佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

CDショップコンチェルトへお邪魔してみた

2006年09月30日 22時36分52秒 | クラシック

 

 午後から合唱団Lalariの練習。

実は明日ちょっとしたコンサートがある。

 

 

 それが終わってから、コンチェルトへ向かいました。

このCDショップ、その道ではかなり有名なお店です。

しかし、僕は新潟でしばらくクラシックのCDを買わなかったので、

実は最近まで足を運んだことがありませんでした。

 

 

 

 最近はそうでもないですが、

僕は自分では、新潟の演奏会に行っている数は県内で5本の指に入ると

豪語していました。

しかし、このコンチェルトの御主人(2号さん)のブログを発見して、

「上には上がいる。。。」と思いました。

この方は色々な催し物へ行かれています。

僕は地方の催しには強いですが、

この方は音楽に限らず、新潟市内の音楽・美術・演劇関係等、

あらゆるものに足を運ばれています。

 

 

 そんなことで恐る恐るコメントを書いてみると、

何とあちらも当ブログを見ていてくださったとのこと。

私もちょっと前に演奏会の宣伝がてら、

コンチェルトの方にお邪魔し、ごあいさつ。

その後はお店よりも演奏会の会場でお見かけすることが

多いでしょうか(笑)。

  

 

 今日は、お願いしてあったCDを取りに行きました。

それは今長岡で練習している

メンデルスゾーン作曲「交響曲第2番『讃歌』」。

改めてまた書きますが、

僕は今回、敢えて音源を入手せず、

1年間かけてこの作品にゆっくり近づこうと、練習してきました。

11月に本番も控え、

そろそろ本番のシュミレーションをした方がと思い、

ようやく音源を購入するに至りました。

 

 

 コンチェルト2号さんは非常に音楽にお詳しく、

今日は購入後もあれこれとお話させていただきました。

 

 

「ブラームスの歌曲集の男声版はありますか?」

 

「これ、良いでしょう。ヴィラロボスの作品なんです」

 

「面白いノートルダムミサ曲のCDありますよ」

 

「バロック作品の男声のCDは?」

 

「ビクトリアの4声のレクイエムがあるんですよ」

 

 

 こんな話題でした(笑)。

いやー、僕も勉強不足です。要勉強です。

 

 

 それにしても、お金の無い時に

CDショップに行っちゃいけませんね。欲しくなる(笑)。

今日はナクソスのバルトーク「ミクロコスモス全集」、

スクリャービン「交響曲全集+ピアノ協奏曲」を諦め、

「讃歌」のCDをもう1枚買いました。安かったので。

これから聴き比べです。楽しみです。

 

 

 繰り返しますが、このメンデルスゾーンの交響曲第2番「讃歌」は

とても素晴らしい作品です。

分厚いドイツのハーモニーが特徴の作品。

メンデルスゾーンの非凡さが随所に現れています。

ぜひお聴きください、というか、演奏会へどうぞ。

 

 

 コンチェルト2号さん、ありがとうございました。

またよろしくお願いします。

 


地理考~tek310の地図の読み方~

2006年09月30日 00時51分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 「地図を読めない女」とは良く言ったもので、

確かに女性の方が方向音痴が多い気がします。

 

 

 私はそんなに地理に詳しいわけではないのですが、

私なりの地図の読み方があります。

それは、東京に居た時と今では違います。

 

 

 東京に居た時、

僕は、ひたすら「コンサート」へ行っていました。

それはもう尋常じゃない数だったと思います。

それ目的で東京へ行ったという説も(爆)。

 

 

 御存知のとおり、東京という街は、

たまに行くと、非常に猥雑で迷いやすい街です。

斯く言う私が、どうやって地図を覚えたかというと、

 

 

 

ホールの場所

 

 

 

によってです。

 

 東京には、数え切れないほどのホールがあります。

東京に居た時聴きに行ったのは、合唱や声楽・オペラが中心でしたが、

それでも結構な種類のホールへ行きました。

そうすると、どうするかと言うと、

まずチラシやホームページの地図でホールの位置を確認します。

そして当日、それを持って行きます。

そうすると、もう駅からそこのホールまでの行き方は

マスターします。

後は、その近くに行く時は、

そのホールへの道を基準に枝分れしていく感じです。

 

 

 とは言っても、東京に居た時は、

ほとんどコンサートと練習でしか動かなかったので、

その道しか覚えないのですが(笑)。

でも、行ったことのある駅というのは、

ほとんどホール絡みの駅でしたね。

 

 

 

 新潟へ戻ってからはどうか。

勿論、車で移動することが多いので、

ほとんど覚えられるのですが、

何をきっかけに覚えるかというと、

 

 

 

ケーキ屋

   

 

 

です(笑)。

 

 今や車という便利なものがあるおかげで、

あらゆる街のケーキ屋へ行くことが出来ます。

なんと言うか、鼻が利くというか、

初めて通る道でも、やたらケーキ屋らしきものを発見する(笑)。

そうすると、僕の頭の地図にすかさずインプットされます。

 

 

「○○行ったことある?」

「ああ、あのケーキ屋の近くね」

 

 

