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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

古い写真から蘇る思い出の山旅・その20(2)

2022年08月12日 10時01分18秒 | 山歩記

古い写真から蘇る思い出の山旅・その20(2)
「鳳凰三山」(2日目)


かれこれ26年前の1996年8月に、妻と次男と三人で、鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)を訪ねたことが有った。「ブログ内検索」してみたら、5年前にも、ブログ・カテゴリー「山歩記」に書き込んでいることが分かったが、今年も夏山シーズンを迎え、なんだか懐かしくなり、改めて、コピペ・リメイクしてみることにした。
当時はまだ、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っていなかった頃で、後年になって、アルバムに貼って有った紙焼き写真をスキャナーで取り込んだ写真が外付けHDに残っており、改めて引っ張り出した。どんどん記憶曖昧になってきているが、写真や記録・メモ等を見ると、あの日、あの場所の情景が蘇ってくるから不思議だと思う。


体力に自信が無く、2日目も、標準所要時間を大幅に上回ることを想定し、出来る限り早立ちすることにしたようだ。朝食も弁当にしてもらい、薬師岳小屋を、4時30分頃に出発している。

白砂のザレ場を登ると、ご来光、
敬虔な気分になり・・・、

雲海の彼方に富士山、

海に浮かぶ島の如くの八ヶ岳連峰

 

寄せ返す雲海の波

朝日に映える白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)、

5時頃、薬師岳山頂(標高2,780m)に到着、

薬師岳山頂からは、快適な稜線歩きになる、
後方に富士山、左手に北岳、前方に甲斐駒、大パノラマを堪能しながら・・・、

6時頃、観音岳山頂(標高2,840.4m)に到着。
快晴、紺碧の空、
挨拶交わすハイカー、皆 笑顔、明るい・・

ここで、朝食タイム、

8時30分頃、アカヌケ沢ノ頭(標高2,750m)から、
地蔵岳(標高2,784m)・オベリスクを眺望、

 

地蔵岳山頂(2,784m)・オベリスクは、直下、賽ノ河原から見上げるに留め、
アップダウン厳しい、細い尾根を、高嶺へ向かう。
稜線歩き、360度、大展望が続く。
指呼の距離に感じられる北岳、間ノ岳、農鳥、



行く手前方には、甲斐駒の雄姿・・、

振り返り見る、地蔵岳と辿ってきた稜線、

高嶺(標高2,778.8m)からは、白鳳峠を経て広河原へ下るのみ。
10時40分頃、白鳳峠(標高2,450m)に到着、
下山予定時刻に目処が付き、ひとまず安堵、
大休憩、お湯を沸かし、至福のコーヒータイム。

指呼の間にも感じられた、北岳山頂、北岳バットレス、八本歯のコル、肩ノ小屋・・・、

沸き上がるガスと甲斐駒ヶ岳

大展望を堪能した稜線歩きが終わり、
白鳳峠からは、大きな石だらけ、ゴーロの急下降を下り、次第に展望の無い樹林帯に入り、
14時頃、広河原(標高1,520m)に到着している。
その間に撮った写真が1枚も無く、標高差930m、かなりへたばって、写真どころでは無かったのかも知れない。
広河原からは、定期バスで、車を置いて有る夜叉神峠登山口まで戻る予定だったが、発車時刻を待ち切れず、料金も大差無しのタクシーを利用することにし交渉、スムーズに夜叉神峠登山口に戻り、帰途についたという山旅だった。

あの頃はまだ、「また来る時にも、笑っておくれ♪」的な気分だったが、結局、「鳳凰三山」も、今となっては、もう二度と訪れること叶わない、遠い思い出の山となってしまっているのである。 

(おわり)

 


早朝の虹とサクララン

2022年08月12日 07時52分38秒 | 暮らしの記録

当地、昨夜から未明に掛けて、弱い雨が降った様子で、路面が若干濡れていたが、
日の出と共に気温は上昇、今日も猛暑の予感がする。
北西方向には やや黒い雲が残っており、虹が掛かっていた。
こんな時期に、虹?、
何年振りかで見る虹のような気がして・・、カシャ、カシャ、

ベランダに置いて有る鉢植えのサクララン、
先日、一輪だけ開花したが、その後、一気に、三輪、四輪が、開花、
蕾が、十数個付いており、
「花の写真を撮るだけ係」の爺さんも
しばらくの間、今年3回目のサクラランの開花ショーが楽しめそうだ。

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