ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

3月になったばかりなのに😢やぶ漕ぎスキーツアー

2020-03-03 10:36:37 | スキー
コロナウィルスによる外出自粛のせいか、高速道路のSAはいつもとは異なる光景

いつもは混んでいて駐車する場所を探すのも難儀する梓川SAもいつもとは違った光景

SAからの山々も雪が少ない😢
豊田飯山インターを降りていつものガソリンスタンドで給油をしていても

車、通りません。
妙高の知人と野沢温泉→水無山→七ヶ巻(ならまき)へのクラシックスキールートへ。
いつも寄る野沢温泉のお店で非常食を購入。顔なじみになった、よく今回のルートをご存じのお店の方からは”新雪降ったから良いかも”





ブナの原生林の美しいツアー

ブナ林も陽光に輝いています

水尾山からは新雪、といっても暖かいのでゴソゴソの雪。北北西斜面なのに滑りにくいことこの上ないです。
奥志賀林道まで降りると嫌なものを

真っ赤っかの杉の花。見ているだけで鼻がムズムズ、目がショボショボ。





滑りはじめてもゴソゴソのコンディションは変わらず。足が棒のようになってきます





昔のルート案内板。歴史を感じます。
稜線から七ヶ巻への下山は地獄のやぶ漕ぎ。こんなにやぶ漕ぎは久しぶり、というか若いときには強引に進めましたが、歳をとると厳しいかな。
バス時間には1時間以上の余裕があったはずですが、10分前に到着。
とても下山してからコーヒーを飲む余裕はなし。

今回も同行のMさんのおかげでなんとか間に合いました。
間に合わないと一人あたり300円のバスが6,000円のタクシーとなるところでした。今回もMさんに感謝!
昼過ぎに野沢温泉に戻り、冷たいお蕎麦を。例年、混んでいて入ることもできないお店もガラガラ。
春のような陽気の野沢温泉を外湯巡りしながら散策

一番奥の滝之湯へ。
女性側からは熱い!との声が沢山。嫁さんに聞いたら入らないで帰った人もいるそうです。
野沢温泉の外湯、いつもは冷気で冷やされますが今年は冷えも強くなく、温泉も熱いままかもしれません
夜、夕食前に麻釜へ

空いています
翌日、日曜日、やはり外国人だらけ、というか日本人が少ないゲレンデで気持ちよく。
野沢温泉スキー場は混んでいて中々テレマークスキーには面白くないので、ゲレンデを滑ることはなかったですが嫁さんとは、ほぼ10年ぶりにゲレンデ。







標高があるので霧氷も綺麗

でも、小雪の今年、野沢温泉スキー場で有名なシュナイダーもこの通り。
昼過ぎにには雪も3月とは思えないくらいにグシャグシャな雪になったので下山

温泉神社で。
そして外湯巡り+🍻







今回は真湯へ。
野沢温泉は外湯→🍻と、人間を堕落させる誘惑が多いです。
夕方は部屋から妙高山が綺麗に

今回は、天気も良いので月曜日に休んでスキー

翌朝は春霞?の中、朝陽に耀く妙高山
月曜日になるとさらに日本人が減り、外国のスキー場みたい。



ガラガラです。



ここでは外国人の家族が多かったのと、なんと、似たような境遇の人達が多かったです。つまり、退職したした人達。何人かと話しをしたら65もしくは70歳までの体が動くうちにスキーしなければ!と。確かに我々世代は”私をスキーに連れて行って”の世界で遊んでいました。思わず嫁さんと顔を見合わせて笑ってしまいました。


長坂のゴンドラ、今年が最後で新しく作られるようです。









これが最後かな。
昔は4人乗りの膝がぶつかるくらいに窮屈なBOMA、バブル期に世界初の立ち乗り10人以上(確か18人乗り?)乗りゴンドラとして作られ、あまりにも狭く長いので窓際に腰を降ろす場所を作ったと。
バブル時代には朝早く、長坂ゴンドラの乗車する列と日影ゴンドラの乗車する列が交差、互いに、”どっちが早いですかね~”とお客さん同士で会話したのが懐かしい。

中間駅も無くなるようなのでこの光景も見納めかな。



ゴンドラからは自然を感じます。以前、(天然記念物の)ニホンカモシカが雪の深みにはまってもがいていたことも。

野沢温泉は東野圭吾さんの小説のモデル、映画のロケ地。また、新しい小説を書いたみたいなのでまた、映画化かな。

妙高山をバックに写真、と思ったら雲が出てきて隠れてしまいました😢


野沢温泉スキー場内には奥志賀林道の分岐道が沢山。雪が少ないのでいつもは隠れているこんな標識も見ることができます。

野沢温泉ならではの俳句。面白いです。

連絡用の巨大エスカレーターの横には見たくないものも😢
宿に戻って帰り支度。
近くの外湯へ

そして、個人的には一番美味しい温泉饅頭(道祖神饅頭)を買いにみゆき堂さんへ。



このお店の横には大きな石碑。
月山信仰の碑。土曜日に同行してくれたMさんの疑問、なんでこんなところに?
みゆき堂のおじさんに聞いたら、昔、この近所に毎年月山に”歩いて”参拝していた人が歳をとっていけなくなったので、記念に作ったとのこと。
そしてこの狭い道が、昔のメインストリート”野沢街道”とのこと。
確かにこの狭い道沿いに多くの宿、家があるなと。
面白い話しでした。
ところで野沢温泉スキー場、リフト券が巧みに設定されています。半日券の代わりに4時間券がありますが、2日券と1日券+4時間券が同額、さらに宿泊者限定料金もあり、つまり宿泊すれば得になるように設定されています。
こんなに村ぐるみで経営していても、日本人は(ウイルス騒ぎが無くても)ガタ減り、外国人頼みになっています。
とはえ、これだけ大きなゲレンデ、街歩きができるのが野沢温泉の魅力かもしれません。
それにしても”スキー”という言葉は死語になるのかな?
ところで、この野沢温泉でブラブラしていると日本人スキー客がトイレットペーパーを持って歩いていました。宿のおばさんに聞いたら飯山ではトイレットペーパーが無くなった、皆さん騒いでいるそうです。ウイルス騒ぎでトイレットペーパーが無くなると書いた馬鹿どものせいでこんな所でも。
本当に日本人はどこまでレベルがさがるのかしら?????






























コメント
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