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1970年代から現在の韓国なんでも情報いろいろ目と足で集めました。

夜明けの龍頭山公園(ヨンドゥサンゴンウォン)

2009-01-20 05:58:10 | Weblog
 チャガルチをあとにして、龍頭山公園へ向かうことにする。
ナンポドンを横切り光復洞から山の上の公園までエスカレーターが通っている。
朝早いので動いていないと思ったが幸運にも動いているので乗り込むことにした。


やがて龍頭山公園(ヨンドゥサンゴンウォン)に到着する。
釜山市の中心部、標高180mの小高い丘の上に広がる公園だ。
7時過ぎなのにまだ日が昇ってなくうすくらい、散歩している人、公園を管理している人が数人いるが人通りはほとんどない。昼間の賑わいとは大違いだ。


釜山市内に位置している龍頭山公園は、山の形がまるで龍が海から陸地に上がってくる龍の頭のように見えて名づけられました。

また、お年寄りの憩いの場所でもある山頂付近には、高さ120メートルの釜山タワーや李舜臣(イ・スンシン)将軍(1545‐1598)の銅像が正々堂々に立っており、公園の入り口では大きな花時計と釜山市民たちの募金で作られた大きな市民の鐘が観光客を迎えています。


晴れ渡った日は日本対馬島が見渡せる釜山タワーの展望台は、海の関門である国際フェリーターミナルなどの釜山港や港町釜山の街並みが一望できます。 また、夜になると釜山夜景がとっても綺麗な場所でもあります。
 

李舜臣将軍は1592年の文禄の役と1597年の慶弔の役の際に活躍した将軍で、今も韓国を守った救国の英雄と讃えられている人物です。 1592年に起きた文禄の役では、日本軍は釜山から上陸してソウルを攻めましたが、李舜臣が率いる朝鮮水軍に徹底的に痛めつけられ、勝利を収めることができませんでした。1597年の慶弔の役の時も李舜臣将軍は日本軍を撃破したが、この時に流弾を受け、戦死してしました。それで、彼の銅像は対馬海峡に向かって立っているのです。


今は、観光に来た外国人の観光客で賑わう釜山を代表する観光地になっていますが、1678年から1878年まで貿易や外交などを担当した草梁倭館(日本人村)が龍頭山一帯にあって、李氏王朝時代から韓日交流の本拠地として役割を果たしてきた場所でもあります。

しかし、1945年太平洋戦争の終戦、1950年~1953年の朝鮮戦争を経て現在は昔の面影が偲ばれるような建物や雰囲気などはほとんど残っていませんが、釜山観光に来たついでに日本対馬島が見渡せる120メートルの釜山タワーに上って韓日交流の歴史が深い釜山の風景を楽しんでみませんか

また、何でもありの市場国際市場と魚の市場であるチャガルチ市場までは、徒歩でも十分行ける場所にあります。


<龍頭公園の利用案内>
公園一円 年中開放
釜山タワー 午前9時~午後10時まで(夏午前8時30分~午後10時)
世界民族楽器博物館
世界模型船展示館 午前10時~午後6時(毎週月曜日休館)
エスカレーター 夏(6月~9月)午前9時30分~午後9時
冬(10月~5月)午前9字30分~午後8時
伝統民族劇 公園の広場で
毎週土曜日午後3時(3月~11月)重要無形文化財の伝統芸術公演
毎週日曜日午後3時(6月~11月)韓国伝統音楽や野外常設民族公演


8時近くなるとうっすらと明るくなってきた。
老舗の釜山ホテルの裏側に向かってのんびりと下りていく。



コメント
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