８倍というのは、小石川や両国などの一部の一貫校です。桜修館や富士なら４～５倍でしょうか。九段は唯一区立ですが、区内と区外で極端な差があります。これが結局九段の歪みの原因となっています。私は九段を薦めません。 さて、８倍という倍率を考えてみると、８人中１人受かって７人は落ちるということです。この７人は公立中へ普通は行くことになります。公立中には、私立受験失敗組や無受験組もたくさ . . . 本文を読む
お早うございます。本日はお休みです。書店には、都立中高一貫校の過去問が売られていますが、これは買われないようにお願いします。よく志望校の過去問を家庭で買われてお子さんに何度もやらせるお母さんがいますが、これをやられますと竹の会での指導に支障が出ます。まず、私の著した「適性虎の巻」は、都立過去問のほとんどの重要問題を取り上げています。これは子どもたちに「合格する答案の書き方」を指導するためのレジュ . . . 本文を読む
小学の６年間はいかにも長い。小学の延長のような気分で考えている親がよく勘違いして中１の間はまだのんびりと過ごせばいい、まずはのんびりと中２まで、いや中３の１学期までは部活を楽しんでなどと時代錯誤なボケを平気でかます。子どもがその親の言うとおりに中学を過ごしたとして、いよいよ中３になったので受験勉強をはじめましょうということで塾を探し勉強を始めて知る現実は自分の行ける高校が底辺都立か低偏差値私立と . . . 本文を読む
今日の朝日である。「思春期も脳進化、ＩＱ２０ポイント上昇も 英大学研究」と題した記事が載った。記者は月舘彩子とある。朝日には、このように記者名を書く場合と書かない記事がある。原発などの重要記事などで名前を書かない匿名記事がたまにあるが論外である。 さて私がこの記事に注目したのは、もちろん私の仕事にとても参考になる情報と思えたからである。 ＩＱに関する理解は . . . 本文を読む
お早うございます。今日は１０月２０日です。ちなみに明日はお休みです。お間違えのないようにご注意ください。いつの１０月２０日かは忘れましたが、その年は残暑が続き１０月になっても熱帯夜の日が延々と続いたように記憶しています。それが２０日になって急に秋らしい気温になったという年があったと思うのです。世の中は地球が熱くなったと大騒ぎをしていました。それにしても日本の新聞というのは政府の言葉をそのまま伝え . . . 本文を読む
先日は、「人は死なない」という本を書いた医師の話を少しばかり書いた。そこには彼の死んだ母の霊が霊能者に降臨して、母と話した体験が書かれていた。いやそのほかにも交通事故で死に瀕する状況における幽体離脱についての患者の体験が書かれてあった。事故の瞬間に事故の情景を高みの位置から眺めている自分がいたというのである。そういう幽体離脱の体験を語るからには「助かった」ということであるが。この本を書いた人が現 . . . 本文を読む
お早うございます。本日は、お休みです。今週は水曜日が指導日で、金曜日がお休みです。私はこういうお休みの日に新規に原稿を起こすことをやりますので、私にはなくてはならない日です。新しいアイデアを具体化するときは、ほんとうにあれやこれやと悩みますから、とにかく一日はあっという間に終わってしまいます。 十月の竹の会は、ほんとうに落ち着いています。もの静かに勉強する中学生、純真で素直な . . . 本文を読む
久しぶりにゆっくりと睡眠をとれたような気がします。お早うございます。昨日は家で勉強をしていた子どもたちが多いことでしょう。明日は明けてもう１７日ですから十月も駆け足ですね。空はどんよりと曇り、空気は心なしか生暖かい気がします。それでも季節は深まりつつあるのだと思います。十一月には紅葉が見られそうですね。福島の原発事故が落とした陰は深く、いやあの事故をきっかけに日本の権力構造というものがくっきりと . . . 本文を読む
外では雨混じりの強風が吹き荒れている。天気図を見ると１００６、北海道の太平洋側が１０２６とあまり変わらない。それでも１００６は低気圧で、１０２６は高気圧と記されている。そういえば昔は１０１３で１気圧などと言っていた時代があった。低気圧とは何か、と問われて１気圧より下の気圧が低気圧などと答えようものなら、ブーと言われそうだ。周囲より低ければ低気圧。あくまで相対的に決まる話だ。気圧の単位も昔はミリバ . . . 本文を読む
お早うございます。本日は指導日です。光陰矢の如し。秋の静かな日々も気がつけば日一日と深まるばかりです。この穏やかな秋の日が稔り多きことを祈らざるを得ません。昨日は土日に1日14時間勉強した杉山太一君のことを書きました。この時期にそれだけ頑張った人がいるのであれば、2月９日の掲示板に番号が載らなかったとしてもあきらめのつく人は多いのではなかったでしょうか。あの知能優秀な人がそこまでがんばっているの . . . 本文を読む
私たちは福島の第一原発のこれだけの事故があってもまだ懲りないどころか、政府・経産省・経済界・原子力村の学者たちは、これからさらに原発推進を虎視眈々と狙っているのです。あの勝間和代を始め悪魔に魂を売った連中は、「原発を止めれば経済が悪くなる」と脅し続けています。 今日本列島は、地震激動期に入ったのではないかと言われています。福島第一原発は、震度６程度の地震で配管が壊れたのが直接 . . . 本文を読む
会員のお母さんから冬の日程の問い合わせがありました。すっかり失念していて慌てました。お正月に実家に帰られたりとそれこそ早めにいろいろと調整・準備が必要なわけですからね。12月と1月のカレンダーを見ながら、さっさと予定そのものは手慣れたものであっという間に完成です。 冬期指導は、１２月２６日～３０日／1月４日～８日 の１０日間原則とし、１２月２５日～３０日／１月４日～９日 の１ . . . 本文を読む
２０１１年１０月現在の竹の会の小学生のための指導技術水準は過去最高のレベルにあると確信しています。指導とは、もともとある持って生まれた、しかし容易に姿を表さない子どもの眠れる潜在知能を呼び起こし目覚めさせる技術にほかならない。決して知能のないところに指導は成立しえない。無から有は生じない。植物は光合成によって無機物から有機物を造り出す奇跡を示したが、これは人間には真似のできない奇跡である。知能と . . . 本文を読む
時として、天与の才に恵まれた子どもに邂逅する。竹の会を始めてもう２５年以上になる。竹の会の指導を求めてやってくる子どもたちは区々である。その中で時として出会う天賦の才能に恵まれた子たちがいる。平成１３年都立西に推薦合格を果たしたＹ君は、小６の4月に入会した子であった。出会って1月もしてその知能の高いことに驚かされた。小６のときすで「東京工大にいきたい」と控えめに口にした。大変な努力家で勉強家であ . . . 本文を読む
ここ２，３年の都立中高一貫校は序列化が進み、かつ難易度の上昇も著しい。倍率的には、４倍～８倍あたりで落ち着きつつあるが、それだけ受検者もしぼられつつあるということであろう。いわゆる猫も杓子もという時期は去った。ただ時折かなりに牧歌的な受検親子に出会うことがあるが、なんとも認識の甘いのに驚かされることがある。さていずれにしても圧倒的多数の子どもたちは、結局は公立中へと進むことになる。そしてそれぞれ . . . 本文を読む
