「サトイモ」は 「上庄さといも」(大野市)・「越前サトイモ」(勝山市)等、
福井県奥越地方と言われるこの地の特産物とも。
東京の知人から「上庄さといも」がほしいの要請、
なぜ上庄?なのですが、地方の特産品ではそれなりのブランドとか。
そして、ここ10年毎年召し上がっていらっしゃるので「おいしい」の一言、
もういいとはいわないので、それなりの価値か。
処で、この時期サトイモは全国どこの地域でも「芋煮会」
等広く栽培されているものです。
土を洗い落としただけの里いも、3度目のいただきものです。
私は、京都・滋賀県甲賀市等、関西の地域に縁戚も幾軒かあり、
あの地で頂くサトイモは柔らかく、口の中に入るとぬるりと融けてしまいそう。
南禅寺近くでの「芋ボウ」はボウたらとサトイモの煮物は名物(湯豆腐と並び高価)。
一方、「当地の里いも」は、関西のような柔らかい芋は「やかいも」と
言って下級品扱い、
堅くて実がしまり、煮ても型崩れしないのが、特徴「堅いも」と呼ばれている。
サトイモは、通称「小芋」(子供の芋)、そして親いもは、
掘り起こされた田圃に放置され食しないのです(この芋の髄は青色)、
当地では、田圃で栽培されるため「田芋」とも。
一方、「親いも」は、「やつ頭いも」として関西では重宝、
私も大好きな芋です。
芋のずいが赤く、その茎も「ずいき」などとしても食べられています。
2つの種類が有るのですね、
地域により呼び名は一緒でもこんなに違う扱い、
これが特産品なのでしょう。
それでも季節のおいしい物で有ることは間違いありません。
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