自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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悔し涙の経験・・・

2006-12-12 16:15:22 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

各地域の小学校ごとに30人31脚を競い合うというTVをほんの少しみた。

負けた小学校の児童のほとんどが涙を流していた。

練習の成果が出せず悔しかった、みんなと努力した日々が走馬灯のように頭を駆け巡った、厳しい練習に耐えたなどなど、

いろいろな思いから自然と涙がでてしまうのだろう。

話は変わるが、大学であるスポーツをやっている人がいて、引退試合でみんな泣いていたとということを聞いて、自分の過去を振りかったことがあった。

実は、猛烈に努力したが、「無念にも結果が実らず悔し涙が出る」とか「涙が出るほど悔しい」という経験が自分にはないことに気づいたとき、ちょっと唖然とした。

そういった経験をある種うらやましく思ってしまう。苦しい思いや楽しい思いを共有した仲間と流す涙。

まだまだ努力が足りないということか?あるところ、ある瞬間で早めに見限ってしまうからか?人前で泣くなんて恥ずかしい?それとも涙を流す暇があったら、何が弱くて、悪くて、原因で負けたのか、次にやった場合に、それを改善すれば勝てるのか、そう考えてしまうからか?などなど考えてしまった。父親に悔しくて涙を流した経験ってある?と聞いたら、「ないな~」と言う答えが返ってきた。やっぱり、何が悪かったのかは考えるとのこと。これは遺伝か。

なんにせよ、テレビ画面に映る泣く子に、羨望のまなざしをぶつけていた(笑)。