佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

練習→事務→練習

2006年08月20日 23時28分09秒 | 合唱

 

 午前中はLalariの練習。

この2日間は先生がいらっしゃれなかったので、

一応練習をリードして進める。

 

 

 

 最初、当団はG2のバーバーを練習していたが、

合唱祭後、急遽G1ゲレーロに変更。

ゲレーロは、依然課題曲になった

「Alma redemptoris mater」(綴り合ってますかね?)が、

非常に好きで、たまたま東京時代に団で歌っていた。

これは本当に名曲だなと思っていたので、

今回のゲレーロの曲が最初今ひとつしっくりこなかった。

捉えどころがなかったというか。。。

 

 

 でも練習するにしたがって、なかなかの曲だなと思うように。

渋い曲ですが、テキストの内容を考えると、

やっぱり良く創られている曲だな、と。

さすが「マリアの歌い手」。

 

 

 午後いったん自宅へ戻ったのだけど、

あまりにだるくて何もする気がせず。

眠ろうにも眠れず、高校野球をつけて少しだけ事務。

高校野球、いい試合だったと思いますが、

ちょっと早打ちが多かったのは、

延長に入ってから得策だったのかな?と、個人的に。

もう少し、チームとして揺さぶったり崩したりする部分も

見たかった。

ホームランなどが増えて盛り上がっているけど、

やっぱり、タクティカル(戦術的。反町監督が良く使う言葉)な

チームの方が、見ていて面白いな、と。

 

 

 その後、クリーニング屋やプレイガイドに寄って、

夜また音文でユートライの練習。

指揮者が来れなかったので、一応前に。

指揮者の練習の真似事もしつつ、

来週に向けて練習。

うーん、勉強不足。。。

自信持って振ることが、歌い手の安心を誘うのかな、と。

 

 個人的には、声楽をかじっていて、

ベースは声楽にあるのだけど、

どちらかと言うと、曲の構成とかの方が気になることに、

最近気が付いてきた。

アナリーゼとまではいかなくても、

曲がどう構成されているかを、

「歌い手全員が」意識して分かって歌うと、

曲の出来が全く変わってくるはず、というのが僕の持論。

ピアノも好きだから、伴奏つきだとピアノもとっても気になる。

どっちつかずは良くないけど、

いろいろな引き出しを持ちたいなとは思う。

 

 

 来週はもうコンクール。

Aの部で2団体。

本番とリハーサルは時間的に両方OKだが、

当日朝の練習だけ、ちょっとどうするか考えないと。

 

 これを読んで、「練習がかぶるのに2団体ってけしからん」と

思う方もいるかもしれないが、

かぶるのは当日だけだし、

それを言ったら、諸々の事情で普段の練習を休んでいることと、

何が違うんだとも思う。

そもそも、両団体の団内指揮みたいなことをしている時点で

(ユートライでは厳密には団内指揮者ではないが)、

新潟の人材不足を感じる(苦笑)。

箕輪先生も2団体振るし。

 

 そういう意味で、

若い人を育てるのは重要。今の指導者たちはそれを放棄していないか?

この辺は、新潟ユースのことを振り返る時に書きます

(まだアジアユースと新潟ユースは

じっくり振り返っていないので。時間のあるときに)。

 


忘れてた。。。

2006年08月20日 01時35分00秒 | 合唱

 

 僕のメルマガでは、

演奏会情報を中心に御紹介しているのだが、

忘れてた。。。

明日日曜日、長岡リリックコンサートホールにて、

新潟県内の少年少女合唱団が集まって演奏会を開く。

 

 

第29回新潟県少年少女合唱団合同演奏会

13:30~16:00

出演;高田少年少女合唱団、アルカディア少年少女合唱団、

新潟市ジュニア合唱団、三条ジュニア合唱団、長岡少年少女合唱団

入場無料(ただし整理券が必要)

 

 

 実は情報収集したのがちょっと前で、

ちゃんと追加していなかった。。。

こういう情報漏れがあると、メルマガも信頼されない。

 

 ちなみに、僕のメルマガの演奏会情報は、

僕がピックアップして「好みで」情報提供しているのではなく、

可能な限り情報を収集して県内の全てを網羅する、

そういう方向性でやっているので、

こういうことはなるべくあってはいけない。

「好み」が働くのは、僕の情報収集ではなく、

それを読んだ皆さん。

皆さんが全ての情報を享受して、「好みで」選んで聴きにいく、

そこに意味がある。

 

 今回はここに紹介することで御勘弁下さい。

今後、大きなものを漏らさないよう、

情報収集に努めます。

 

