今日、家に近い夏限定のプールへ行きました。
ナイター営業が今日までだったので。
行ったら、誰もいませんでした。
僕は一人、波の無いプールをゆったりと泳ぎ始めました。
その誰もいない空間。
僕はセンチメンタルになり、
泳ぎながら、昨年の今日、
ここであったことを思い出していました。
偶然が幾つも積み重なったことが、
運命だと思った瞬間。
しかし、そうではないことを知った瞬間。
偶然が積み重なったことが
運命だと思っていたけれど、
違ったこと。
人の出逢いっていうのは、
このブログを読んでいる人と僕の出逢いもそうだけど、
本当に沢山の偶然の積み重なりによるもの。
そういう意味では、
偶然が積み重なっただけでは、運命ではない。
こうやって、偶然が積み重なって人と出逢うことは、
ものすごい確率だけど、出逢うとは常にそういうこと。
つまり、出逢いというのは、
「幾つもの偶然が積み重なった必然」。
そして、別れも。
偶然が積み重なっただけでは、
運命の糸は交わらない。
運命とはもっと遠いところにあるのだろうか。
誰もいないプールを泳ぎながら、
一人、物思いにふけっていました。
今年、ここで泳いでから、
何故か、起こるはずのない偶然を辿って、
今日まで経ちました。
でも、偶然は、二度とは起こらなかった。
家に帰って、
切れた糸を繋ぐための
最後の方法を頼ってみました。
しかし、切れた糸は
二度と繋がることはありませんでした。
センチメンタルな夏の一日が過ぎてゆく。。。