佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

フィンレイソン展とるろうに剣心展

2021年08月31日 00時33分01秒 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日の続き(以下どちらも撮影可)
 
 
 
 新津美術館にて。
 
 フィンレイソンとは
フィンランドで200年を超える歴史のある
テキスタイル(織物などの総称)ブランドで
200周年を記念した展示を見てきました。
 
 あんまり写真撮ってないので
感想のみ。
やっぱり北欧のデザインは良いなと思いました。
デザイナーさんは何人もいるので
いろいろなデザインはあるのですけど
土地柄というのが表れているのかなと感じました。
明るさへの希求の色であったり、
森とか日が短い故の暗闇を感じさせる色があったり、
いろいろと興味深く見てました。
 
 そしてこちら。 

 
 
 るろうに剣心ですね。
 
 週刊少年ジャンプ世代の私、
ジャンプ読んでたんですけど
るろうに剣心はとても好きだったのです。
一時期は単行本を全部持っておりました。
 
 
 
 新潟に寄せた作者(和月先生)の書き下ろし
 
 知ってはいたのですが
和月先生は新潟のご出身です。
でも、長岡高校のご出身とはこの日まで知りませんでした
(展覧の中に、同窓会だか高校のために書き下ろしたものが
展示されていました)。
 
 当時読んでいた時はそんなに意識してなかったのですが
 

 
 登場人物には
新潟の地名がたくさん使われていますね。
ちなみにこれはJRのスタンプラリー的なので
各駅に展示されていたっぽいものです(↓説明)。 
 
 
 
 そして逆刃刀。
 
 
 
 昔は今のようなデジタル作画ではなかったので
そういう貴重な品物の展示を
懐かしみながら見ておりました。
 
 非常に思い出深い話なのですが
大学生の時にアニメーションも放送されていまして
好きで録画して見ていたんですね。
当時はビデオテープなので
上書き上書きするわけなんですけども、
 
 とある時に
お世話になっていた女性の先輩に
多分音楽関係の番組を録画したものを
お貸ししたんです。
で、返していただく時に言われたのです。
 
「匠君って、ああいうの見るの?」
 
 上書きして使っていたテープなので
音楽関係の番組の後に、
テープの終わり際で上書きされなかった
るろうに剣心が残っていたのですね。
 
 今考えれば、
「はい、好きなんです」
で良いんですけど
学生時代はまあまあ堅い人間で通っていて
趣味の話とかを一切共有せず生きていたので
当時の私としては
 
『見られてはいけないものを見られた。。。』(心の声)
 
 と思って
めっちゃ恥ずかしくてなんかごまかした記憶があります😅
これは和月先生ごめんなさいですね(苦笑)
 
 展示を見ながら改めて感じたのですが
私正直、幕末にはあんまり興味が無くて疎い方なんですけど
それでも面白く読んでいたのは
それぞれの人物の正義とか生き様が丹念に描かれていて
それぞれの人生の筋が太いものだったので
少年漫画にありがちな勧善懲悪では無く
明治という時代を作るためのそれぞれの正義があり
それ故の交錯や衝突が、痺れる展開を生んで
作品の魅力に繋がっていたんだなと思いました。
 
 そして、一つの言葉とか絵の描き方とかへの
物凄いこだわりを感じて
作品を生み出すことへの尊敬の念を強くした次第です。
 
 いろいろと懐かしく
また読みたくなりましたね。
ちなみに、普段映画を見ないので
映画版は見てなくて
あと数年前からの北海道編も読んでいないので
その辺も今度見たいなと思いました。
 
 男社会で生きてこなかったので
あんまり話すこともないんですが
普通にジャンプとか読んでいたんで
当時の漫画の話題ならついていけるのかな
(ただ、2000年代に入るとほとんどジャンプは読んでないので
ワンピースとかハンターハンターとかその辺からもう分かりません)。
 
 ちょっと話が長くなってしまいました😅