佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

実家より

2010年12月31日 22時28分08秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 更新です。

 

 慌ただしい1年が終わろうとしています。

皆様お世話になりました。ありがとうございました。

 

 今年は音楽で言うと転機の一年になったと思っています。

課題を克服できるよう、野心を持って進みたいと思います。

 

 生活の立て直しも。

部屋をキレイにしきれなかったので、

年明けはまずそれから。

 

 皆様、よいお年を!

 


第2回若い指揮者のための合唱指揮コンクール(その4)

2010年12月31日 01時19分23秒 | 合唱
 
 掃除の合間に今年のブログをざっと見返していたのですが、
軽井沢合唱フェスティバルの時にお会いした
タイトルの指揮コンで一緒だった方から、
 
 
「指揮コンのブログの続きいつ書いてくれるの?」
 
 
 と言われ、
「えーっ、ブログ読んでくれてるの?」とビックリ。
「書きます書きます」とその場で約束しつつ、
またそのままにしてしまい。。。(苦笑) 
今年中に書いておかないといけないと個人的にも思い、
締めくくりとして。
 
 
 4月29日のトウキョウカンタート主催の
「第2回若い指揮者のための合唱指揮コンクール」、
事前審査を通過して参加し、12名中6名に残れず、
それについての以前の記事は下記から読めます。
 
 
http://tek310.blogzine.jp/music/2010/05/post_6755.html 
   
http://tek310.blogzine.jp/music/2010/05/post_af44.html
 
http://tek310.blogzine.jp/music/2010/05/post_b0a3.html
 
 
 で、決勝に残った6人の様子を客席から見ていました。
ロマン派の曲、20分のリハーサル×6人で、
最後に通して演奏、という流れ。
 
 
 でも、正直、腑に落ちないな~と思いながら見ていました。
 
 
 当然、自分は何故落ちたのかということ、
そして彼らは何故残ったのかということ、
それを考えながら見ていた訳ですが、
その時点で、その理由が見出せなかったんです。
別に、自分が一番だとかそういうことじゃなく、
僕が見ていて単純に感じたのは、
 
「色々なことを置いたまま、音楽をイメージで作っている」
 
 ように見えたんですね。
合唱だから詩があるのは当たり前なんですけど、
詩から得られるイメージでアプローチする人が多く、
楽曲の構成とか、どういう風に全体を形作るかとか、
理論的なアプローチをする人が少なかったり、
単純に、ロマン派の楽曲としてどうなんだという疑問
(裏拍を全然歌わないでルネサンスの曲のように
大きな2拍子で振っていたり、とか)などが気になって、
自分も裏付けが足りないとは思いつつも、
そういう点で物足りなさを感じた、という印象でした。
 
 
 結果発表があって、
ロビーでカンタート自体のスタートのレセプションがあり、
審査員3名と、音楽樹の方々も出席されていて、
ご挨拶がてら、いろいろお話しを聞き回っていました。
 
 
 それで、納得しました。
 
 
 オルトナーさんは振り方の事とか、
ホグセットさんには何を言われただろう、、、
暗いとか言われた気が(笑)。
暗いというかシリアス。。。とか。
一番印象に残ったのはキャリントンさんが仰ったことで、
 
「合唱団が既にそのように歌えていたのに、
君は演奏を止めてそのことを指示していた」
 
ということ。
 
 初見演奏の曲を作曲された寺嶋先生からは、
 
「大人しく真面目に振る曲じゃないのに、
生き生きとした感じが出てなかった」
 
 
 藤井先生からは、
「僕は評価しています」というお言葉を頂きました。
これは本当に嬉しかったのですが、
分析がそのものズバリでした。
 
「貴方はきっといろいろな合唱団で
下振りなどされている経験がお有りだと、
指導を見ていて思いました。
でも今回の審査員が見たところはそこじゃなかった、
ということだったと。
理論や技術が多少どうでも、
その人がどういう音楽を創りたいのか、
どういう事をしたいのか、その場のやりとりを楽しんでいるか、
ということが評価されたのだと。
だから気を落とさずこれからも頑張ってください」
 
