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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

平岩弓枝著 御宿かわせみ4 「山茶花は見た」

2019年11月13日 08時07分42秒 | 読書記

図書館から借りていた 平岩弓枝著 「山茶花は見た」 (文春文庫)を 読み終えた。
「御宿かわせみシリーズ」の第4弾目の作品である。
本書には 表題の「山茶花は見た」をはじめ、「女難剣難」、「江戸の怪猫」、「鴉を飼う女」、「鬼女」、「ぼてふり安」、「人は見かけに」、「夕涼み殺人事件」の 短編8作品が収録されている。ほぼ 1話完結の連作短編構成になっているため 記憶力減退爺さんにも すこぶる読み易い。

平岩弓枝著 御宿かわせみ4 「山茶花は見た」

御宿かわせみシリーズは 江戸時代末期、江戸大川端(永代橋の西詰あたり)の小さな旅籠「かわせみ」を舞台に 女主人庄司るいと るいと夫婦同然の八丁堀り与力の次男坊神林東吾、東吾の親友で八丁堀り定廻り同心畝源三郎、「かわせみ」の老番頭嘉助、「かわせみ」の女中頭お吉等、お馴染みの登場人物が中心となって 次々巻き起こる市井の事件を解決していく捕物帳であるが 随所に 四季折々の風物が配され、江戸情緒もたっぷり味わえ、また るいと東吾の恋愛物語、東吾と源三郎の青春物語としても楽しめる作品であると思う。
「かわせみ」の女主人るいは 元々鬼同心と言われた庄司源右衛門の一人娘だったが 父の死後 本来ならば養子を迎えて家を継ぐべきところ 同心株を返上し 小さな旅籠を始めて 5年を越えた。
るいと東吾とは幼馴染であるが 片や旅籠の女主人、片や与力の跡継ぎに目されている立場、正式に結婚出来ないまま 時が流れている。作中 るいは なかなかの美人で、細やかな気遣いが出来る女性に描かれているが そこは 元鬼同心の娘、たびたび女長兵衛を気取る情け深さや気丈さを見せ 勇敢に小刀を振るう場面も有り、痛快である。
御宿かわせみシリーズは 超長編小説で有り 手を伸ばすのを躊躇してしまいがちだが 1話完結連作短編構成なので 
1作品づつ ゆっくり読んでいけるのがいい。

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つい数年前までは 「読書」の習慣等 全く無かった類である。
子供の頃は 本を読みたくても 買ってもらえるような暮らしで無く、
1学年1クラスの小さな山村の小学校、中学校の図書室の蔵書は
みすぼらしいもので 
「読書」する習慣等 生まれようが無かった。
就職、結婚、子育て、そして 70代まで続けた自営業の数十年間は 
時間的余裕、精神的余裕も無く 
やはり じっくり 本を読む習慣等は身に付かなかった。

やっと完全に仕事を辞めた数年前のこと、
相互フォロワー登録しているある方から 
藤沢周平作品を紹介されたことが有った。

目から鱗。
早速 それまで縁が無かった図書館に出向き 借りてきて読んだが

そのことが有ってから 
徐々に 「読書」の習慣が身についてきたような気がしている。

本当は 本を読むことが好きだったのかも知れない?
もし ブログから刺激を受けなかったら 
それにも気が付かなかったかも知れない。


今更になって 「読書」?・・・等という思いと
やっと 「読書」する時間が 出来たんだ という思いと
本を読み進めるには 多少頭を使う分けで 
ボケ防止になるかも知れない という思いと

複雑ではあるが 
出来るだけ 読み易い、肩の凝らない、時代小説を中心に

これからも ボチボチ読んでいきたいものだと思っているところだ。

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キョウヨウ有るけど 

2019年11月12日 15時43分58秒 | 畑日誌(見様見真似の野菜作り)

夫婦共 月に数回は、病院通いが有る。
「キョウヨウ有る?」
「教養有る?」に あらず 「今日 用が有る?」の方だ。
わが家では 病院通いも 「用」の内、
日々 そんな会話から 始まる。

