ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

北信

2014-03-16 18:54:26 | 旅行記

昨日の山スキーで筋肉痛、ということで朝ごはん前に温泉へ

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外湯の中には

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朝食の後は、野沢温泉のみゆき商店さんへ 

ここでは、チーズ入りの饅頭!これが、絶品。あんこも甘味が控えめで、甘いものがダメ、という人もチーズの味とこの控えめな甘味でおいしい、と言って食べてくれます! 

ここのご主人、民芸品も売っています(アケビ細工もご自分で作っているそうです) 

なんといっても、野沢の名物である道祖神の手作り人形。

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すべて、手書き。野沢温泉の道祖神人形の顔は二人の方が描いていたそうです。

この二組の道祖神の顔、微妙に違います。でも、大きい道祖神人形の顔を描いた人はも亡くなったそうです。とても貴重。

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戻りながら、十王堂の外湯へ。ここは、一階が女性用、二階が男性用。 

妙高・赤倉のぽん太郎のお昼が、大好きなカキフライ。ドライ 

ブかてら、野沢温泉から飯山経由、赤倉へ 

途中、いいやまふるさと館へ。 

丁度、北信のお雛様を展示。

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飯山は、仏壇の町。もともと、多くの建具職人さんがいました。そのため、スキーがレルヒ少佐によって日本に伝えられ、翌年長野県へ伝わると、最初に飯山でスキーの板作りが開始。 

日本の有名なスキーブランドも飯山発祥のブランドも多かったです

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すぐ、近くには、来年開業予定の北陸新幹線

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さすがに日本有数の豪雪地帯を走るだけあって、今までの新幹線とは異なり、スノーシェッドのような、トンネルで線路を覆っています。 

のんびりと、春のような陽気のもと、妙高・赤倉ぽん太郎へ。 

カキフライ、美味しかった!

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鍋倉山・最高のパウダー

2014-03-16 17:41:28 | スキー

長野県、開田山脈の主峰・鍋倉山へ

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温井には朝早くから車。

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多くのスキーヤー。皆、同じトレースで上がり、斜面を荒らすような無粋な人はいません!

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眼下に千曲川

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山頂からは、残念ながら、妙高山が雲に隠れてでてきません

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ふりかえると鍋倉山

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ところで、登山口の温井ではおばあちゃんたちが作った民芸品を飯山ふるさと館で見つけました!(次の日)

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すぐに売り切れてしまうそうです! 

昼過ぎに下山、もう20年以上泊まっていてる野沢温泉の民宿へ 

宿に着くと、おばちゃんが、お汁粉を用意してくれました

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野沢温泉では、お茶請けに野沢菜(with 味の素)がよく出ます! 

空いているうちに外湯へ

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野沢温泉で一番、上にある”滝の湯”へ 

誰もいない!ということは、とっても熱い、ということ! 

多くの人が出入りして温泉と冷たい空気が触れて丁度良い温度になりますが、誰もいない、ということは、この作業をひとりで!お湯をかき混ぜます!(水を入れる、なんていう無粋なことをしてはいけません!)

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宿に戻れば、もちろんビール!

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夕焼けには、昼は見えなかった頸城の山々が。

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妙高山と火打山

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ヒンシュクの達人

2014-03-13 00:19:12 | 本と雑誌

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急遽、宮城県へ日帰り出張、車中で読む本、最近出版された本で気になっていた本。

著者はビートたけし、さん

毒舌、と言っていますが、内容はいたって、日本人の本音、隠れた姿をストレートに表現したもの。

東日本大震災から3年目。

この本はとある雑誌の連載をまとめたもの、そして、震災発生後2週間後に書いたビートたけしさんの文が非常に考えさせられます。

要約すると、

”2万人が死者・行方不明という表現、おかしい。では8万人死んだ中国の地震より大したことがない、というのか。”

”2万人が死んだのではない、一人が亡くなった事件が2万件ある、と考えるものではないか”

”人の悲しみいうものは個人的な感情であり、数で測るものではない”

”極端なこというと、自分の身内、知り合いが生きていれば10万人死のうと、100万人死のうと関係ない”

”震災被害者に笑いを、という芸能人が行くのはおかしい、当事者にとっては、笑い、楽しみより生きること、そのことのほうが大事”

この言葉、とても考えさせられる発言。

3・11が近づくと、やたらと

”絆”

”復興”

という言葉がむなしく踊ります。

また、やたらと芸能人(芸人、歌手等)が訪問して慰問しているポーズをとっています。(秋葉原のソフトポルノ集団も思い出したように訪問しています)

”偽善”という意味とは異なりますが、上から目線、つまり自分たちは被害者ではない、同情という目線で被災者に対応しているのではないでしょうか?

