関東南部山沿いの当地、冬季の気温は 平地より 平均して 2~3℃低く 草花の開花も 平地より 1週間から10日位 遅いのが常です。
庭の梅も 先日までは 固い蕾のままでしたが ここ数日の暖かさで ようやく ちらほら咲き始めました。それでも 例年より やや 早い開花のような気がします。
「梅一輪 いちりんほどの 暖かさ」
梅の花が 一輪また一輪と咲くにつれ 少しづつ 暖かくなっていくなあ・・・・、
松尾芭蕉の門人 服部嵐雪が 詠んだ句ですが 当地では 丁度今が 句で詠まれた情景の感じです。
「梅は 百花の魁」、
梅は あらゆる花の先頭を切って咲き 春を告げる花とも 言われてきました。
当地に引っ越してきた30数年前に 狭い庭に敢えて植えた 2本の梅の木、今や 大木になってしまい 道路や隣家の敷地に 枝葉を伸ばし、毎年 大胆に 剪定をしているものの そろそろ限界に近く ゆくゆくは 伐採もやむなしかなと 考えているところですが 長年 花を楽しみ 実を収穫してきた暮らしとて 無くしてしまうと 寂しくなってしまうのではないかと なかなか決断出来ないでいるところです。
「梅一輪」、咲きましたか、また春が来ちゃいましたねぇ、そういえば「立春」はもう過ぎたような。
我が家の庭にも梅の古木が2株、物心ついた時には咲いていましたので間違いなく70年近くは立っていますねぇ。もう幹は穴だらけ皮一枚でかろうじて立っています、そして毎年真っ白い花を咲かせてくれます。(枝を大胆に剪定しても梅は何とか頑張ってくれるようですね)
30数年の思い出がたくさん詰まった梅の木、そう簡単には切れないですよねぇ~、お気持ちお察しします。
我が家の梅の木の方は高さはそれほどでもないんで、まぁ自然の成り行きにまかせようと…、蕾も膨らみ今年ももうそろそろって感じです。
ではでは。
貴殿のお宅のように広い敷地であれば 伸び伸びと枝葉を張れる梅ですが 建売住宅の庭では 限界があり 毎年 「桜切るバカ、梅切らぬバカ」と 念仏を唱えながら ばさばさ 剪定しています。それでも 翌年は 元の木阿弥 ちゃんと伸びてきて 花を咲かす。律儀なものです。
梅は 満開より 一輪二輪咲き始める頃が 好きですね。春を告げる花の代表選手ですからね。
まさに、その通りの季節を上手く五七五に描くものです。
素直でいて奥深さが有りますよね。
では私もと指を折っても中々こうはいきません。
気張り過ぎてしまうんです。
takeさんのお家の梅も春を感じて一輪、そしてまた一輪と開花しましたね。
青空を背景に楚々と咲く姿はまさに嵐雪の心でしょうか。
憧れますが その才まるで無しの爺さんは、文人や達人の句を 押し頂くばかりです。
素直な言葉でありながら 奥が深い・・・、
毎年 この時期になると 引き出してしまいます。
満開の梅園も 見ごたえ有りますが 庭先の一輪二輪の梅も また 風情有りと 思っていますが。
新しく何かが始まる期待感か?
寒くて縮まった心身が,温かな空気で伸び伸びと出来るからか?
我が家の庭の梅は満開ですが,畑の梅はまだまだ蕾の状態です。
折角丹精されている梅,まだまだ頑張ってください。
陽射しは 確実に 春隣り。
梅は 咲き始めから散るまで 長いですし 早咲き遅咲きもあって しばらくは 楽しめそうですね。
やれこら様のお宅のように広い敷地であれば 伸び伸びさせてやれるんですが なにしろ 狭い庭、いずれ なんとかしないと いけない梅の木なんです。