群馬県のラーメンどころといえば、ここ藤岡市。無人駅になる寸前といった風情の群馬藤岡駅で降ります。愛媛で瓦といえば菊間町ですが、藤岡市も瓦生産が行われているようで、駅名を示す看板が瓦で焼かれ、鬼瓦も駅正面にとりつけられています。
藤岡ラーメンの有名店である「みやご食堂」へ。外見は、まさに田舎のさびれた食堂です。
12時をちょっと回ったときにいったのですが、なんと太麺中華そばが売り切れ。私の正面でモゴモゴと食べていたおばあさんは、太麺中華そばだったから、あれが最後だったのか。わずかの差だったなあ。ちくしょう。
ということで、ふつうの中華そば(500円)を注文。具はナルトがのったりして、昔ながらの関東風ラーメンです。スープもあっさりとした醤油味で標準的なお味。
特筆すべきは、こちらの麺です。やや平べったい幅広の太い麺は、手打ちとのこと。非常に強いコシでモチモチしていて、これはおいしい。やわやわ麺がお好きな松山の人たちが、この麺を食べたら、どのように感じるのであろうか。ゴムみたいっていうのかなあ。
関東ローム層の農地が無秩序に宅地化した北関東にありがちな風景。この奥のほうに「宮口軒」はあります。無秩序開発なので、道がまっすぐではなく、入り組んでいます。この看板がでていなかったら、たどり着くのにかなり手こずったことでしょう。
住農混在の地域に、ぽつんと1軒だけあるお店。
純手打羅亜麺(500円)を注文しました。店内にはラーメン博士の佐々木准教授の色紙もかざってありました。さすが、激務の中、足をのばしておられるようです。それにしても、「みやご食堂」も「宮口軒」もラーメンの値段が安いですね。場所代が安い(償却してしまってタダ?)せいもあるのでしょうが。
こちらのスープは、ピリッとした辛味を感じる個性的なスープ。具に、ごま油で炒めた野菜がのるのもかわっています。スープの辛さを増すことも可能になっていましたので、辛いスープに合う具にしているのでしょう。
さらに個性的なのはこの麺。手打ちのため、不均一な太さの麺になっています。そして縮れというよりは、ねじれが入っています。コシがあるとともに弾力のある麺は、噛むと歯を押し返してくるような感じを受けます。これまた美味。これは、ラーメン界の「宮武」だなあ。
2軒とも、おいしゅうございました。藤岡の街を歩くと、他にも「手打ち」を掲げたラーメン店があったから、この地で麺を手打ちにするというのは、一般的なことなんでしょうか。ともかく、群馬のラーメンどころの名に恥じぬラーメンでした。
さびれきった群馬藤岡駅のショーケースに、特産品として瓦などと一緒に置かれていたおみやげ用藤岡ラーメン。でも、前橋駅や高崎駅の構内の土産物屋には置いていませんでした。どこで売っているのであろうか。でも、あの手打ち麺の味は、機械製麺のおみやげ用では出せないでしょう。味わいたかったら、現地に足を運ぶしかありません。また行ってみたいなあ。
藤岡ラーメンの有名店である「みやご食堂」へ。外見は、まさに田舎のさびれた食堂です。
12時をちょっと回ったときにいったのですが、なんと太麺中華そばが売り切れ。私の正面でモゴモゴと食べていたおばあさんは、太麺中華そばだったから、あれが最後だったのか。わずかの差だったなあ。ちくしょう。
ということで、ふつうの中華そば(500円)を注文。具はナルトがのったりして、昔ながらの関東風ラーメンです。スープもあっさりとした醤油味で標準的なお味。
特筆すべきは、こちらの麺です。やや平べったい幅広の太い麺は、手打ちとのこと。非常に強いコシでモチモチしていて、これはおいしい。やわやわ麺がお好きな松山の人たちが、この麺を食べたら、どのように感じるのであろうか。ゴムみたいっていうのかなあ。
関東ローム層の農地が無秩序に宅地化した北関東にありがちな風景。この奥のほうに「宮口軒」はあります。無秩序開発なので、道がまっすぐではなく、入り組んでいます。この看板がでていなかったら、たどり着くのにかなり手こずったことでしょう。
住農混在の地域に、ぽつんと1軒だけあるお店。
純手打羅亜麺(500円)を注文しました。店内にはラーメン博士の佐々木准教授の色紙もかざってありました。さすが、激務の中、足をのばしておられるようです。それにしても、「みやご食堂」も「宮口軒」もラーメンの値段が安いですね。場所代が安い(償却してしまってタダ?)せいもあるのでしょうが。
こちらのスープは、ピリッとした辛味を感じる個性的なスープ。具に、ごま油で炒めた野菜がのるのもかわっています。スープの辛さを増すことも可能になっていましたので、辛いスープに合う具にしているのでしょう。
さらに個性的なのはこの麺。手打ちのため、不均一な太さの麺になっています。そして縮れというよりは、ねじれが入っています。コシがあるとともに弾力のある麺は、噛むと歯を押し返してくるような感じを受けます。これまた美味。これは、ラーメン界の「宮武」だなあ。
2軒とも、おいしゅうございました。藤岡の街を歩くと、他にも「手打ち」を掲げたラーメン店があったから、この地で麺を手打ちにするというのは、一般的なことなんでしょうか。ともかく、群馬のラーメンどころの名に恥じぬラーメンでした。
さびれきった群馬藤岡駅のショーケースに、特産品として瓦などと一緒に置かれていたおみやげ用藤岡ラーメン。でも、前橋駅や高崎駅の構内の土産物屋には置いていませんでした。どこで売っているのであろうか。でも、あの手打ち麺の味は、機械製麺のおみやげ用では出せないでしょう。味わいたかったら、現地に足を運ぶしかありません。また行ってみたいなあ。