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自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

1考察テーマ倒産企業と永続企業(超継続企業)、2一兆ドルコーチ(アメリカ)と社長の教祖(日本)

2019-12-28 10:34:35 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

1考察テーマ 倒産企業と永続企業(超継続企業)

①倒産企業と②永続企業

ビジョナリーカンパニー1で取り上げられた会社も結構吸収合併されたり、消滅(清算)したりと多い。

①は基本的に、荒木博行『世界倒産企業』(日経BP)、25社を取り扱っている。

②は、ジェームズ・コリンズ『ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の原則』(こちらも日経BPです)

も前述の事から永続条件(時の経過とともに環境が変化する中でも、何よりも基本理念とそれを守り抜くことの重要性を説く)。

②株主資本主義の前提において、そもそも②が可能なのかという部分を突き詰めて考えるべきだろう。そこから日本の会社の超存在期間が長い、継続企業にもフォーカスしてみる。アメリカの会社制度を必死で日本に転写させること自体を目的に、盲目的に必死になっているのではないか。

おそらく日経BP編集陣もここを突き詰めたいのではなかろうか?日本には素晴らしい超継続企業がたくさんあるが、そんな中、アメリカをまねていいの?(とはいえ、アメリカ以外の諸国もグローバリゼーションの名のもとにアメリカナイズされている可能性は否めないが。。。=ディファクトスタンダード)

そこで、これも同じく日経BPビジネス人文庫からの新原浩朗『日本の優秀企業研究企業経営の原点6つの条件』を読書対象とする(この著者は経産省役人=課長職)。さらに、日経で連載されていた、これも日経ビジネス人文庫『200年企業Ⅰ』~『200年企業Ⅲ』やグロービス著『創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄えるのか』(東洋経済新報社)も取り上げられるとよい。

2一兆ドルコーチ(アメリカ)と社長の教祖(日本)

ビル・キャンベル(ジョブスやシュミットやベゾスに影響を与えたアメフトコーチからセールス業界に転身)

一倉 定(いちくらさだむ)社長の教祖(以下Amazonドットコム 新装版第一巻『経営戦略』一倉定の社長学書籍ぺページより引用)

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著者・一倉定(いちくら さだむ)とは

事業経営の成否は社長次第で決まるという信念から、社長だけを対象に情熱的に指導。

空理空論を嫌い、徹底して実践現場主義と顧客第一主義を標榜。社長を小学生のように叱りつけ、時には手にしたチョークを投げつける厳しさの反面、誰でも敬遠したがる倒産寸前の会社を建て直すために、社長とともに幾夜にもわたって眠れない血の出るような苦労をし、金策に走り、業績急伸策を練って、売上利益を上げる信念の人。

その人柄に多くの経営者が親しみ、生涯の師と仰ぎ、「社長の教祖」と呼ばれる。指導した会社は大中小5000社に及ぶ。一九九九年逝去。

門下生に、

ユニチャーム創業者・高原慶一朗氏

ドトールコーヒー創業者・鳥羽博道氏

トステム創業者・潮田健次郎氏

エフピコ創業者・小松安弘氏

など、錚々たる経営者が名を連ねる。

社長学シリーズは、一倉氏がまさに人生を賭して社長に訴えかけた「血のかよった経営学の集大成」である。

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これらをより客観的に考察する目的から松岡正剛『感ビジネス』(角川ソフィア文庫)ものぞく。

例えば、コンサルタントのカラン・フェラン『申し訳ない、御社を潰したの私です。』等の書評は、興味深い。

松岡さんは三枝匡『V字回復の経営』(これも日経ビジネス人文庫ですな)さんにボスコンのPPMや経験曲線などのフレームワークを教わったらしいですね。三枝さん社長就任3年目ぐらいに新オフィスのデザインを編集工学の事務所に依頼されて引き受けたとのこと。

さらにさらに、ブッシュネル&ストーン『ぼくがジョブズに教えたこと』ジョブスが、ノーランブッシュネルというアタリの創業者で40人目の社員として入社。ブッシュネルがジョブスから頻繁に求められてアドバイスした内容が記載されていてこちらも興味深い。

・逸材にはメンターが必要、

・組織は、統制された無秩序が良い、などなど。

個人(個別思考)⇔集団化=組織⇒方針・指針の下での集団の効率的な役割と行動(軍事)軍事目標を達成するための実現方法=戦略⇒過去や横の情報収集(統計が事実と呼べるか超微妙だが)から分析して行動(コンサル方式)


重松清『百年読書会』(朝日新書)

2019-08-18 20:04:31 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

朝日新聞の日曜読書面2009年4月から2010年3月までの100年読まれている書籍12冊について読者の感想投稿を取り上げてまとめた一冊。結構興味深く読める。ご高齢の方が多い印象が多いが年齢に関係なく瑞々しさもあって面白い!

