tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

熊も出る勝山市「北谷地区」を散策。

2010年11月08日 | 季節の便り(北陸、福井)
今、各処で町おこしの名のもと、
古きを振り返り伝承行事、史跡の掘り起こしなど盛ん。
私の市でも、その分に漏れず、
ことに手つかずの山間地には、ひとしお。
勝山市北谷地区は市内でも最大の山間過疎地。


北谷地区の中心、谷地区、
ここは石川県白峰(現白山市)へ続く主要街道。
「ぼっか」と呼ばれる、荷物の集散・運搬の地の記録がある。

柴田勝家の一族、が治めていた時代もある。
織田勢に追われ、この地に逃れてきたとき
柴田監物(義宣)が、谷の農民に殺された場所、
大将でなくそんな下っ端にやられたことをうらんで、
大石に突き刺した刀の傷が「恨み石」としてのこっている。


また街道の安全を祈る「不動滝と不動明王」もこの地。
この歴史ある地区、面白いのは、
「平泉寺6000坊」といわれる大宗教都市を、
一向一揆の流れの中で焼き討ちしたのも
この地の農民であった事実。
戦国時代末期の歴史の場所。









今は勝山市の市民。
ひと年いくと、地域の歴史を振り返りたくなる心境分かりますか、
なぜかこの頃・・・・・、やはり年かな。
柴田監物(義宣)を祀る寺名「義宣寺」で、「坐禅会」に参加しています。
ウォーキングがてら散策してきました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「熊に出会ったら死んだふり... | トップ | 新そば」と手打ち経験 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

季節の便り(北陸、福井)」カテゴリの最新記事