ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

出会いは別れの始まり(お世話になったお店の閉店)

2015-01-12 14:30:08 | アウトドア

名古屋でも、というか知る人はしる、登山店”ステラアルピーナ”(エーデルワイスの意味)

もともとは、25年前に”シャッツバーム(Schatz Baum,宝の木)”としてできたお店。Sbatz Baumの由来は北アルプス奥又白池にある”宝の木“から命名。

”アウトドアショップ”なんていう”軟弱な”店ではありません。

本当に良いもののみ、店主の西野さんの選択、間違えありませんでした。

25年前に、できたときからのお付き合い。東京へ転勤して、またもどっで来て。

店長の西野さん、大の愛煙家。でも、商品に臭いがつかないように、といつも店の外でタバコ

とにかく、いいものを集めたお店。実際に使って評価、辛辣なコメントは面白く、正しかったです

そんな西野さんを慕って、全国のインポーター、ディーラーがよく集まってきました。色んな人たち、業界関係者から裏話を良くうかがいました。

●●●ル--世界に誇る、日本の恥ずべきブランド、もうけ主義以外、すぐパクル(粗悪品)

●●●フス--色合いは凄い、しかし、物はひどい。当初は東京のみで販売(高ければ良いもの)と思う、頭でっかちの都会人向け。でも色彩は最高

なんといっても、近頃はやりの”Earth colour”なんていう地味な、そしてつまらない色彩ではなく、ヨーロッパ系の明るい色が多かったです。

新しい、良いものをすぐに取り入れ、そしてお客さん(といっても本格的な登山家たち)が使用、そして評価。最初のBAILOを鮮やかな色彩に魅かれて販売量日本一になったり、一時はfinetrackができたときには日本で一番finetrackを売ってみたり、今はモンチュラではこれも日本有数の販売量

そんな、西野さん、そしてそこへ集まる人達。有名な登山家の方も多かったです。

でも、25年目の今年、閉店。それもそのはず、西野さん、65歳になり、もう、いいよ!ということで閉店、これからは奥さんと悠々自適の山登り!

長い間、ほんとうにお疲れ様でした。

コメント (1)
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