佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

ビッグプロジェクト始動~求ム団員!「新潟ユース合唱団2006」~

2006年02月28日 21時49分24秒 | 合唱

 

 ビッグプロジェクトが始動します。

名前は

 

 

 

新潟ユース合唱団2006

 

 

 いきさつを説明します。

 

 

 これまで、新潟県が主催して、1998年を皮切りに

2年に1度、アジアの若者(日本含む)たちが集まり、

リハーサルキャンプを行い演奏会を開く催し、

「アジアユース合唱団(以下AYC)」が開催されてきた。

ワールドユースクワイア(以下WYC)のアジア版です

(ただこの合唱団の存在自体、

正直あまり知られていないかもしれないが。。。)。

 

 今年、第5回AYCが8月に開催される予定だ。

 その際、これまで、AYCの演奏会には賛助出演する団体があり、

主に地元の合唱団が担っていた。

今回どうするかという話になり、

昨年の11月の全国大会 in 新潟のときに、

今回のAYC開催実行委員長でもある私の師匠から、話があった。

その時、次のAYCの開催方法の話とともに、

賛助出演する団体を、既存の合唱団ではなく、

新しい合唱団を創りたいという話があった。

その名称が「新潟ユース合唱団(以下NYC)」である。

 

 

 ここで整理するが、

 

WYC・・・・・・World Youth Choir(世界青少年合唱団)

AYC・・・・・・Asian Youth Choir(アジアユース合唱団)

JYC・・・・・・Japan Youth Choir(ジャパンユース合唱団)

NYC・・・・・・Niigata Youth Choir(新潟ユース合唱団)

 

 因みにJYCは、WYCとAYCの経験者で構成され、

毎年3月末~4月頭に演奏会を開催している。

沢山あって紛らわしいが、この機会に覚えて欲しい。

 

 勘の良い方は名称で分かると思うが、NYCはAYCの新潟版である

(そもそもAYCはWYCのアジア版だが)。

新潟の若者を集めて合唱団を創り賛助出演するということだ。

 

 

 私はこれを聞いたとき、チャンスだと思った。

 

 

 ごくごく近い人はご存知かと思うが、私は昨年の9月に、

新潟の合唱界の未来図、こうなったらいいな、

こういうことをしたい、というものを思いつくまままとめて

一部の人に配った。

その中の一部に、まさに今回の打診とほぼ同じことを書いていたのだ。

 

 私は、大げさではなく、これを「天命」だと思った。

このプロジェクトに取り掛かるべきだと。

今やらなければ10年先になると。

僕のような若造がやっても重みがないが、

県のトップがやるということに、本当の意味がある。

 

 実現すれば全国的に見ても画期的な出来事。

指揮者門下のユースクワイアは聞いたことがあるが

(栗友会ユースクワイア、カシオペアユースクワイアなど)、

自治体の冠のついたユース合唱団はあまり例がない。

 

 話を了承し、色々な人の協力を仰ぎながら

昨年から準備を重ね、今年2月頭に要項が完成。

既に県下あらゆる場所に配布した。

まだ郵送するところは残っているが、

一段落したので、ここで公開して広報することに踏み切った。

 

 ただ、このような催しは初。

何人集まるか分からない。

だから、要項を撒きっぱなしにはせず、

つてを辿って直接宣伝に行っている。

具体的には、中心になって欲しい県内大学の主要合唱団4つ。

あとは一般合唱団など。

失礼を承知で、昔お世話になっていた合唱団などにも行った。

 

 楽しようとすると、それが相手に伝わる。

だから、汗をかくことに徹している。

新潟と名づける以上は、それに見合う合唱団にしないといけない。

可能な限り県下に広報する。

 

 これは行った先々で言われるのだが、

「私、ユースじゃない。。。」と。

今回は18~35歳。申し訳ないとは思う。

 

 ただ、とにかくオープンにしたいと思っている。

私も副指揮で参加するので、

例えば私の練習時など、ふらっと練習に来て

何か言ってもらったりしたいし、

何より演奏会に聴きに来て欲しい。

AYCはレベルが高いし、

WYCとはまた違う音が鳴るので面白いと思う。

NYCも、いい演奏をしたい。

そのために、何らかの形で皆さんに協力を仰ぎたいのだ。

 

