きょう「7月2日は、半夏生」、
夏至が終わり11目だそうです。
今朝の当地、雨は夜半に止み一日曇天の日。
今朝の折り込みチラシに「はげっしょ鯖」。
勝山市・大野市では江戸時代から、
「お頭付きの焼きサバ」を食べる日になっています。
今日は私が不在のため、一日早めに届き
(燐家の料理屋さんから、御用聞きが来てすでに注文を取っている)
昨夜すでに頂きました。
大野藩が持つ飛び領地、「越前海岸」ここで多くの鯖が獲れたのです。
時の「大野藩主が農民たちの栄養補給にこの鯖を丸焼きして食べなさい」
とお勧め。
以来今日までつづく伝承行事、
当地言葉では「はげっしょ鯖」。
今では福井県下全般に伝わっているものです。
同じ目的らしいですが、関西地方では「たこを食べる日」とか。
これはコマーシャルベースでしょうか。
勝山市・大野市・福井市等の魚屋さん・スーパーの店頭で
焼きながらの販売が有る、
当地、半夏正の風物詩。
面白い伝承でしょう。
健康のためエネルギー補給といいますから
今はやりのサプリメントの一つかもしれません、
なんせ江戸時代ですから。
老夫婦で1匹は食べられませんし、
半分残しましたが2・3日たちともう味はおいしくなりませんのがこの魚の特色かも、
以前はこれを甘辛く煮るとおいしく再生できる。
ここの処、外出が続いています。