当地 今日はまた 雲一つ見えない大快晴、
絶好の行楽日和であるが
雨の降った翌日の好天は 絶好の畑仕事日和でもあり、
どうしても 今日は畑仕事を ・・・、

ところが 今日は 毎月一回の処方薬を貰うためだけの通院日。
朝一番に受診したが やっぱり 1時間以上掛かってしまい・・・・、
午後は 妻の方が 歯医者の定期検査予約有り・・・、
やむなく、午前中2時間だけの畑仕事と相成った。

周辺の紅葉は いつもよりかなり遅れている感じがする。

(1)ノラボウ菜の苗植え付け下準備
  昨年までの古いイチゴの株を全て片付け、耕し、カキガラ石灰散布、
  近日中に 植え付け予定、

(2)小松菜の畝の草取り、追肥、土寄せ

(3)リーフレタス収穫、

時間的に サトイモの収穫、サツマイモの収穫、タマネギの苗植え付け 等は 今日は無理。
今週いっぱい、夫婦共 なんだかんだ有り、
結局 来週以降 一気にやらなくてはならなくなりそうだ。

育苗に失敗し 植え付けが遅れた白菜、
もしかしたら 今年は 巻かないかも知れない?
様子見しているが、
なんとか巻いてくれそう感じになってきた。


 

 


リアクションボタン表示

2019年11月12日 14時39分32秒 | ブログ考

gooブログのリニューアルが実行されてから すでに数ヶ月経っているが 
相変わらず 「新しいスマートエディタ」に移行もせず、
「旧テンプレート」のまま続けている 当ブログである。

記憶力減退後期高齢者の 自分のための「備忘雑記録」、「記憶補助ツール」と 決め込んでいる当ブログ。 
今のところ、敢えて 移行する必要性を感じていないこと、自分にとって慣れて使い勝手がよいフォームが一番だと思っていること、・・等々
頑固な年寄りらしい?理由である。

予め gooブログより予告されていたことだが
そんな PC版旧テンプレートにも 今日11月12日から
「リアクションボタン」が 表示されるようになった。
これまでは 「いいね」、「応援」、「続き希望」、「役立った」を確認したり ボタンを押したい場合は、
いちいち スマホのgooブログを開いてみないとならなかったが
PCで 見ることが出来 ボタンを押すことが出来、まさしく 「いいね」だ。
なんとなく煩わしかったが 今日から すっきりもする

因みに 当ブログ 只今 「コメント欄」は 閉じているが 
「リアクションボタン」がこれ程までに クローズアップされてきたことで、
ある意味 リアクションは コメントの変形にも思え、
「コメント欄」は 無くしてもいいかな等と考えてしまったものだ。
このままもうしばらく 様子見し 再開すべしと決めた時は
また よろしくお願いしたいと考えている。

振り返り記事 → 2019年10月1日 「10月1日」 (ブログ考)


月齢14のお月さん

2019年11月11日 21時11分32秒 | 暮らしの記録

当地 今日は 終日 曇時々小雨で 青空等 見えなかったが 
先程 相互フォロワー登録しているある方のブログを拝見、
明日12日が満月と知り ふっと 夜空を仰いだところ、
なんと 雲の切れ間から まんまるお月さんが 姿を見せているではないか。
月齢14のお月さんである。
明日の夜の天気は分らないし 忘れてしまう可能性大、
せっかくだから・・・、
という分けで カシャ、カシャ、

待宵の月(まつよいのつき)
翌日の満月を楽しみに待つという意味合いの名称

  


爺さんも 歩けば当たる ブログネタ

2019年11月11日 15時53分31秒 | 散歩・ウオーキング

当地 昨日まで続いていた快晴がウソのように 
今日はまた、雲が低く垂れ込め 時々 小雨がパラつく 寒々しい日となった。
午後 やや明るくなったところで ちょっくら近くを歩いてこようと出掛けたが、
やっぱり 途中でポツポツ降り始め、大急ぎで 引き上げてきたところだ。

こんな空模様の日には もしかしたら カワセミ(翡翠)に遇えるかも知れない・・・、
そんな予感が当たって、
いた!、いた!、やっぱり いた!
なかなか 写真写りのいい場所には 止まってくれず、
老眼で、コンデジでは ピント合わせもままならない距離だったが 
ピンボケながら なんとか 何枚か写っており、
ラッキー!、

毎度 お馴染み、アオサギ

ダイサギとアオサギ、微妙な関係?