 要項が欲しい人はこのページよりメールいただければ送ります。

一部情報のみ下記に記載します。

 

<新潟ユース合唱団2006>

 

○参加演奏会

第5回アジアユース合唱団演奏会

8月10日(木)夜 小出郷文化会館(現地の合唱団が賛助出演予定)

8月11日(金)夜 新潟市芸術文化会館コンサートホール

うち、11日の演奏会にのみ賛助出演(1ステージ、約20分)。

 

○練習

5月21日(日)午後

6月25日(日)午後

7月23日(日)午後

8月6日(日)午後 全4回(新潟市内)

 

○曲目

信長貴富作曲 混声合唱とピアノのための「新しい歌」全曲

 

○参加条件

新潟県に現在、または過去に在住経験のある

18歳~35歳の男女(高校生不可)。

 

○締め切り

3月31日(金)

 

○連絡先

tek310@oak.ocn.ne.jp

 

 

 最低50人は集めたいと思っています。

もう後には引けません(笑)。

是非一緒に歌いましょう!

 


車考~都会と地方の違いを中心に~

2006年02月27日 21時14分26秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 皆さんの主要交通手段は何ですか?

 

 

 地方と都会で最も違うこと、それは交通事情だろう。

地方に住んでいて避けられないのが車の使用。

これが非常にお金がかかる。金食い虫。

昨日も、ガソリンを補給し、切れたブレーキランプの電球、

ワイパーのゴムを交換した。

来月は車検。この車検と任意保険にやたらお金がかかる。

あとは高騰しているガソリン代。

とにかく維持費がかさむのだ。

 

 だから、地方でも車を使用しない人もいる。

ただ、そうすると間違いなく行動範囲は限定されるが。

私は車を廃車にしたとき、6ヶ月間車なしの生活をした。

職場には歩いて通い、新潟市内に出るときは最寄り駅まで20分ちょっと徒歩。

何が一番大変だったかと言えば、日々の食料等の買い物。

雪が積もると自転車が使えないうえ、スーパーが離れた場所にあって、

重い荷物を持ち帰る。とにかくビニールが指に食い込む(笑)。

とにかく維持費がかかろうが、車に乗らないとやっていけないのは事実だ。

 

 そんなわけなので、地方だと車一人一台感覚があり、

結婚していれば2台は普通。3台在る家も珍しくはないだろう。

 しかし、やはりコスト面が気になる。

そうすると登場するのが軽自動車。

2台目、3台目が軽自動車になったりするわけだ。

燃費の面でも違うし、税金他すべて安い。

遠出したり山道、荒れた道さえ走らなければ問題ない。

 

 ちなみに新潟は、車の登録台数における軽自動車の割合が非常に高い。

確か3~4割が軽のはず。

これを聞くと都会の人は多分驚くだろうが、

地方出身者からすると、都会の車事情のほうが驚きが多い。

 

 東京に3年間住んで思ったが、東京の車事情は非常に悪い。

道がやたら狭く、あれだけ公共交通機関が発達していながら

車の量も非常に多い。そしてマナーも悪い。

パーキングの金額も高く(高いところは10分100円)、

普段停めておく月極駐車場代も非常に高い。

渋滞するから、ガソリン代も食う。

 

 そう考えると、燃費もよく、小回りも利いて、

維持費も安い軽自動車は、

地方ではなくむしろ都会のための車だと言えるはずなのだが、

僕の印象では、東京の人は、驚くほど軽自動車に乗らない。

おそらくだが、見栄の心理が働いているためだと思われるが、違うだろうか。

 

 確かに、地方でも、軽を利用する人は女性が圧倒的に多いので、

一概には言えないけれど。

都会で乗るとオシャレな軽自動車を開発したら画期的だと思うが。

実際今の軽は、昔のようなセカンドカーのイメージからは脱却し、

とてもスタイリッシュな車が多い。

スバルのR2やダイハツのコペンなんかは、

東京で乗ってたらかっこいいと思うのだが。

 

 余談だが、インテリアに凝っていた時期に、

東京の目黒通りを歩いたのだが(インテリアの店が多いので有名)、

まあ、今まで見たことのない高級外車が通る通る。

驚いた。これぞザ・東京だと思った。

たしかに、こういう大通りで軽自動車だと、

間違いなくなめられるとは思うが。

 

 今はコンパクトカー隆盛でいい傾向だと思うが、

これまで以上に都会の人が乗りたがるような

スタイリッシュな小型車を開発してほしいものだ。

僕も昔はパジェロとか大きい車に憧れたが、

今はとにかく小さい車に乗りたい。

さっきも書いたが、ダイハツのコペンが僕の中の1番人気。

 

 皆さんの乗りたい車は?

