今シーズン最後の野沢温泉へ。
梓川SAは、雪が少ないことと武漢肺炎のおかげで例年に較べて大幅に人が少ないです。
豊田飯山インターを降りてからの光景には驚き
千曲川の河川敷には雪無し。例年は除雪の雪の排雪場所で雪の大きな山があります。そして今頃は茶色に汚れた雪山がありますが、今年は春のような光景
温泉街も雪無し
日本三大夜祭りの”道祖神祭り”の会場も雪ほとんど無し
スキー場を見上げると、ガスが下の温泉街近くまで降りてきて視界悪く、さらに雨交じりの雪。こんなときにはスキーをしても愉しくないし、怪我をするのも嫌なので、野沢温泉ならではの楽しみを。
外湯巡り。
野沢温泉には13の外湯があります。
まずは熊の手洗い
いつも混んでいる上寺湯
野沢温泉では比較的下にある(と思う)真湯へ
そして野沢温泉の最奥地の、最高地の滝之湯へ
下ってきて大湯
野沢温泉と言えばここ、大湯が有名。
昔から沢山の人達で溢れていました。
そして昔はこの大湯、足を入れることができないくらいの熱湯。足を入れると足がジンジンしてきました。水で薄めると地元のおじいちゃんに滅茶苦茶怒られました!
今は、昔、馬鹿が某所で朝一番に飛び込んで火傷になり野沢温泉を相手に裁判をおこしたため、どの外湯も強制的に水で薄めています。そのおかげで随分と湯温はさがりました(とは言っても人の入っていない外湯は熱いです)。大湯の中でも”熱い”と書かれた湯舟は相変わらずジンジンと。勿論、入れませんでしたが。
あとは近くの河原湯
人がおらず、熱かった!
ここでお昼の時間
野沢温泉に30年以上かよってきていますが、昔、よく来ていた中華料理店へ
昔ながらの、日本のどこの町にもあった日本的な中華料理のお店
ここはなんといってもシソ餃子が美味
最近は外国人が多くてお店に入れませんでしたが、今年は外国人も少なく、久しぶりに入ることができました。懐かしいおばちゃんも。色々とお話を
宿に戻って休んでから午後の部
松葉の湯
民宿街にあるので混んでいます。昼過ぎなので悪天候でスキーを諦めたと思われる人達が結構いました。
ここには誰でも利用できる温泉卵を作る小さな温泉場があります。
ここから登って長坂ゲレンデ近くの秋葉の湯
あとはメイン道路まで降りてきて中尾の湯
一番広いせいか多くの人達
宿に戻りがてら新田の湯
十王堂の湯
野沢温泉街のほぼ端から端まで歩き回って廃業、休業したと思われる民宿、宿が沢山ありました。時代の流れかな。
ちょうど良い時間に
夕飯前に麻釜へ
🍻を美味しくいただけました!
ところで今回、オゾン発生機能付きの空気清浄機を
インバウンドで欧米人観光客が急増していますが、彼らの宿泊した後の部屋の臭い、香水・体臭のせいかいつも強烈。大きなホテルではオゾン発生装置でこの臭いを除去しているところもあるそうですが如何せん、高額な装置。
この小型の持ち運びできるものは安く、通販で発見。但し、範囲は狭いですが、宿泊するためには全く問題なし。使うとオゾンの匂いが。
オゾンにはあとは脱臭の他にウイルス対策にも役に立ちます。今回の武漢肺炎に対応できるかは不明ですが”気持ちの問題”で。
オゾンのデメリットは抗酸化作用があるので老化防止には良くないかも。まぁ、還暦を過ぎて今さら老化防止は良いかな、と。
外湯巡りは結構、体力使い、食後にバタンキュー。良く眠ることができました。
翌朝、朝ご飯前に横地の湯で朝風呂。
これで13外湯、制覇
野沢温泉の13の外湯、源泉は同じところ(含む周辺)もあります。
秋葉の湯、上寺湯、中尾の湯、新田の湯、真湯、横地の湯は麻釜、十王堂は麻釜と湯ノ宮。
同じ源泉が多いですがそれぞれ雰囲気あります。
いつもの個人的には一番好きなみゆき商店さんの”道祖神饅頭”を買いに。
このお店には無添加の野沢菜
無添加なので賞味期限は短いですが安くて美味しいです。夜のお酒🍶のあてに。
あとはひたすら国道117号→19号で名古屋へ。途中、松本市街を、避けて。
松本電鉄も昔ながらの塗装。懐かしいです。
木祖村では福寿草を。
ちょうど、木曽地方は雪。
そのため福寿草も花を閉じてしまいました。せっかく咲いたのに寒そう。
上松では”日本で二番目に古い”(とお店に書いてあります)越前屋さんでお蕎麦
二番目に古いとのことで利用した人達の名前。十返舎一九、皇女和宮とか、色々
陽が出てきたのでお店の前の福寿草も春の訪れを楽しんでいるようです。
とても雰囲気あります。3時前でしたので空いていました。土の床です。歴史を感じさせます。
木曽地方の冬の食べ物の一つに”すんき蕎麦”
発酵させた漬物を使っています
独特の酸味が蕎麦とコラボしてとても美味しいです。
あとは蕎麦寿司。
お土産でも。夜のお酒🍶のお供。
冬に逆戻りしてしまったような寒さ。
でも名古屋までノンビリと。
雪が少なくても、楽しみ方は色々。
今年は特に外国人も減って昔ながらのワサワサしていない日本の良さが味わえます。