編著名 :重松 清

書籍名 :百年読書会

出版社 :朝日新聞出版(朝日新書)

発刊日 :2010年7月

価 格  :700円プラス税 p213

ジャンル:書評

太宰治から三島由紀夫まで。松本清張って、太宰治と同年生まれだったんですな。 


愛犬プル逝く

2019-08-18 14:45:10 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

このお盆で切ったまま庭にそのままにしていた植木をクリーンセンターに捨てるために実家へ。

トヨタレンタカーでタウンエーストラックを借りる。

家とクリーンセンターを3往復100キロちょい。実家へ行った前日に故障したレンジ、その他ストーブ、椅子、自転車や植木と捨てる。

一回目に捨てた後でレンジやプルの餌等買い物が大変な重い物系を購入。

その時はまだお尻のあたりに腫瘍ができていたため手術した遺症&老衰からか、

後ろ脚が不自由だったが、ご飯を食べ、お水も飲んでいた。

水曜日に実家から戻ってきたが、木曜に朝からご飯を食べなくなったと連絡を父からもらい、

昨日再度実家へ帰った。そしてまだ実家へ着いた時には生きていたが、夕方17時頃に静かに息を引き取った。

死を看取ることができた。

14歳 2006年だったか?父親と二人でプル(コーギー)を買い、自分の運転で我が家に迎え(緊張からか車酔いからか箱の中で戻していたのが懐かしい)、

昨日2019年8月17日まで。本当にかわいいやつだった。

色々な思い出をありがとうプル、お世話になりました!!


プレゼント・水上バス・スターバックス

2019-08-11 09:19:23 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

横浜にてプレゼント購入

4℃にてピアス。魚が自由に呼吸ができる水温が4℃、そこからきている。

初めて水上バスにてみなとみらいへ移動。

沿岸だからか風があり真夏にかかわらず結構涼しい。

スターバックスみなとみらいにて過ごす。

フラペチーノは高いけどうまい。

久しぶりに文房具購入。0.3mmの細いペン。

デルフィニア戦記外伝Ⅱ、進撃29巻購入。


日本空手教会 道場訓

2019-07-28 14:09:36 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

空手を習っていたころ

練習の開始と終了時に正座し、必ず唱えていた道場訓

ひとつ 人格完成に努めること

ひとつ 誠の道を守ること

ひとつ 努力の精神を養うこと

ひとつ 礼儀を重んずること

ひとつ 血気の勇を戒めること

以上五つ。今振り返っても素晴らしい。なぜなら前提に完成がない・終わりがない無常を置いているから。

一度身についたと思っても、人はたちまち時間がたてば、だらけてしまうことだってありえるのだ。それを戒めている。


西洋百科全書と東洋の四庫全書

2019-06-30 19:31:51 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

時代は異なるがどちらもすさまじい

◆フランスは、ダランベールとディドロの『百科全書

(リンクはウィキ。岩波文庫で超簡素版(副題:序論および代表項目)1971年6月第一刷)

 1751年~1772年までに全28巻 本文17巻図版11巻

本文:16,142ページ 項目数71,709という。しかも増えるらしい。

 

◆東洋中国『四庫全書』1741年~1782年

四庫:経・史・子・集

『続修四庫全書』が出ている(1994年~2002年)。

さらに44類、3503種、36000冊、230万ページ、10億字になっている(部数・巻数の数え方には数種あり)。

実際に編纂に参加して正式に名前が登録された文人学者だけで400人を超える。

印刷物ではなく、すべて手書きであり、筆写人員は 4000人余りという。化け物資料だ。

 

年代が近いのは偶然か?


金沢

2019-05-05 07:43:01 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

◆12時ホテル着く。金沢駅のすぐそば。


1泊2日お世話に。ビジネスホテルなのにちと高い。

◆平岡野神社におみくじ。今回の小旅行旅路の占いも込めて中吉でまずまず。



海みらい図書館までは散策を兼ねて歩く。

途中でラーメンを食す。山勝角ふじ金沢店。つけ麺、旨し、計5キロ弱歩く。

◆金沢海みらい図書館、
綺麗なドット柄の建物。総工費40億ぐらいだったか。素晴らしい!世界の美しい図書館ランキング入りしただけあり。
館員さんに言えば許可証いただけ、館内撮影もOK



帰りは流石にバス。

◆金沢21世紀美術館

きれいな建物です。

建築は、瀬戸内海の犬島プロジェクトで話題の妹島和世氏(2004年)。

金沢って雲がない(少ない)?
夕方金曜土曜は通常18時→20時を利用して撮影。下記観た後、ミニ三脚をフルに使い撮影。



空が蒼くて綺麗。雲がほとんど無いのは、たまたま?
大岩オスカールさん、光をめざす旅
鑑賞。
北千住に住んでいたとの事で親近感を得る。画集では感じ得ない壁面画サイズの大迫力。