マユミの実

蔦の葉絡まる壁、自然のアート

ツツジ?

皇帝ダリア

トチノキ

サザンカ(山茶花)かな?

スマホの歩数計で 約9,800歩、

「爺さんも 歩けば当たる ブログネタ」

 


 


あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む

2019年11月11日 08時06分15秒 | 懐かしい小倉百人一首

先日 書棚に収まっていた 「百人一首」の解説本にふっと目が止まり、
引っ張り出し ページを捲っているが
久し振りに 「百人一首」に触れ、改めて 目から鱗になっている。
多分 息子が 学生時代に使っていたものを置いていったものだが なかなか詳しく解説されており 面白い。
今更になって 向学心?、
・・・・いえいえい、とんでもない。
またまた 頭の体操に?、ブログネタ?に・・・、
してしまおう等と 思いつつ・・・。

季節は 秋。
百人一首には 「秋」を詠んだ歌も多い。
今も昔も 秋は 日本人の心情を映す季節なのかも知れない。

秋の夜は長い。長くて長くて時間を持て余す。
読書の秋、芸術の秋、音楽鑑賞の秋等 とも言われる。
紅葉、夕暮れ等 深まり行く秋の風景からは そこはかとない寂しさや人恋しさが呼び起こされる。

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
長々し夜を ひとりかも寝む

歌番号 

作者 
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)

歌意 
山鳥の長く垂れ下がった尾っぽのように長い長い秋の夜を 
(想い人にも逢えないで) 独り寂しく寝なければならないことだろうか。

柿本人麻呂は 持統天皇・文部天皇 両朝に仕えた下級官吏だったが 
万葉時代の代表的歌人、三十六歌仙の一人とされ、
宮廷歌人として優れた作品を数多残している。

因みに 季節を詠んだ歌の歌数は
春  6首
夏  4首
秋 16首
冬  6首
と 解説されている。

 

 


「ワシントン広場の夜はふけて」

2019年11月10日 17時04分17秒 | 懐かしいあの曲

秋の日は 釣瓶落とし、
あっと言う間に 日が暮れてしまうが、
夕食が遅いわが家、
ますます夜が長く感じられる今日この頃である。

ふっと思い浮かんだ曲・・・・「ワシントン広場の夜はふけて」

若い頃 よくラジオ等から流れていて 脳裏に焼き付いた曲ではあるが、
改めて ネットで調べてみると
「ワシントン広場の夜はふけて(Washington Square)」は ボブ・ゴールドステイン、デヴィット・シャイア 作詞・作曲、1963年に ヴィレッジ・ストンパーズ(The Village Stompers)が 発売した デキシーランド・ジャズ。
世界的に大ヒットし、全米ヒットチャート、ビルボード2位を記録した曲だった。
ワシントン広場とは ニューヨーク市グリニッジ・ヴィレッジのワシントン・スクエア公園のことだと言われている。

日本でも 当時 ダニー飯田とパラダイスキング、バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ、ダーク・ダックス、デューク・エイセス、等に カバーされ ヒットしていたようだが いずれを聴いていたのかの記憶は曖昧になっている。

デキシーランド・ジャズに 当時 流行し始めたフォーク・ソングの要素を取り入れた曲調の ヴィレッジ・ストンパーズの「ワシントン広場の夜はふけて」は 「フォーク・デキシー」等とも 呼ばれていたようだ。

