「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

西国三十三観音巡り2日目pt2

2019-03-21 10:05:42 | 巡礼西国33
■三番 粉河(こがわ)寺

8:55紀三井寺駅⇒
09:04和歌山駅⇒粉河駅500円

10:05徒歩15分ほどで到着した三番。
丈六堂の阿弥陀如来(写真)。
手入れは十分ではないが、味わいがあった。
他に400円以上で拝観料と書いてあったが、
小ぶりに見える千手観音がトップにいることからして、
400円を支払ってまで、、、という気は起きなかった。
ちなみに、この千手観音さんは開帳となるのは数日先だった。

駅から道しるべもあるし、方向が直線でわかりやすい。


■四番 槇尾寺
粉河(こがわ)駅から時間が合ったので、熊取駅行き特急バス。
特急といってもバス停をスキップするというだけで
スピードは速くない。

この辺の関西の鉄道網は自分では把握できていないし、
乗り換え検索結果が時刻によって刻々と変わり
色んな経路があり複雑であることに少し驚く。

鉄道乗り継いで、和泉府中から路線バスで、槇尾中学校前下車、
続けてコミュニティーバスで乗り継いで槇尾山下車。
ここで注意すべきは、路線バス停車場所の反対側路肩からのコミュニティーバス発車
というところ。他に巡礼数人がいたので、あまり迷わなかった。

バス停から行きは山道で25分ほど。
拝観料別に500円払って宝物館のようのところを見た。
ほうかん観音、見た目如来の弥勒菩薩、
いずれも座像で2.5m~3.0mはありそう。
馬頭観音は顔が横に長い。足を前に投げ出して珍しい。
そして、見開いた玉眼が印象的。
一番気になったのは四天王。
人ほどに近い大きさでごくさい色が全体的に
まずまず残っていた。玉眼も印象的。



五番藤井寺は時間が夕方にせまり、諦めた。
明日にすることに。

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西国三十三観音巡り2日目pt1

2019-03-21 07:40:18 | 巡礼西国33
巡礼区切り第二段

■二番 紀三井寺

6:30ころJR和歌山駅に高速バス着。
予定より1時間も早く着いた。

6:54 紀三井寺駅へ鉄道2駅分、徒歩10分で紀三井寺着。

山の中腹くらいにお寺、バス到着が1時間早く、
8:30からの金ぴかの仏像拝観に1時間以上空きができた。
と思ったら8:00少し過ぎに拝観ができた。

いざ堂内へ。
大きさなんと12M弱、まぶしい金箔、木像日本最大級。
運慶か快慶のどちらか系の現代の仏師が作成。
縮小拡大の技法に手こずったらしい。
そう言えば何となく頭が大きかったり、
胴回りが大きかったりという感じがしないでもない。
でも此れだけの金箔度と大きさは他の仏像では味わえない。

写真撮影禁止もなくお得感。
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鎌倉三十三観音めぐり3日目pt2

2019-03-17 21:58:43 | 巡礼鎌倉33
■4番 長谷寺
十一面観世音菩薩 単立

てっきり真言宗だと思っていたけど
そうではないようだ。

阿弥陀堂の阿弥陀如来(写真)。
座像で、推定3mくらい。神々しい。
よく見ると、浮き上がったはっきりとした
衣をつけているのに気づいた。
金箔もからだの方は残っている。
印の結びは鎌倉大仏と一緒で、瞑想型。
いつものように畳の上にあぐらをかき、
あみださんを眺め、そして拝んだ。
撮影禁止マークはないので撮影。

本尊十一面観音。9mと少し。
ある程度見慣れているので、
それほどの、おおーという感動はないが、
それでもすごい。
顔が特に濃い金箔。
からだの下の方は、ゴマ焚きの汚れだろうか
黒い汚れもある。
金と黒がまばらでいい雰囲気を出している。
自分の目がそれほどよくはないので、
目はあいているだろうという程度はわかる。
頂上の仏も怒っている風なのはわかる。
水びょうは以外に小さい。
定番の錫杖(しゃくじょう)。
奈良長谷寺の十一面観音よりは、お顔の肌つや
がよさそう。
300円と入山料は安く、しかも、頼朝切符を提示すると、
この切符が入る小さいクリアファイルをもらえた。


