュとした弾力もあまり感じられません。



 このように、うどん品評会での実績もあるようなんですが。閉店1時間前、という時間帯がいけなかったのでしょうか。出汁は、非常においしかったんだけどなあ。



 「ふるかわ」のすぐそばには八坂神社がありました。松山だと祭の期間中、幟が立てられたり、名前はなんというのかわかりませんがひらひらのついた縄が町内張り巡らされたり、家々の前に提灯が飾られたり、一目でお祭の最中とわかります。高松のこの神社は、何もしてなくて、市内にもお祭の雰囲気が感じられません。同じ四国を代表する都市でも、祭に対する市民の取り組み方がずいぶんちがうものです。この八坂神社は縁結びの神様だそうです。境内にある縁結びの木に、縄が結ばれていました。



 「ふるかわ」から針路を南にとって「うどん田中」に。



 粉は「さぬきの夢2000」、水は地下207メートルから汲み上げた岩盤深層水だそうです。



 私は、人気第1位とあった肉おろしぶっかけ(580円)。「今からゆでるから15分ぐらい、だいじょうぶ」とお店の人にいわれました。つくりおきは、していないようです。そして、このお店のうどんも強烈なコシ。待ったかいがありました。出汁は甘くなく、関東人好み。お肉もたっぷりと、のっています。



 シャム社長は「うどん田中」の名物・ねぎ味噌うどん(580円)。味噌とうどんが合う、ともうしておりました。これも、次の機会に試さねば。



 「うどん田中」は量がかなり多くて、私はもうこれでギブアップ。本日好調(雨男だから、雨の日は調子がいい模様)のシャム社長は、「もう1~2軒いける」とコワいことをいっていましたが、ここで許してもらいました。ということで、7ラウンドTKO負けしてしまいました。高速料金の割引制度があるうちに、またやってきたいものです。