１６日、合唱団ユートライ第３０回記念定期演奏会
終了しました。
ご来場くださった皆様ありがとうございました。
昨年、会場決めや選曲をしていたのが
ついこの間のようですが、
無事終わってホッとしております。
私は昨年4月からトレーナーとなり、
これまで以上に名島先生不在時の練習担当という部分での
責任を感じつつやってきました。
団の運営にタッチしていない分、
これまで通りプログラムノートなどは書きましたが、
今回は諸々準備という準備にそれほど関わっていなかったので、
成功に関しては、団員の皆さんにも深く感謝したいです。
１ステは千原英喜「十字架上のキリストの最後の言葉」全曲。
書法は分かり易いものですが、divも多く題材が題材なので、
なかなかタフな作品でした。
４曲目では非常に難しいソロを担当しましたが、
何でしょうね、担当外の音域もあったので（笑）
色々な意味で難しい曲でした。
ただ、ソロを歌い終わった後の合唱のところでは
その響きの美しさにちょっと感動して歌っておりました。
２ステは３０年を振り返るステージでした。
パレストリーナはバスの入りは響く空間に行って多少改善されました。
４声揃うまでなかなかテンポが安定しなかったのは課題ですが、
ルネサンスの作品はユートライは上達したと思います。
ビクトリアもまずまずでした。
ヴィラロボスは、団員がなかなか響きに慣れず
練習段階でどうなるかと思っていましたが、どうにかこうにか形にしました。
クーラはもっと他の曲もやってみたいですね。
武満はどうだったですかね。正直このステージの記憶薄いんですよね（笑）
楽しく必死に歌っていたので。
鈴木真理子先生入られての尾形作品、
聴いたこと無い人ばかりだったと思いますが、
このステージで一番上手くいった演奏だったんじゃないかと
個人的には思っています。
ジャズの２曲はなんというか難しいですね。
もうちょっと歌いこめれば良かったですが、
楽しさは伝わったでしょうかね。
３ステは公募合唱団との「カルミナ・ブラーナ」抜粋。
２台ピアノとパーカッション版でした。
珍しい編成だったと思います。
公募合唱団とは５月から１０回、私も１回練習を担当し
ちらっと発声をしたりもしました。
とびとびの練習で言葉を入れるのは難しかったですが、
傷もありつつ、本番は良い演奏になったと思っています。
ここの４曲目でソロがあって、そのため
本番までのここまでの調整がしんどかったですが、
ソロは何とか無事に終えました。
本番のテンション（ちょっと引っ張る感じ）も加わりつつ。。。
思ったより歌い易い会場でしたね。音文より良いかも。
このステージではピアノの澤村先生、
パーカッションの山田先生、斎藤先生にお世話になりました。
アンコールや三善の夕焼小焼。
いつもより引っぱり気味で、途中気持ちが昂りました。
名曲ですね。
ユートライは私が大学生の時にお世話になり、
その後上京で退団、復帰して８年くらいでしょうか。
学指揮として指揮の真似事をしていた頃から、
私の合唱を形成してくれた団体でした。
打ち上げでは昔話もしましたが、
新潟ではその方向性としては貴重な団体だと思います。
もっと知って頂く努力をしつつ、
この先に向けて、と思います。
お世話になった皆様ありがとうございました。
今後とも合唱団ユートライをよろしくお願いいたします。