特に、原発被災者に対して、東京都民を含む東京電力管内に住む人たちは、もっと真剣に対応すべきでは。

もちろん、芸人と言われる人たちの中には、東北出身の人たちを中心に継続的に活動、基金を作っているひとたちもいます。このような活動と、”売名行為”に近い活動と一緒にしてはいけないと思います。

この本、ビートたけしさんが、書いているだけあり、下ネタも多いですが、優しさあふれる表現です。

3・11近辺だけ騒ぐ、日本人、熱しやすく冷めやすい日本人を痛烈に批判しています。

あっという間に読むことができますが、非常に考えさせられる本。

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登米市石ノ森町の名物”はっと”

 

昔、役人が百姓が美味しそうに食べていたのでこのままでは米をつくらなくなってしまう、といことで”ご法度”にした、とのことから”はっと”という名前がついた、との説もあります。

 

小麦粉を薄く伸ばした、独特の食感。

ちなみに石ノ森町、石ノ森章太郎の出生の地。近くには生家があり、仮面ライダー、009、ロボコンのフギュアが街中にあります。

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ニセコルール

2014-03-11 22:02:09 | スキー

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かつて10年間に8人が遭難死、その後、立ち入り禁止区域を切ったボーダーによっておこされた雪崩でツアー客が遭難するなど、遭難が頻繁におこっていたニセコ。そこを個人の方が中心に、スキーパトロールの人たち、山岳関係者で長年かかってつくりあげた、”ニセコルール”

もちろん、登山(山スキー)をする人たちからは、”自己責任”を理由に反対する人たちが存在することも事実。

でも、”自己責任”を主張する人たちほど、いざ、というときに自分ではなにもできず、県警に頼むことも多いです。

また、重装備で冬山スキーをする登山客が誰の目からも、つまり一般スキー客からも見える状況で、この一般スキー客がバックカントリーエリアへ踏み込んでしまうのは明々白々。

だれでも楽しめる、”管理された”バックカントリーを楽しむための、独自のルール。

このおかげで、楽しく、バックカントリーを楽しめるのも事実。

ニセコから、日本各地のスキー場に外国人が増えている現状にあわせて、同様なトラブルも発生しています。

この解決方法のひとつ、として”ニセコルール”は参考になるかもしれません。

それには、地元の人たちの協力が必要であることはもちろんです。

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Schi Heil

2014-03-10 23:46:02 | スキー

ニセコでは今年一番の寒波で大荒れ!

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晴れても、強風で、最上部のリフトは運行停止、ヒルトンビレッジ(旧東山プリンス)のゴンドラも歩くような低速運転

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ヒラフからもアンヌプリが見えるものの、リフト動かず。

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20年以上、ニセコに通っていると、土砂降りの雨が降ったり、アンヌプリを一度も見ないことも、さらに、湿った大雪のため、千歳空港で一便も飛ばなかった、という開港以来のできごとがあった日が、丁度戻る日で、戻れず空港で一夜を明かしたことも!

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羊蹄山も残念ながら山頂は見えず!

今年も、ダメかな、と思った戻る最後の日に最高のパウダーを堪能できることに!

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ほんの一瞬のチャンスに多くの人がバックカントリーへ

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アンヌプリを大きく巻いて、東尾根へ

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かつて、板を担いでいった、ワイスホルンスキー場。今は閉鎖、スキー場下部にあったロッジも取り壊したそうです。

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一度は登ってみたいイワオヌプリ。

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この時期にパウダー!もちろん、2月のトップシーズンのパウダーよりは重いですが、この時期に最高のパウダー!

”Schi Heil!”(スキー万歳!)

最後の最後で、最高のスキーを楽しめました、スキーの神様のおかげかな?

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