■22番 極楽寺
如意輪観世音菩薩 真言律宗

境内の中で写真撮影禁止と日本語のみ、
写真禁止マークはない。
外国人にはわからず。
アジア系の外国人は写真を撮っていた。
何やら宝物館らしき建物があったが
開館している雰囲気はなかった。
本堂の仏像はほとんど見えなかった。


■21番 成就院
聖観世音菩薩 真言宗大覚寺派
坂にある階段のお寺で
前にも来ていたことを思い出した。
本堂内には、鉄質金箔の現代風の観音さん。
庭には、小さめの不動明王の銅像。



これにて、鎌倉三十三観音めぐり結願。
最後に鶴岡八幡宮へ行こうと思っていたが
体が冷え気味で体調は万全ではないようなので
やめることにした。



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鎌倉三十三観音めぐり3日目pt1

2019-03-17 21:54:51 | 巡礼鎌倉33
最終日、頼朝切符を使って廻ることにした。

■23番  高徳院
聖観世音菩薩 浄土宗
 
鎌倉大仏。
阿弥陀如来で、瞑想するときの印の形を
している。

全体的に青銅色の他に、黒く汚れている部分がある。
掃除しても落ちない汚れなのだろうか。
ほほに繋ぎ目のせんが入ってしまっていて、
男前が少し落ちている感じもする。

いまさらながら、改めて気づく。
頭頂部付近、前頭部の丸いものはなんだろう。
後で見る長谷寺の阿弥陀如来にもついていた。

昭和の時代に、大仏は補強がされているようで、
台座と体の間に隙間を入れ、免震構造にしているらしい。

拝観料200円とりーずなぶるな金額。
大勢の観光客が訪れるので、
十分な収益があり経営としても
成り立っているのだろう。

youtube:
https://www.youtube.com/watch?v=I-KAX-5aLMo
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ドイツ人僧侶ネルケ Youtube

2019-03-09 22:18:12 | エピソード
以前、立ち読みしたネルケという僧侶について
何年も前に少しだけ書いたことがある。
ドイツ人ながら、曹洞宗の安泰寺の住職。

最近youtubeで、ネルケ無方僧侶の動画を見ている。
https://www.youtube.com/user/sendaba/featured
https://www.youtube.com/user/sendab

動画の中から、仏教伝道協会へのリンクもありましたので
それも下にリンクをはりました。

http://www.bdk.or.jp/read/muhou_prescription06.html


最近の動画を見て、どうやら、長い間、安泰寺の住職を
続けてきたが、1年後くらいに
後任にあとをつがせるようだ。


以下は、自分が感じていることではありますが、・・・
最近、講演の機会も増えて、ある程度収入は増えてきても
檀家の無いお寺の収入は安定しない。
日本人の奥さんもこのお寺の住職を辞めることを
希望している風。子供2人の高校入学のことを考え
山を降りての生活を希望している。


住職をやめてどういう風に生計を立てるかは
まだ、明言はされていないようです。
ただ言えることは、座禅はやめないはずです。

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鎌倉三十三観音めぐり2日目

2019-03-08 22:17:23 | 巡礼鎌倉33
今日は、レンタサイクルを利用することに。
何時間でいくらというのがあるが、
4時間を越えると定額の、ギアなし、1600円。

鎌倉駅から見て、南東方面、北東方面、北方面、
南西方面と予定した。
てきとうに走って、九品寺を最初に見つけた。

■16番 九品寺
聖観世音菩薩 浄土宗

無料、本堂奥に阿弥陀如来らしき像。
なむあみだぶつと3回唱えた。


■17番 補陀洛寺
十一面観世音菩薩 真言宗大覚寺派
神奈川県鎌倉市材木座6丁目7

ふだらくじと読む。
前に来たことがあった。
ぱっと見、門構えのほうからはお寺の名前はわからない。
本堂前に来て、お寺が正しいとわかった。
仏像的には小さかった。


■20番 光明寺
如意輪観世音菩薩 浄土宗

人間より少し小さい中心の阿弥陀如来座像、
金も残る不思議な雰囲気の如意輪観音、
笑っている白い弁財天、
善導大師は、ぎょくがんで、地蔵菩薩風で少し恐い。
仏像的にも見どころがある。
前にも来たことがある大きい敷地のお寺で、
ペットの供養塔もある。
こちらも無料で、今日訪れたお寺は2箇所以外は
入山料、拝観料は無料。


