自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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レイリ第4巻

2017-10-22 23:28:36 | 小説以外 

将たる者、潔い死などない。簡単に諦めるな。

思考停止になるな。

兵の生殺与奪を一手に引き受けているその意義を

常に噛締めるべし。ということ。

みなさん少し大ざっぱすぎると思いますよ。

おレイ無礼であるぞ。

死を恐れぬ兵は都合がよい。

命知らずの兵なれば

作戦指揮において

思いのまま

各所に配置し

いざの時は

捨て駒として

使い切ればよいのだ。

しかるに

兵をまとめる

将においては

上辺の潔さなど

さしたる役には立たぬ

いやむしろ

将たるものが

死を口にした

ときこそが

敗北なのである

将の責務は

その将一人の命より

はるかに重い!

矢面に立つ兵は

人であり

戦場において潔さを求むるも良し

しかるに

将は!

武略の一部であって人にあらず!

将たるものたとえ

卑怯者と蔑まれ

予の嘲りを

受けようとも

まず第一義に

全軍勝利のための

武略に殉ずるべし!

己が死に様を繕うは

すべての責を果たした後・・・

 

んー、すげーセリフ。たぶんオリジナルならば書いているとき、

何かが乗り移っていたんでしょ。ぱくりなら、相当の死線を切り抜けてきた

武将の類だろう。