佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

コンクール前日

2006年08月26日 23時48分00秒 | 合唱

 

 こういう日々の出来事を書いていくと、

書きたい記事が溜まっていくんですよね。。。

昨日の笠原さんのコンサートは明日書きます。

 

 

 今日は午後夜と合唱団の練習でしたが、

午前中、あまりに身体がだるくて、昼の12:30まで

起きられませんでした。

午前中が調子悪いのは今に始まったことではないのですが、

うーん、まだ疲れが取れていないんでしょうかね。。。

 

 

 とりあえず13:30から練習なので、

起きてシャワーを浴びて練習へ。

合唱団Lalariの練習。

 

 先生がいらっしゃるまで課題曲を中心に練習。

仕事の都合などで今日も全員は集まれない。

とりあえず返しながら練習。

自由曲の途中で先生が。

 

 休憩を挟んで先生の自由曲練習。

細かい確認をしながら進めていく。

休憩を挟み次は課題曲。

単純に全体で合わせる練習量が少ないから、

合わせれば合わせただけ良くはなっている。

 

 最後2曲通して終わり。

予定より時間が押していたので、連絡の途中で僕は抜けて

次の練習会場へ。

18:00から合唱団ユートライの練習。

 

 体操発声の後、自由曲から。

サンドヴォルドはかなり練習をしてあるので、

それほど大きな不安は無い。

その後課題曲。こちらはG3なので、

僕は課題曲を2曲暗譜しないといけない。

結構メッセージ性の強い曲を、

余すところ無く強く伝える曲作りをしている。

 

 最後に自由曲。

ニールセンは結構体力を使う曲。

最初から最後までピッチが一貫しない。

どこかが下がったり上がったりしているからなのだが。。。

 

 最後に3曲通して、

数ヶ所修正して終了。

 

 いやー、前日だけど結構歌いました。

仕方ないですね、2団体出場なので。

 

 明日は2時間づつ直前練習に参加。

いやー、体力持つかな。。。

両団体とも、最善を尽くします。

 


追記:アジアユース合唱団について

2006年08月26日 00時31分17秒 | 合唱

 

 書き忘れたことを少し。

 

 

 今回、演奏会準備に当たって仕事し、

気が付いたことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

tek310は、矢面に立つと超弱い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私のことを少しでも知っている方は分かると思いますが、

私、正直、あまり面の皮が厚くありません(笑)。

えー、そのため、精神的に非常に脆いです。

と言うかですね、人間には「タイプ」というのがあります。

 

 私は今、合唱団を立ち上げたり、

ブログやメルマガなど、結構目立つことをしていますが、

基本的に、表に出ることが苦手であり、

それでありながら、やっぱり表に出たいという矛盾を抱えています。

もう一つ言えば、人が苦手にもかかわらず、

こうして合唱を続けてきたという矛盾も。

 

 これについてはまた書きますが、

要は、打たれ弱いのです。

人の行動や言ったことをいちいち気にする。

そして一人考え悩み、心に傷が付いていく。

人が考えないようなことも勝手に考えてしまう。

 

 そう、決定的に指揮者に向いていないのに、

指揮者をしたいと思っている(笑)。

矛盾だらけの人間です。

 

 何が言いたいかというと、

 

 

 

  

 

tek310を使いたいなら、上手く使ってください。

 

 

 

 

 

ということです。

僕は今回、自分の適性と向いていないことをしていたなと思います。

皆さんの分からないところで、かなりの犠牲を払ったのも事実です。

 

 まあ、全ては自己管理なので、

それが出来ないのは自分が悪いのですが、

やっぱり、人と関わることというのは、

楽しいことであると同時に、ストレスでもあるということです。

 

 衝突や問題の矢面に立つと、

僕は、恐らく、持っている能力をあまり発揮できません。

自分のスタンスなのですが、

 

一歩引いた所から全体を見て、

客観的に状況を把握して行動&発言する。

 

 これが一番、自分に合っていると思います。

つまり、今回の様に、先頭に立って人を引っ張ることは、

僕の得意分野ではありません。

敢えてそれをしたとしても、長続きしない

(と言うかどこかに破綻をきたす)と思います。

 自分が一番生きる方法は何か、

事務的な仕事をすると、常に考えさせられます。

というか、考えている時はもう手遅れ(爆)。

進み始めてから止まる事はできないのです。

一つ終わる前に別のことが一つ始まる(笑)。

その繰り返しで演奏会を迎えました。

 

