ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

車の電動化の動きで見落とされていること

2017-10-04 13:07:52 | 

最近、新聞、テレビなので、ガソリンエンジン車は、減り、電動化される、という記事、毎日見ます。

この“電動化”という表現、全くの素人(世の中のみ大半の人達)には
“電動化=電気自動車”
と思うのは、さもありなん、と。

でも、実は、純粋な電気自動車(pure EV)よりもハイブリッド車、燃料電池車が、実態であり、将来的な姿として電気自動車になりつつある、というのが本当の姿。

そしてマスコミ、識者もこれはひとえにバッテリーの能力にかかっている、との論調。

でも、モーターに係わる仕事に従事している者、としては、実はモーターも深刻な状況になあることを危惧。

というのも、モーターの世界で、自動車用の“効率の良い”モーターの材料を供給する能力が世界的に圧倒的に不足しています。
日本にいると中々気がつきませんが、新興国の発展のスピードがヒートアップしてくると、エアコンの需要も急速に増えます。このエアコン用のモーターも効率の良いものでなければならず、当然、材料もそれなりのものを使用しなければなりません。

となると、自動車用の効率の良いモーターも“モーターを作ることはできても材料が足りない”という事態に。

数年後、どうなっているのかしら?

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