１鞍目で顎を取る取らないの攻防戦で疲れきった私。
あまりに疲れたので、乗るのをやめるか？そう思案。
でも一応選定を見てからにしよう！
でもセッカクきたんだし（と言ってもクラブまで
で２０分チョイで着いてしまうのですが☆）、適当に乗るか！
でも「むさし」だったら乗るのはやめよう！
むさしでさえなければ、
流す程度に乗るか！
そう決めた私は選定画面へ。
が、選定画面には無常にも「むさし」の文字が
乗るのをやめるか？？
思案中の私にとある指導員さんがやってきて、
「takeさん、むさしを譲っていただけませんか？」
「譲っていただければ、他の馬を用意します。」
聞いて私は思わずガッツポーズ
モチロン譲って差し上げました♪
で、変更する馬って？と聞くと、
「デルフィーです。」
デルフィー？Ｗｈｏ？
デルフィーはレッスンに出ていました。
初心者レッスンのようです。
丸い初心者駆歩やビギナーさんレッスンで使う馬場にいました。
前の時間に乗っていた方から受け取って、大慌てで馬装。
疲れきっていましたが、信念は曲げません。
水勒一本で（補助道具なしで）乗ります。
初心者・ビギナーレッスンで使う馬に乗れるのって・・・
非常にうれしいです。
なかなか同じレッスンにはでないでしょうし。
よしんば出てきても、私のような男性に当たる可能性を考えると・・・もう二度と乗れないかもしれないし。
いつものように、お呪いをかけてみると・・・
なんと！全然顎を譲ってくれません
大丈夫か？？？
レッスン本番で変わるか？
またがってしばらくしてから、この子の顎に随伴して手綱を送るのをやめました。
ダランダランの長手綱を持つ手を自分自身の脚の付け根に固定して、この子の（歩きながら）前に出そうとする顎をせき止めると・・・
大丈夫。
ちゃ～んと譲ってくれます。
でも手綱を詰めていけるか？
いつも握るポイントまでとりあえず詰めてみます。
（今日のテーマはハミ受け＆手綱をズルズルと延ばされないということにしました）
ちなみにメモリの位置を写真で説明すると・・・
んでもって、指導員さんから言われている「ここで持て」というメモリは↓
いつも持つポイントで（拳を交互に軽く引いて）ハミ受けを促すと？
大丈夫です♪
カクン、と頭が下がって顎を譲ってくれますが・・・
いつも持つポイントでもキツキツ
何とかいつも持つポイントを維持するような感じ。
でもこの子は自動ハミ受けホースです
（余談ですが、元祖自動ハミ受けホースのジェニーが去ってしまいました☆どこへいったのだろう？）
拳を交互に引けばカクンと顎を下げてくれます。
そこから更に自分のほうに引き寄せれば、収縮してくれます。
（でももう１メモリ詰められないので中途半端な収縮に
）
この時間は隅角通過で顎が逃げられました。
隅角を抜けた後にハミを交互に引けば、元に戻って屈撓した姿勢に戻ってくれるのですけど。。。
そこで、隅角進入前にハミを交互に握ってハミを入れ替えると？
逃げられません♪
でもそうすると隅角を深く通過できません。
隅角を深く曲がり＆ハミから逃がさない、これを両立させるべく格闘。
何とか内方脚で刺激＆ハミの入れ替えでより深く曲がれるようにはなりましたが、本当ならもう少し深くまがれたハズ。
もっと研究です。
左だけ駆歩が。
歩度を詰め＆外方手綱を握って＆ハミを入れ替えてＧＯ！
詰まったいい駆歩が。
駆歩のリズムもいいリズムです。
非常に気持ちにいいビートを刻んでくれています。
速歩では強反動ですが、駆歩になると非常に楽です。
顎も大丈夫。
屈撓した姿勢を維持してくれています♪
この子は良く我慢してくれます。
駆歩のときは顎を逃がそうと言う感じが全くありませんでした。
常歩から駆歩、駆歩から常歩、速歩から駆歩、駆歩から速歩、このどれをとっても運動移行の際に顎が逃げられずに済みました。
さすがこの子です！！
でも今日気になったことが。
長手綱で顎を譲らせたときに、別に手綱をより手繰って短くするわけでもないのに、いつもの位置～いつも言われるメモリで持とうとすると、首を伸ばして抵抗してきます。
その抵抗を抜こうと、拳を交互に引いてもダメ。
で、結局いつもの位置に戻してそこでハミ受けすることに。
でもそれじゃダメなんですね。
騎乗後に指導員さんにコメントされました。
手綱を手繰ったわけでもないのに、より詰めた位置で手綱を持とうとすると抵抗するのは？
それは、
・手綱を手繰られ馬にとって収縮させられるのはイヤ。
・だから短い手綱⇒これから収縮を要求される⇒収縮と言ういやなものが待っている⇒だから最初のうちに抵抗しておく
という、馬にとっての連想ゲーム。
・短い手綱にすると馬は抵抗してくるが、脚推進などでその抵抗を抜いて、そのハミ位置に顎を押し込むことが必要。
・だから顎を押し込むのは指導員さんでも結構力が要る
というもの。
だから、手綱を詰めて抵抗されるからと言ってすぐに詰めるのを諦める私の今までは・・・ダメだったんですね。
でも今日は手綱がズルズルと伸びていくことはありませんでした。
ハミ受けが分かってきてから、気がついたら手綱がビョ～ンと伸びていた・・・なんてことが随分減ってきました。
いい傾向です。
この調子で来週も乗れますように
とタカをくくっていた私も、テキストを見て顔が一転。
でした。