YouTubeから共有し 懐かしく聴いているところだ。

ヴィレッジ・ストンパーズの 「ワシントン広場の夜はふけて」


デューク・エイセスの 「ワシントン広場の夜はふけて」

そう言えば その頃 同じくヒットしていた 「モスクーの夜はふけて」という曲も有り 以前 書き込んでいたことを思い出した。

2018年11月8日の記事 → 「モスクワ郊外の夕べ・モスコーの夜はふけて」

当時 世界のあっちこっちの「夜が更ける」を 曲名にするのが 流行ったようだ。


日の出時刻

2019年11月10日 09時10分18秒 | 暮らしの記録

日々の各地の 日の出時刻、日の入時刻は ネット等で確認出来るが
同じ地域でも 観測場所の地形等で数分は異なるはずで あくまでも目安であろう。

当地 今日の日の出時刻は 6時14分頃になっているが 東方に雲が有り はっきりしなかった。

因みに 当地 今年2019年6月22日、夏至の日の出時刻は 4時28分頃だった。
2019年6月22日の記事 → 「のびきって夏至に逢ふたる葵かな・・正岡子規」

夏至の頃から比べると 2時間近く(1時間46分) 日の出が遅いことになる。
当然 目覚める時間帯は まだ真っ暗、
ますます冷え込みも厳しくなっており 夏季のような早朝散歩という分けにはいかなくなる。
しばらくは 爽快な青空の下 紅葉を愛でながら 歩きたいものだ。

 


11月第2土曜日

2019年11月09日 21時22分30秒 | スイミング

11月に入ったばかりと思っていたが
気がついたら もう中旬、
時の過ぎ行く速さに愕然としてしまう。
そろそろ サトイモの収穫、サツマイモの収穫、
それに キウイの収穫もしないと・・・・・・・、
何ごとも 後手、後手、
切羽詰ってから やおら重い腰を上げる性分の爺さん、
気にしながらも 「まぁ いいか」、
そしてまた1日 過ぎてしまった。

今日は 妻の通院の送り迎えしただけ・・・・か、
足の筋肉痛、少々残っているけど、
ほとんど 歩いていないし・・・・・。
こんな日こそ 泳いでくるべし・・・。
19時~20時のスイミングクラブ成人クラスレッスンに出席し
先程 帰ってきたところだ。
11月第2土曜日、
今日は O指導員による背泳ぎ中心のレッスン
毎度のこと、基本、基本の繰り返しだったが、
特に ストローク、姿勢を チェックされた。

復習 (YouTubeから共有)

どういう分けか 今日も欠席者多く いつもの半数以下、
レッスン終了後の居残り組=ゼロ、
足が攣りそうな感じも有り、早々に引き上げてきた。
それでも 心地好い疲労感、すっきり感と
一杯のビール(格安缶ビールだが)で 
いい気分になっているところだ。
斯く斯く然然 今日も過ぎゆき・・・・。


コレステロール・コントロール

2019年11月09日 12時43分50秒 | 健康・病気

今年9月に受けた市の「後期高齢者健康診断」の診査結果説明が先日有り、
その折に、病院で配布している小冊子やチラシを 数種貰い受けてきた。
今回の診査結果では 
これまでずっと引っかかっていた 脂質異常症(高脂血症)については やや改善されていて いささか気を良くしたものだが、
やはり 気になるのは コレステロール関連情報である。

「脂質異常症(高脂血症)」とは
血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)やトリグリセライド(中性脂肪)が過剰な状態、または HDLコレステロール(善玉コレステロール)が少ない状態を言う。
特に LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が異常に高いと 
血管にコレステロールが蓄積され 動脈硬化を起こし、
放置していると 狭心症、心筋梗塞、脳梗塞等になり 死に至ることも有るとされている。

(日本動脈硬化学会・動脈硬化疾患予防ガイドライン2012年版より)

血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げるには 
食事療法、
運動療法、
薬物療法
を バランスよく行うことが重要、
毎度 医師から 口酸っぱく言われていることではあるが・・・。