 ちなみに、私、今回はコンクールと重ならないので

(いつも最終日曜で、コンクールと重なって聴きに行けない)、

行きたかったのだが、そんな時に限って長岡開催。

明日は午前と夜が練習で、午後は家で事務に充てたいので、

すみません、行けません。。。

三条ジュニアは、実はHPを通じて、

アジアユースの広報に行かせて頂いた。

演奏聴いてみたかったな。

 


声楽レッスン&合唱団練習

2006年08月20日 01時19分05秒 | クラシック

 

 久しぶり(2ヶ月ぶり)のレッスンでした。

 

 

 正直言って、このブログで書いていたとおり、

演奏会の準備に追われ、まともに練習できていませんでした。

合唱団では歌っていたのですが、

ソロで歌うのとははっきり言って別物です。

練習で声を出してみると、やっぱり使っていない筋肉が、

というか、声が出ないので、ついつい

使ってはいけない筋肉を使ってしまう。

 

 

 心配を抱えながらレッスンへ。

普段は公民館だが、今日は某施設を借りて。

冷房があまり効かず、かなりの暑さの中レッスン。

 

 最初は声が出なくてどうしようかと思ったが、

何とかだんだん出てくるように。

前回も言われたのだが、

自分が一番いいポイントで声が出ているのが、

2点D~E♭くらいらしい。

一番息が流れて自然な声が出ている。

ここから上に下に広げていくのが良いとのこと。

 

 僕がちゃんと声楽のレッスンを受ける先生は、

今の先生が4人目。

一番最初がテノール、大学へ入ってバリトン、

東京へ行ってバスバリトン、そして今テノールの先生。

 

 僕は高い声が出ないのでバリトンにいるが、

何と言うか、低い声も出ない。

だから、バリトンか、テノールか、

どちらの先生につくかは結構難しい問題。

今回は、上の声を伸ばすためにテノールの先生についた。

 

 やっぱり、先生によって、診るポイントが違うのは面白い。

今の先生は、やっぱり上の声を特に中心に診る。

だから、発声練習をしていても、

中音域から上にいったところからが始まりって感じ。

 

 僕は今まで、バリトンの先生についてから、

声をとにかく出すことに意識を注いできた。

響きを集めることや声を鳴らすことが中心。

しかし、何と言うか、今の先生からすると

(というか僕も薄々は思っていたが)、

とても窮屈に聴こえるようだ。

僕に今必要なのは、「開放された声」。

息が流れて、詰まらないで、とにかく楽に出せる声。

当てる事を意識する前に、上記のことをこなしていく必要がある。

 

 この辺は、やっぱりテノールの先生らしいと思う。

しかし、息が流れることや、楽に出せることは

(つまり喉を締めない、というか上げない)、

僕にとってはとても重要なこと。

正直レッスン代は安くないのだが、

ちゃんと録音をして、方向性を持って、

しばらく先生について練習していきたい。

 

 

 と終わったみたいだが、曲も2曲診てもらった。

「オンブラマイフ」と「アマリッリ」。

正直アマリッリは練習不足。

というか、大学1年以来(笑)。練習したけど。

イタリアもの、というか、イタリア古典歌曲は、

正直、僕は今まで良さが全く分からなかった。

ドイツリートがすっと身体に入ったのとは本当に対照的。

でも、声を中心に考えると、

イタリアものの存在感が増してくる。

声がスムーズに出てくると、イタリアものが楽しくなってくる。

これは不思議なものです。

イタリアものの引き出しも持ちたいし、

しばらく勉強していきたい。

 

 

 

 さて、終わってから移動して、

合唱団Lalariの練習へ。

なかなか人が揃わないのが悩みだが、そこは仕方ない。

とにかく歌って、身体に入れる。

今日は午後7:30過ぎまで練習。

明日は朝9:00から午前中練習。

夜はユートライの練習。

午後だけかな。。。空くのは。

 

 

 ここでお気づきの方がいると思うが、

僕はコンクール、一般Aの部で、2団体出る。

Lalariとユートライ。

同じ指揮者ならまだしも、違う指揮者。

これを許せないと言う人、いるのか分からないが、

僕にとってはそんなにおかしいことではないと思っている。

コンクールの規定には引っかからない。

引っかかったら辞めようと思っていたが。

でも、コンクールだけのために、

自分の活動が制限されるのはおかしいと思っているので、

今回のことはこれで良いと思っている。

この考え方を皆さんが支持するかは分からないけど。