たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

民謡をたずねて・その5

2024年05月21日 19時02分12秒 | 懐かしいあの曲

先日、不要雑物整理廃棄処分中に、記憶から完全に喪失していた小冊子2冊が出てきた。
表題は、「日本縦断お国ぶり・民謡文庫」
何時頃、入手したものやら、ページを開いてみても、まるっきり覚えが無く、巻末を見ると、
制作・発行は NHKサービスセンターで、1981、1982、(無断転記禁ず)となっている。
どうも非売品のようで、表紙には、「朝日新聞」と印刷されていることから、何かの進呈品だったのかも知れない。

               

「民謡」・・・、最近は、とんと聴く機会が無くなってしまっているが、子供の頃は、よくラジオ等から流れていて、NHKの素人のど自慢等でも、盛んに民謡が歌われていたような気がする。
子供のこととて、しっかり覚えるようなことは無かったが、なんとなく脳裏に焼き付いている民謡が、かなり有り、懐かしくもなる。
昭和20年代後半から30年代、小学生、中学生の内から、民謡が好きだった祖母と一緒になってNHKラジオ第1放送の夜8時台の放送番組、「民謡はこころのふるさと・・・・♫」のナレーションで始まる「民謡をたずねて」という番組をなんとなく聴いていたこともあって、どちらかというと、民謡に親しみを感ずる人間になっている気がする。
昔のことを懐かしがるのは、老人のもっとも老人たるところだが、ページを捲りながら、
ボチボチと ランダムに、日本全国の「民謡をたずねて」・・・、みよう等と思い込んだところだ。


民謡をたずねて・その5
「鹿児島おはら節(かごしまおはらぶし)」
(鹿児島県)

♫花は霧島、たばこは国分、
 燃えて上がるは、オハラハー、桜島、
 ハー、ヨイヨイヨイヤサット
♫見えた見えたよ 松原ごしに 
 丸に十字の オハラハー、帆が見えた、
 ハー、ヨイヨイヨイヤサット
子供の頃、ラジオ等からよく流れていた民謡を、なんとなく聞いていた類だが、そんな中で、わかりやすく、調子のよい、「鹿児島おはら節」は、最も早くに、メロディ、歌詞共、脳裏に焼き付いた民謡だったような気がしている。
今更になってネットで調べてみると、
「鹿児島おはら節」は、元々、日向国安久村(やっさむら)(現在の宮崎県都城市郊外)で歌われていた「安久節(やっさぶし)」が、薩摩国伊敷村(いしきむら)原良村(はららむら)(現在の鹿児島市郊外)に入り、「原良節(はららぶし)」の名で歌われるようになり、「おはら」の挿入句に、「原良」を当てはめて、「小原良節(おはらぶし)」と、書かれるようになったとも言われているようだ。原良(はらら)には、「おはら発祥の地」の像が、建立されているという。

「鹿児島おはら節」  (YouTubeから共有)


(蛇足)

「東京音頭」の前奏部分は、「鹿児島おはら節」が、元になっているのだそうだ。


桜島
(鹿児島県観光連盟サイトから拝借画像)


コメント    この記事についてブログを書く
« 藤原緋沙子著 「蛍籠」 | トップ | 散歩のお土産?、桑の実、 »

コメントを投稿

懐かしいあの曲」カテゴリの最新記事