テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

サンク・メール(東京第一ホテル)

2010-10-30 09:53:59 | 洋食
 上州名物を駆け足で食べてきました。見物するところはあまりなかったけど(まあ、遊びにいったんじゃないんだけど)、いわゆるB級グルメはけっこうあって面白かったです。松山の方はといえば、南予、東予と異なり、ご当地グルメのない土地。なんとかしようとする試みはあるようなんですが。その松山名物づくりの最新版、サンク・メールを食べに「東京第一ホテル」にいってみました。



 レジの壁には、「レストラン門田」の門田シェフ名のサンク・メール認定証がありました。サンク・メールは、報道されているように愛媛産の食材を使用したブイヤベースです。



 つけあわせのサラダ。店内を見ると、お昼のお値段ちょっと高めのお店の定番・ヒマそうなご婦人方に混じって、ジャージ姿の初老のオッサンが1人。地方色を感じる光景です。



 エビ、ヒオウギ貝、白身系の魚2種に、山のものも入れるということでじゃがいも、ブロッコリー。ヒオウギ貝がつかわれているあたりに愛媛らしさを感じるかな。市販の缶詰とかパックのブイヤベースは、かなり濃い味つけでくどい感じがします。けれども、こちらのスープは上品にしあがっています。いい出汁がでているという感じ。人によってはちょっと薄いかな、と感じるかもしれません。門田シェフ認定なので、「いやな後味」が残る化学調味料は使われていないんでしょう。



 ニンニクのきいたアイオリソース。これを加えるとコクがまして味としてはおいしくなります。しかし、このソースがかなり冷たかったので、スープに加えるとスープが冷めてしまうのが難点です。これらにパンかご飯がついて2100円でした。



 『リック』だか『リビング』だかにでていた広告をもっていったら、ついてきたパイナップルのシャーベットです。



 今まで知らなかったけど、お昼の定食もあって、けっこうおいしそうなものが並んでいます。また、そのうち試しに来てみようかな。



 さて、このサンク・メール、松山にやってきた観光客が、「松山に来たならサンク・メールを食べて帰らなきゃ」と思うところまで成長するでしょうか。「まずはお手並み拝見といきますかな」(by浜田剛史さん)。