テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

第11次讃岐遠征①

2010-10-10 09:56:03 | 国内旅行ー香川
 きのうは雨だというのに、シャム社長の都合で讃岐うどんめぐりに連れ出されました。雨さえ降っていなければ、気候はだいぶうどん巡りによくなってきています。善通寺インターで降りて、最初は丸亀の「麺豪山下」へ。なぐりがきのようだった看板が、木の板で楷書にかわっていました。自称書道の達人のシャム社長は、この字にまだ納得がいっていない様子でしたが。



 かけの冷たいの小(250円)です。コシがあって、ねじれの入ったうどんは、いつものようにおいしいです。来るたびに、お店の中が少しずつ変わっていっている印象をもちます。



 おみやげ用うどんも開発されていました。店内の貼り紙には、丸亀の新名物として「骨豚」が宣伝されていました。松山の飲食店で、この骨豚とやらを導入しているところはないだろうか。



 つづいて「山越」へ。雨だから、お客さんも少ないだろうと思ったのですが、傘の行列でした。雨をものともせず、県外からヒマ人がおしよせてきています。もちろん、われわれもその一員です。



 行列ができる場所には、広告用看板が立ち並ぶようになっていました。この看板は、「うどん菓子の第一人者」の手になるうどんクッキーの広告です。「第一人者」というけれど、うどん菓子業界って、いったい何人ぐらいで構成されているのであろうか。



 いつものかまたま小(200円)、山かけ小(200円)です。シャム社長は、「きょうのかまたまは、いつにもましてよかった」と、いっぱしの口をきいていました。



 次は、山越の近くにありながら行ったことがなかった「はゆか」へ。「山越」がある一帯の地名「羽床」の読み方は、「はねどこ」か何かとだと思っていました。「はゆか」って読むんですね。



 私は肉ぶっかけ(420円)にしました。ぶっかけだしは、濃口と薄口のどちらかを選べます。関東人の私は、もちろん濃口に。肉は甘めに煮つけられています。香川では、甘く似つけるのが標準のようで、これは愛媛県人の嗜好にあうと思います。だしは、ほんとうに濃い目でした。うどんは、非常にコシのあるもので、美味。



 シャム社長はしょうゆうどん(200円)。スダチを絞ると、味が引き立つともうしておりました。



 ここから一挙に高松へとんで、「うどんの田」へ。住宅街の中の住宅のような建物です。



 ガイド本でおすすめになっていた角煮うどんは、この時間では、当然のごとく売り切れ。



 ということでシャム社長は、ぶっかけ(250円)。うどんは、「豪麺山下」や「はゆか」と比べると柔らかめで、弾力が勝るものでした。だしは、かなりの濃い口。



 私は、季節限定とあった肉豆腐ぶっかけ(450円)。お豆腐にものすごく味が染みていていました。お肉も甘く煮られていて、生卵を落としてすき焼き風にして食べたくなりました。さすがに讃岐、いろいろなうどんがあるものです。



 この日、高松市内は秋祭りだったそうですが、神輿だとか獅子舞だとかを見ることができるでしょうか。これから市内巡りに入ります。