 やっぱり、自分の適性を常に考えます。

裏方タイプだな。。。と思いつつ、

でもやっぱり目立ちたいと思っている。

昔よりは正直に生きているつもりですが、どうなんでしょう。

 

 

 とにかく、これを読んでいる方に伝えたいのは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「tek310を使うときは気をつけろ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう一つ。

 

 チケットの価格です。

 これまでは県の事業で、無料(整理券必要)でした。

今回1000円になりました。

 

 これ実は、僕はもう少し上げたかったのですが、

捌けないという意見を受け、1000円に落ち着いたわけです。

 

 演奏会のチケット価格は、

その土地、会場、団体の実力、演奏対象、コスト面、などを

総合的に加味して決めることです。

 

 今回、それを考えた時、

僕は最低でも1500円にしたいと思いました。

正直、集客が不透明だったので、

単価を上げたいという思いもありました。

会場や、演奏レベルを考えても、決して不適ではないと。

何より、コストが膨大にかかっている。

もし東京だったら、この事業はおそらく最低でも

3,000円は取ると思います。

 

 結果的には、これは、

いろいろな点から拙かったと思っています。

 

 と言うのは、最後に書いておかないといけないことと絡みます。

中高生の聴衆がほとんどいなかったと言う事実です。

 

 今回、中高生は500円にしました。

しかし、価格の問題ではありませんが、

彼らに訴えるために、

 

「ポリシー」というか

 

「演奏会のメッセージ」として、

 

高校生以下無料という選択肢があった気がします。

平日開催というのは、中高生にとっては結構致命的でした。

夏休みなので、来る気さえあれば、

顧問の引率や、親の引率という方法もあったとは思います。

なので、どういう人たちに一番聴いて欲しいか、

それを、価格設定という形で、明確にメッセージとして伝えるべきだった、

そう思います。

 

 そういう意味では、

今回の集客が大学生も少なく、

結構年配の方が多かったというのが、

アンケートからの印象です。

 

 そういう意味では、

一番聴いて欲しかった若年層に対するアピールは、

価格設定も含めて、欠けていたと言えると思います。

しかし、事業の魅力を考えれば、

生徒に直接訴える前に、

先生がぜひ聴きに連れてきて欲しかった、とは思います。

小出では沢山の生徒を連れてきてくださった方もいましたが。

 

 そういう意味では、

生徒にアピールすると言うよりは、

先生にアピールした方が早い。

つまり、僕がずっと言っている、指導者の育成に繋がっていくのです。

指導者の意識を変えることが一番の課題なのです。

勿論、アジアユースに限った話ではありません。

 

 話が飛んでいますが、

年配の方が多かったと言うことは、

財政的に1000円と1500円はそう大きい差ではない。

結果を受けてみれば、

一般の価格を少し高く設定する分、

高校生以下の価格を無料にするなどの方法が

適切だったのかなと思っています。

 

 

 演奏会マネージメントと言うのは難しいですね。

県が全部やっていれば、はっきり言ってしまうと

赤字という結果は見えない。穴埋めが出来る。

しかし、今回はそうはいかない。

赤字だけは出せない。

 

 そう考えると、

演奏会の課題というのは沢山ある。

特に、若年層に訴える活動というか方法、

それも劇的な・刺激的な方法を考えたいところです。

まあ、それも、常日頃の色々な活動があってこそ、

訴えが成立することです。

そういう意味では、間接的には、

もう次回に向けて始まっている、

そういうことです。

アジアユースに関係なく、

色々な連携での継続的な取り組みが必要なのです。

勿論、団体の個性・特性は大事ですが、

つまらない枠組みとかは取り払って、

皆が新潟の合唱界を少しずつでも考える必要がある。

勿論、それぞれに出来る範囲でいいのです。

それを広めていかないといけない。

それを邪魔するもの、

個人のエゴや団体のエゴは、

無くしていかないといけません。

 

 うーん、青いですね(笑)。

本当は、無くすというよりは、

うまいこと調整していくべきなんでしょうが、

僕は調整役が苦手なので(笑)。

だから、同志(協力者)を増やしていきたいと思います。