山小屋だより

街歩きや山歩きで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、ご一緒に歩きましょう。

マナスル・カルチェからビムタン(その1)

2015-04-23 05:00:00 | 海外の山旅
第5日目(3月27日)です。


翌朝、起きてみたら雨は止んでいました。
遠くに白い山が見えます。
昨夜の雨は山では雪だったようです。




山をズーミングしてみました。
かなり雪が積もっていました。



テントが雨でびっしょりと濡れています。
このまま片づけて運ぶようです。



朝食です。
お粥に「お茶漬け海苔」を入れると美味しく食べられます。
ブラックティには蜂蜜がよく合いました。



荷物を運ぶロバさんがやってきました。
あの大雨をどこで凌いでいたのか不思議でした。



ポーターとキッチンボーイが食事の後片付けをしています。

※朝起きると先ずお茶とビスケットがテントの前に運ばれてきます。
その後、しばらくすると洗面器にお湯を注いで持ってきてくれます。
そのお湯で顔を洗ったり、体を拭いたりします。




ロバさんも食事中です。
袋の中に「トウモロコシ」が入っています。
口をモグモグしながら食べていました。



朝食後、身支度を整えて出発しました。
この日は標高3590mのビムタンまでトレッキングします。
ここカルチェが標高2700mですから、約890mの登りになります。




シャクナゲが朝の挨拶をしてくれました。
挨拶はすべて「ナマステ!」です。



朝日が差し込んできました。



マムシグサは初めての出会いです。
耳が大きく広がっているので、ミミガタテンナンショウかも知れません。



フッキソウの原種のようです。



全体ではこんな感じです。
登山道の脇にたくさん自生していました。



こんな渡渉するところもありました。
ポーターが一人ずつサポートしています。
私の番になったら、さっさと行ってしまいました。




ここはかなり足元が不安定なところです。



慎重に歩き、全員無事に通過しました。
荷物を積んだロバさんはこの下の道を歩くようです。
ここで転んだらたいへんなことになります。