 というような内容のことを言われました。
 
 
 いろいろな先生方の話を聞いて、
腑に落ちたというか、納得出来ました。
 
 普段、下振りをすることが多く、
自分自身で音楽をどうしたいのかという点を
これまで問われてこなかったということです。
形を整えて指揮者に渡す作業に慣れ過ぎて、
自分自身で最後まで責任を持って音楽を創る、
ということが足りなかった、ということが一つ。
 
 それに関連して、
自分自身の余裕の無さから、
実際のリハーサル自体、その場でのやりとりが
出来ていなかった、ということです。
自分の方向性、指示を伝えることで手一杯で、
実際にその場で鳴っているサウンドに耳がいってなかった、
そのため、そこから生き生きとしたやりとりや
音楽が生まれなかった、ということがもう一つです。
 
 
 不足していたことが認識出来て、
またこれをきっかけとした今年のその後の出来事でも、
似たようなことを問われた1年でした。
もう年齢制限で出られないので残念ですが、
興味のある方はぜひ出てみては、と思います。
 


寒かった話。

2010年12月28日 00時56分53秒 | 日記・エッセイ・コラム
 
 月曜日、
寒いな~と思って、
ほど近い、秋葉温泉「花水」へ行ったんですね。
 
 
 早く帰る予定だったので、
行くのを迷ったんですが、
行ったら行ったでやはり長風呂に。
しっかり温まって1年間たまった汚れを落とし、
さて帰ろうと、車に乗ってキーを差し込み
回そうとしたんですね。
 
 
 回らない。。。
 
 
 何回やっても回らないんですね。
その時点で、「やばい」と思ったんです。
実はちょっと前から、
キーを留めているネジがゆるくなっていて、
いくら締めてもダメで、
キーとプラスチックのところがグラグラして、
すき間が空いてきていたんですね。
 
 
 その時点で僕は、
エンジンがかけられない(キーが回らない)のが、
そのせいだと思い込んでいました。
プラスチックのところをしっかり押さえて回しても回らない、
どうやって回しても回らないんですね。
キーは刺さる、差したままドアを開ければピーピー音が鳴るので、
認識はしている。でも回らない。
 
 
 外は冷たいみぞれが降り、
身体がどんどん冷えてきました。
30分以上経っても回せず、
ワラにもすがる思いで車の説明書を開いてみました。
すると、、、
 
 
「あっ。。。もしや。。。」
 
 
 『かかりにくい時は少しハンドルを回して』と
書いてありました。
ハンドルを動かしながらキーを回したら、
簡単にエンジンがかかりました。。。
 
 
 そうなんです、
知っています。以前もそうやってかけたんです。
ただ、キーがゆるゆるしていたことに気を取られ、
いっぱいいっぱいになっていたんですね。
「ここからどうやって家へ帰ろう」
「どうやってスペアキーを取りに行こう」
そんなことばかりが頭を巡り、
気づいてみれば40分が。。。
↓な風に分解までしたのに。。。
 
 
101228004830 
 
 
 分解しても回らなくて(苦笑)。
まったく恥ずかしい。。。基本ですよね。
おかげで完全に湯冷めしてしまいました。。。
 


締めの

2010年12月27日 01時04分52秒 | 合唱
 
 第九終了。
大入り満員でした。
ご来場頂いた皆様ありがとうございました。
 
 
 当日は裏方専任。
急遽モギリをやったり(苦笑)、
でも裏方も板についてきました。
ついちゃいけないのだけど(爆)。
 
 
 今回は自分の出番は初心者コースがほとんどでしたが、
やっぱり、音楽面で貢献出来るようになりたいですね。
音楽面、運営面のいろいろな反省点は
実行委員として来年に反映させたいところです。