 


新・長岡市歌「笑顔いきいき」レコーディング

2006年02月26日 22時45分36秒 | 合唱

 

 26日、新長岡市歌のレコーディングが行われた。

 

 これは、今僕が行っている「長岡フェニックス合唱団」に

レコーディングの依頼があって、

これまで練習を重ねてきた。

長岡市制100周年、合併、震災からの復興、

さまざまなキーワードのなか作られた作品。

作曲は三枝成彰氏。

 

 市民じゃないので、参加をどうしようか迷ったのだが、

レコーディングは貴重な経験なので、参加を決意。

 

 13:00から。

会場は見附市文化ホールアルカディア。

三枝氏も来県。

 

 練習から取材がよく入っていたが、

今日も取材陣が。

座席に座って待っていると、

新聞社の人からコメントを求められる。

 

「いやー、私、長岡市民じゃないんで。。。」

 

 構いませんよと言われ、質問に答える。

後々考えると、そういえば名前も聞かれてない。

誰でも良かったんだなと思う。

 

 録音には雑音が厳禁。

今日用の楽譜、歌詞カードが配られる。

団員がステージ上へ。

三枝氏が入ってくると、一斉に取材陣が。

取材の間、山本先生からの注意を聞く。

 

 簡単な挨拶。

 そして発声の後、録音レベル等の調整のため

2度くらい通す。

結構皆、録音を意識してか、落ち着いた歌いぶり。

ホールも相まって、まろやかな演奏になる。

 

 その後は、録音を聴いて修正を続ける。

録音ということで、安全運転をしたところ、

逆に子音が聞こえないことに。

輪郭をはっきり出すように修正。

 

 レコーディングということで、

20回くらい歌う準備をしていたが、

11テイクくらいで終了。

予定よりかなり早く終了した。

 

 しかし、、、

 実は風邪を引いて、喉が最悪な状態でした。

普段の音域より6度くらい下がっていて、

簡単に裏返る状況。

かなり抑えて、あと咳が出ないように気をつける。

音域の低い曲だったのが幸い。

しかし、明日の練習参加は難しいかも。

 

 今日の様子は、県内のニュースや新聞で

報道されると思われる。

宜しければ注目してみてください。

 

 


「讃歌」2月20日練習

2006年02月26日 19時42分52秒 | 合唱

 

 「讃歌」2月20日練習。

船橋先生の練習。

 

 頭(2番)から練習。

 50小節以降のテンポに苦しむ。

先生から、どの歌詞が重要なのか、

どれをちゃんと歌うかを考えるようにと指示。

Herrnとか。

全部歌いすぎていて、テンポについていけてない。

他パートとの関係にも注意を払うよう指示。

 

 全部通す。

速いテンポに慣れる。

 7番の後半を復習。

6のリズムの中に言葉を入れる練習を。

 

 休憩後、4番、5番を。

やはり、伴奏が入って、インテンポで歌うと、

ボロが出る。

リズムを取りながら歌うのではなく、

リズムを身体に入れて歌う必要がある。

最近復習が多いので、

数回前よりは皆慣れてきている。

 

 今やっていることを、

確実に出来るようにするように、との指示。

テンポに関しては、

自分のメトロノームを持つように、と。

 

 楽譜にかじりつきの状態から脱すると、

指揮者の要求にも目がいくし、

自分の楽器をより良い状態にして歌える。

慣れてきたのは良いことだと思う。

 

 ただ、まだ先がある(笑)。

新しいところを入れただけ古いところを忘れるのではなく、

やってきたことを常に出来るようにしないといけない。

 

 最後は市歌の練習。

船橋先生にチェックしていただく。

次回は録音。

後世にまで残るもの。

良い演奏をしたい。