ソウル～釜山 深夜優等高速バス

　高速バスターミナルは、地下鉄３号線、６号線が通っている。

日中は地方へ行く人たちや帰ってくる人で賑わう所だが、夜１１時になるとさすがに行き交う人も少ない。
京釜ターミナルに入っても人影はぱらぱらだ、チケット売り場は行き先方面ごとに別れていて分かりやすい。

時間が時間だけに今から出発するバスの行き先は限られている。
チケット売り場をぐるっと廻り時刻表と料金表を確認する。

一番遅くまで出ているのが釜山行きで２６時くらいまで運行している。

釜山へ行くことに決めた、♪トラワヨ　プサンハンへ～と釜山港へ帰れの歌詞が浮かんでくる。

１１時過ぎのバスに乗っても釜山に早く着きすぎてバスも地下鉄も走ってないので
少しぶらぶらすることにした。

地下１階にいってみると銭湯があり深夜も営業している。
この銭湯には何年か前に入ったことがあり、風呂のほかに仮眠室もある。
待ち時間の時間調整や旅行前にさっぱりしたい人などで結構お客さんも多いようだ。
イバル（散髪）屋もあったのだが今はなくなったのかグルグル回る看板がない。
ここは散髪、マッサージに特別局部マッサージ？をしてくれるピンクサービスもある床屋だったのが・・・・。

２階は衣料品などの店舗だが遅い時間なので薄暗く閉まっているようだ。

チケット売り場のそばにはインターネットコーナーが、２ヶ所ありそれぞれ５台～１０台のパソコンがおかれている、５００ウォンより使用でき使用時間が表示されあと何分使用できるか分かるようになっている。
８分ほど残り表示のあるパソコンがあいていたので、yahoo japanを開いてみるが、キーボードはハングルなので打ち方が難しい。

１階は食堂が開いている、夕食に機内食を食べたもののボリュームが少なく、すっかりお腹がすいている。
開いてる店をぐるっと見て周り、こぎれいなおばちゃんの店に入り、カルビタンを注文する。
白菜キムチ、カクテギ（大根キムチ）がすぐさま出てくる、カクテギは美味いがキムチはややすっぱく美味しくない。
カルビタンとご飯がくる、ご飯は雑穀米だ。お腹がすいているので美味い。
料金は、５５００ウォン。


お腹を満たしたところで２４時２５分発のチケットを購入する、プサンまでは
３４２００ウォンだ。
４時間半程かかるようなので朝５時くらいには釜山に到着する予定だ。

高速バスには、一般高速バス、優等高速バスがあり、一般高速バスの４２人シートにくらべ、優等高速バスは横３人掛けの２８シートのバスで、足の部分と背もたれの部分がかなり傾きゆったりとすごせて快適だ。
深夜は優等バスしかないようだ。
ちなみに一般高速バスは優等高速バスの３分の２程度の料金である。

定刻の２４時２５分、ほぼ満席の乗客を乗せたバスはコソクポストミノルを出発した。