▲整備された野沢温泉スポーツ公園
長野県町村会主催による政務調査会総務文教部会が7月31日野沢温泉村で開催。
この日は12名の部会委員が出席、県下町村の抱える総務文教部門に関する課題等の解決のため、県・国へ提言すべき事項について話し合いが行われる。
防災対策や教育、町村財政の充実に向けて具体的な提言をまとめ、その後、野沢温泉村の新たな事業や名所等を視察。
案内されたのは野沢温泉スポーツ公園。サマースキーゲレンデを始め多くの施設が整備されている中で、人気の『ジップ・スカイライド』を体験。全長652m、標高差122mに張られたワイヤーケーブルを一気に滑り降りる空中大滑降。最高時速約70Kmでスリルと爽快感が味わえる。滑降中眼下では全長500m、幅30mのサマースキーゲレンデでスキーヤーが夏スキーを楽しんでいる。
続いて、『遊ロード』(動く歩道)を乗り継ぎ、湯煙の立つ『麻釜(おがま)』を見て、『おぼろ月夜の館』へ。ここは、文部省唱歌「春が来た」「故郷」「おぼろ月夜」などの作詞者で、国語・国文学者である高野辰之博士の業績とその人柄を称えた記念館。辰之が収集した多くの作品にも驚く。
そして、野沢温泉村のシンボル『外湯』へ。ここは、夕食後に入ることにしてホテルへ。
夕食を兼ねた意見交換会では、町村の課題などについて率直な意見が出され有意義な会となる。
夕食後に近くの外湯『大湯』へ。江戸時代の趣を今に伝えるという美しい湯屋建築の『大湯』、中に入ると下足棚と脱衣棚と木の浴槽が二つ。奥が熱い湯で手前がぬるい湯とのこと。早速、浴衣を脱いで「ぬるい湯」へ。しかし、しかし、熱い!。熱い湯は更に強烈に熱い。「ぬるい湯」へ静かに沈み込む。我慢、我慢、3分ほどの入浴であったが、上がると実に爽やか。
野沢温泉村の素晴らしい資源と新たな時代へ向けての村づくりを学ぶことができました。関係皆様に感謝を申し上げます。
▼野沢温泉村役場で開会した県町村会政務調査会総務文教部会
▼人気の『ジップ・スカイライド』を体験
▼『遊ロード』(動く歩道)
▼湯煙の立つ『麻釜(おがま)』
▼『おぼろ月夜の館』
▼外湯『大湯』