ボクシングレヴュー

「TM」はタイトルマッチ、階級名につく「S」はスーパー、「L」はライトの略です。

海外の試合結果

2007年07月09日 | 海外試合(世界タイトル)
いずれも今月7日(現地時間)に行われたもの。


・IBF世界ヘビー級タイトルマッチ(ドイツ)
  ウラジミール・クリチコvsレイモン・ブリュースター

 王者クリチコが、磐石の試合運びを披露。6回終了時に
 ブリュースター陣営が棄権、TKO勝ちで3度目の防衛を果たした。
 3年前、クリチコをKOして大番狂わせを起こしWBO王者と
 なったブリュースターだが、やはりこれが本来の実力差なのだろう。


・WBA世界スーパー・ウェルター級タイトルマッチ(アメリカ)
  トラビス・シムズvsジョアシム・アルシン

 前戦で圧倒的な才能を見せつけ、大きな期待を集めたシムズが
 初防衛戦でまさかの陥落。判定で王座を失った。
 ただし、このアルシンというのもなかなか評価の高い選手だったようだ。


・IBF世界フライ級タイトルマッチ(アメリカ)
  ビック・ダルチニアンvsノニト・ドナイレ

 高いKO率を誇り、ここまで無敗。現在のフライ級では最強との
 呼び声も高かったダルチニアンが、何と5ラウンドKOで初黒星。
 7度目の防衛に失敗した。


・IBF世界バンタム級王座決定戦(アメリカ)
  ルイス・ペレスvsヘナロ・ガルシア

 ラファエル・マルケスが返上した王座は、元IBFスーパー・
 フライ級王者のペレスの元へ。7ラウンドKOで2階級制覇を達成。
 日本で長谷川穂積に敗れたガルシアは、これで2連敗となった。 
  
  
・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ(インドネシア)
  モハメド・ラクマンvsフローランテ・コンデス

 ラクマンが、2-1の判定負けで4度目の防衛に失敗した。
 ラクマンは3ラウンドと10ラウンドにダウンを奪われたが、
 判定は2ポイント差を付けたジャッジが2人、あとの一人は
 4ポイント差でラクマン。どういう試合だったのだろうか。

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