◆夜、海老天うどん食す。ん〜味は微妙。

◆夜はホテルにて買い飲み。
映画のヴェリムを観る。途中疲れで眠くなるもオモロイ❗️

◆朝、ブュッフェ。ご飯をたらふく食べる。

チェックアウトまで映画2本目、ギンズバーグ。未開のジャングル旅の話。事実は架空より奇なり。こちらもオモロイ。

チェックアウト。1泊2日、お世話になりました。

コインロッカー探し。駅は空きなし。
イオン2階が穴場、空いていた。

◆近江市場まで歩く。コロッケ買い食い。旨し。その後並んで鮮彩えにしにて海鮮丼2780円、高いが旨い。30分ぐらい?まって入れた。


◆兼六園までバス移動。途中歩き、3箇所尾崎神社、尾山神社、大興芸人の芸を見る。面白い。

◆石浦神社にて朱印帳に朱印頂く。達筆!しかも令和元年!


兼六園、霞ヶ池、成巽閣へ。

金沢駅へ戻り19時新幹線にて帰路。楽しかった!

 


鑑賞済みコンテンツ

2019-04-15 09:19:20 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

・盾の勇者の成り上がりアニメ14話まで

・人形の国4巻

・さよならの朝に約束の花を飾る(アニメ映画)

 長寿命の民族と空飛ぶ大型の鳥(ドラゴン)を操って派遣を握っていたが、

 ドラゴンが赤目病に懸って死にゆくと敵国に狙われだす人間の話。

 メインはある長寿命の女の子が子供を助け育て別れを知る話。

・七つの大罪 戒めの復活

・THE FIFTH WAVE フィフスウェイブ

・ヘレディタリー 継承(洋画ホラー)

 出演者の顔が濃くて怖い。(特に母親役とヘンリーと名付けられた妹役)

 ヘンリーの顔が兄の自動車運転中に窓から出したため、電信柱に激突(時速100km)。

 頭と胴体がもげるシーンはビビりまくり。

・ハンナ(Amazonプライムビデオ)全8話

 映画CIAの暗殺者エージェントを育ての父親に持ち、CIAの実験で母親を殺した

 者に復讐を誓う、暗殺少女ハンナのドラマ全8話。

・revisionsアニメ

 渋谷の数百年後の未来と現在を行き来する。活躍するのは、

 少年少女の頃に未来から来たという少女に出会った5人組の高校生。

 ロボットもの。


なぜ人を殺してはいけないか?

2018-11-18 23:04:28 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

・人は一人では生きていけないからである。

・生きている限り衣食住が必要である。これらを生まれた時から持っているわけがない。

・誰かに与えられないとないものである。アフリカのサバンナあたりに放り捨て。。。。られなくてもわかる。

・人間の場合は生まれたら誰かしらに保護されないと生きられない。成人になっても何らかしらのコミュニティに

属していないと生きてはいけない。衣食住は維持できない。子供も産めない=生命(遺伝)が維持できない。

保護されない国では生きづらいか、生きたくても生きれない。殺したくなくても殺される。だから殺される前に殺さないといけないという

状況が生まれる。あるいは自然の脅威にさらされて死ぬ。

アフリカのスーダン、エチオピア、アンゴラなどへ

行ってみればよい。30歳未満で死ぬ可能性が著しく高い。

そういう国に生まれればこのようなふざけた問いすらまず起らない。裕福だからこそこういう無意味な問いが生まれる。

・生きる上で環境に制約がない、衣食住が永遠に手に入り、自然災害もない世界であれば、一人で生きていけるかもしれない。

お金も要らなくなる(人を襲う生き物がいない地球という前提が成立しないが)。

金は物質であり、”誰かと何かを交換できる”から価値があるのだ。それは人類の歴史始まって以来、続けられている所以だ。

しかし、だれもが一人で生きようと考える場合、今度はやはりサバイバルが始まる。資源は有限だからだ。弱肉強食だ。

国対国の戦争は、何かしらの交換条件が成立しないと発生する。これも人間は一人では生きていけないし、衣食住を成立させる

源である様々な資源は有限だからだ。

生まれた時から人は、いやむしろ生物は地球の制約が多い環境の中で生きている。生物学的には、

生命は時間があるから有限であり、だからこそ子供を産み、生命を持続的に維持するために生きている(種の保存という自然摂理だ)。

人を殺してよい世の中では生命を維持するのに効率が悪い。維持できる確率が低くなる。

人間は一人では生きていけないのだ。だから他人を殺してはいけないルールとそれを守るという認識が必要なのだ。

裕福になるとこんな当たり前のことを忘れる。

この表題を質問する物心ついた人間って、自分が赤ん坊だった頃に自分以外の面倒を見てくれる何者かがいなかったら

この疑問さえ発せられない(存在すらできない)ことに気づかないのかしら。