 僕にとっての日常会話です(本当か?)。

でも、願えば届くというか、

ケーキ屋は本当によく発見します。

ケーキ屋だと思ったら美容室だったりも(笑。よくあります)。

 

 

 そうやって、ケーキ屋を基準にして、

僕の頭の中の地図は完成します。

頭の中の検索にかけるキーワードが「ケーキ屋」なんですね。

今自分で書きながら、それって笑えるなと(爆)。

 

 

 地理が苦手な女性の皆さん、

ホールとケーキ屋で覚えるのはいかが?(笑)

 


飲酒運転考~ほう助の範囲とは~

2006年09月28日 23時48分29秒 | 社会・経済

 

 ちょっとお堅い話題を。

 

 

 最近報道の多い飲酒運転。

私は飲めないので、あまり関係ないのですが、

「ほう助」という点では、飲める飲めないに関わらず、

関係してきます。

 

 

 「車で帰ることを知っていて」、と

ほう助の罪で捕まる人が増えています。

このほう助というのは、どこまで適応されるものなのでしょうか?

 

 

 都会の方では分かりませんが、

こちらの方には、「運転代行」という仕組みがあり、

タクシーと同じくらいの値段で、

自分と車を運んでくれるシステムがあります

(すみません、使ったことがないので正確には分かりません)。

 

 

 この仕組み、こちらの田舎では、結構ポピュラーです。

だから、うちの職場でも、

タクシーで帰る人や迎えに来てもらう人のほか、

代行を頼む人もいます。

田舎の車社会ならではだと思います。

 

 

 つまりですね、車で来ていても、

代行で帰ったりするわけです。

おまけに、田舎だとよくあるのですが、

家族もターゲットにしたような居酒屋チェーンが、

車じゃないと行けないような所にお店を出しています。

こうなってくると、「車で来ている」と知っているだけで、

ほう助に当たるものなのかとも思います。

代行という手段が存在するので。

 

 

 後、コンビニやスーパーでもお酒は売っています。

その中には、「冷えている」お酒も売っていて、

コンビニやスーパーは田舎だと車で来る場合が多いので、

要は、車で来るお客に売るのは当たり前です。

というか、それを家に持ち帰るかどうかは、

本人しか分からないということです。

だって、買ったお酒をそこで飲むことも、否定は出来ないですし、

ほとんどの場合は持ち帰るでしょうけど、

それを考えると、

スーパーで売ること、飲み屋でお酒を勧めること、

ほう助というのは、線引きが相当難しいのでは、

と思ったりするわけです。

 

 

 勿論、上記は、「法律上の意味」での個人的な疑問です。

我々が、車で「運転して」帰ることを知っていて

お酒を勧めるのは論外です、当然。

どなたか法律に詳しい方、教えて欲しいです。

 


ラジオ考~齢三十、ラジオ男の呟き~

2006年09月27日 23時39分57秒 | 音楽

 

 僕が何気にテレビのことを知っているのは、

このブログをお読みの方は、少しずつ

分かってきたのではと思います。

 

 

 

 

 しかし、それ以上に、

僕にとって、ラジオは、欠かせないアイテムです。

 

 

 

 

 僕がラジオを聴き始めたのは中学校のとき。

しかし、その頃の僕は、人と趣味を共有するとことをしませんでした。

それがtek310のプライベートのナゾを深めましたが(笑)。

何を聴いていたかはまた後日。

 

 

 高校のときも色々聴いていました。

FM、AM、問わずでしたね。

 

 

 しかし、大学に入ってから、

パタリとラジオは聴かなくなりました。

東京にいたときも、新潟では聴けない放送局が、

せっかく色々な聴けるのに、聴きませんでした。

というか、ポピュラー音楽から自然と離れていました。

 

 

 

 そんな僕が再びポピュラーを聴き始め、

ラジオを聴き始めたのは就職してから。

車に乗るようになってから、良く聴くようになりました。

もともと根がオタクなので(爆)、ハマるんですよね。

そしてここ何年かは、ラジオを録音して、

往復1時間10分の通勤時に聴く、というスタイルが定着しました。

録音してまで聴くところが自分らしいというか(笑)。

 

 

 でも、ラジオの世界って、結構厳しい。

というか、視聴率が視聴者側にまですぐ伝わるテレビと違い、

自分の聴いている番組やDJが、どの程度支持されているのかが

今ひとつ分からない。

一応、ラジオにも聴取率(レーティング)期間があるのですが、

聴き手にはその数字は分からないですね。

 

 

 なんでこういうことを書くかというと、

ラジオの番組って、結構唐突に終わったりとか、

DJ(パーソナリティー)が変わったりするのですよね。

それが、聴き手にとっては、なんだか裏切られたような、

切ない気持ちになる。

それだけ、ラジオっていうのは、

テレビと違って、聴いている人にとって、

とても身近にある存在なのです。

 

 

 僕が良く聴くFM-NIIGATAでも、

改編時期があります。

聴き始めてからこれまで、パーソナリティーの方が、

たびたび換わってきました。

そのたびに、聴き手には分からない、

ラジオの業界の裏側を思ったり、

そういう大人の事情を想像しては、

切ない気持ちになっていました。

  