■19番 蓮乗院
十一面観世音菩薩 浄土宗
神奈川県鎌倉市材木座6丁目16

自転車で迷走。
迷った。地元らしき老夫婦に聞いてわかった。
光明寺のとなりだった。
数人のおばさん5,6人を見かけた。


■20番 千手院
千手観世音菩薩 浄土宗
神奈川県鎌倉市材木座6丁目12

こちらも迷ったが光明寺のとなりだった。
先ほど見かけたおばさん5,6人の一人が
坂東、秩父、西国の記念石碑を見ながら
ここは坂東のひとつのように間違った話を
していたので、訂正してあげた。
「坂東は廻りましたけど、こちらは違いますよ」
遠めに割と見事な雰囲気の千手観音だが、顔は見えず。


■15番 向福寺
聖観世音菩薩 時宗

先ほどの九品寺から北上する位置。
本堂の扉をを少し開け拝んだ。
仏像の印象は無い。


■14番 来迎寺
聖観世音菩薩 時宗
神奈川県鎌倉市材木座2丁目9−19

らいこうじと読む。
お寺の隣に民家が立ち、
朱印を求める人はそちらから。
仏像の印象は無い。
後で気づいた。来迎寺という名前は
鎌倉33観音で二ヶ所あることに。


■6番 瑞泉寺
千手観世音菩薩 臨済宗円覚寺派

バス停のある鎌倉宮よりもそこそこ距離。
入山料200円。本日始めて料金を払う。
鎌倉の禅宗系は、庭とか木々のきれいな
ところが多い。
仏像は、離れて見える中央にある仏像が何かは
わからず。しゃかむにと書かれてあった。


■5番 来迎寺
如意輪観世音菩薩 時宗

左手にお寺の民家を見ながらさらに
真新しい階段を上り本堂へ。
中央の阿弥陀如来座像、小ぶりながらやや大きい。
遠くてよくは見えない。
本堂の前に「仏像は美術品でない」という内容のことが
書かれてあった。
意図はなんなんでしょうか。


■24番 寿福寺
十一面観世音菩薩 臨済宗建長寺派

鎌倉駅から見て、北方面。
寿福金剛禅寺と山門の前に書かれていて、
最初はここがそうかとはよくわからなかった。
こちらは、一般の拝観するお堂はないようで、
古い堂の前から拝んだ。
こちらは、北条政子と源実朝の墓があるらしく
観光客の参拝コースでもあるらしい。


■25番 浄光明寺
千手観世音菩薩 真言宗泉涌寺派

位置的なところとお寺の名前で思い出していた。
見所のある仏像がいるのだ。
阿弥陀如来だったろうか、大きい本尊が、
説法印を結んでいるので印象が残っていた。
しかし、今回拝観はされていなかった。
拝観は木、土、日だけとのこと。がっかり。


■26番 海蔵寺
十一面観世音菩薩 臨済宗建長寺派

結婚に際しての記念撮影をしている新婚がいた。
見えるところにある堂内は、全体的には小ぶりだが
写真も禁止されていないようなので撮影した(写真)。
中心の像は暗くてよく見えなかったが、
光背が火でかたどられていたので
たぶん明王だと思う。


~~~~
この時点で14時頃。時間的には早いが、
長時間の自転車はでん部がいたくなる。
普段使わない自転車こぎの筋肉も使う。
以外と疲れた。
もう気力がなくなり、南西方面は、
日を改めてということにした。

残りは、
4、21、22,23番。
頼朝切符を使おうかと思う。
最後に、鶴岡八幡宮?

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