 

 そして、昨日、

僕がとても好きだったパーソナリティーが、

とある番組を卒業しました。

 

 

 僕は、落ち込んだ時とかは、

テレビから励まされることはなく、

普段と何も変わらないラジオを聴いて、

そのトークや声に、励まされてきました。

 

 

 僕が就職した年の7月に、丁度そのパーソナリティーが

その番組を担当し始めました。

僕はこの間、そして今も、仕事によっていろいろあるのですが、

その番組はいつも変わらず、そこにありました。

そのパーソナリティーも、ほぼ離れることなくそこに居てくれました。

 

 

 僕は、その人の外見も好きだったのですが、

何より話し声や笑い声が好きで、

決してうまいタイプの話し手ではないのだけど、

言葉の端々に見える、ラジオに対する誠実さが好きで、

ずっと聴いて応援していました。

 

 

 後半の2年は、フリーとして担当していたので、

改編で離れるのは、ある意味仕方ないことかもしれません。

でも、僕は正直、FM-NIGATAを恨みました。

またこんな卒業が。。。しかも自分の一番好きなパーソナリティー。

  

 

 でも、後ろ向きなことではなく、前向きなことを、

その人からラジオを通じて励まされてきました。

そういう意味では、この卒業が、

そのパーソナリティーにとっての、何かのはじまりになれば、

そう思い、自分を納得させました。

 

 

 齢三十、なんでこんなにラジオに入れ込んでいるのか、

恥ずかしいなと思いますが、

ラジオって、本当に身近な存在なのです。

災害の時、活躍するのはテレビでなくラジオ。

そういう意味で、絶対になくなることはないもの。

年甲斐もなく、とは思いますが、

僕はこれからもラジオを聴いていきます。

そのパーソナリティーだけが好きなんじゃなくて、

僕はラジオが好きなので。

もちろん、そのパーソナリティーが、

何らかの形でメディアに戻ってくることも信じて。

 

 

 番井奈歩さん、おつかれさまでした!

 


B'z考~私、実は、昔。。。~

2006年09月27日 00時23分03秒 | ポピュラー

 

 結構前ですが、

長岡の合唱団の練習が市立劇場であった時、

行くと車が大量に駐車されていました。

 

 

 ホールへ入ると、分かりました。

B'zのライブでした。

 

 

 B'zって凄いですね。

CDも売れ続け、ライブの動員も多い。

 

 

 そんなB'zと私、

全く接点がないように思えますが、違います。

 

 

 

 

 私、昔、B'zのファンでした(初告白)。

 

 

 

 

 本当です。

ただ、声を大にして言いたいのは、

相当の昔ということです。

 

 

 僕がB'zを初めて知ったのは、

新潟総合テレビ(NST)の深夜番組「カプセルナイト」という

番組でした。

その番組で、まだデビューしてそんなに経っていないB'zの

プロモーションビデオが流れていました。

曲は「BAD COMMUNICATION」。

御存知でしょうか?多分僕がまだ中学生の頃だったと思います。

 

 

 当時僕はTM NETWORKのファンでした。

木根さんのラジオも聴いていたりして、結構はまっていました。

確か、B'zのギタリスト松本さんは、

昔TMのバックミュージシャンをしていたと思います。

そんな関係で、B'zのことは当初から知っていました。

 

 

 でも音を聴いたのはそのテレビが初めて。

それが、僕にはとても衝撃的でした。

カッコ良かったのです。

今のB'zのサウンドとは違い、

もう少し打ち込み系というか、TMを少しハードにした感じの

サウンドでした。

それが当時の僕にはまりました。

今と違って、全くお金のかかっていなかったこのププロモーションビデオ。

バックが白で、彼ら二人が歌って弾いている様子が

ずっと映っていた気がします。

でも、音が本当にカッコ良いと思いました。

それから僕はファンになりました。

まだB'zがブレイクする前のことです。

因みに、最近その曲をラジオで聴いたのですが、

バージョンが違いましたね。

今のファンの方は、新しいバージョンを

聴きなれているのかもですね。

 

 

 初めて買ったCDは「BREAK THROUGH」。

(綴り間違ってたらすみません。。。)

まだB'zはブレイクしていませんでしたが、

このアルバムが、ジワジワとセールス上位に来て、

ブレイクのきっかけになったと記憶しています。

  

 

 そんな僕のB'zファン歴は、

結構早く幕を閉じました。

ミニアルバム「MARS」というアルバムが、

最後に買ったCDです。

僕が高校の頃なので、今から13年前くらい。

確か「孤独のRUNNERWAY」とか入ってました。

 

 

 そう、B'zのサウンドが、打ち込み系から、

洋楽のロックというか、ギターサウンド全開の

激しいサウンドになるにつれて、僕はB'zから離れていきました。

実を言うと、セールスが飛躍的に伸びたのは、

僕がファンを辞めた頃からだと思います。

 

 

 そう考えると、凄いですね。

15年以上トップを張っている訳ですからね。

僕がファンだったのは、その内の最初の2、3年くらいでした。

 

 

 意外?なファン歴の告白でした。