J's日誌

中小企業診断士、経営管理修士(MBA)、事業再生士補、AFP。某NPO法人フットサル連盟副理事長。

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

2018-03-07 23:59:59 | Book Review




実はまだ書籍は読んでいないが、この記事を読んでKindle版を購入。

AI vs. 教科書が読めない子どもたち
クリエーター情報なし
東洋経済新報社


自分もAIスピーカーを最近買ってみたが、学習機能により会話の
レベルが上がっても、美味い店と不味い店の区別は出来ないだろう。


そういう意味では、AIうんぬんというよりも、後半にある
教科書をきちんと読めていない子どもの話にむしろ興味がある。

>「読めない子」は、文中の「わかりやすい部分」だけを適当に抜き
>出し、勝手に自分なりの解釈をしてしまう読み方をしているのである。




自分のことを思い出すと、高校受験の勉強をしていた頃、公立高校の
平易な問題は出来ても、難関校の難しい問題はなかなか出来なかった。

それは多分、自分が(国語に限らず)勝手な解釈をして分かったふりを
ずっとしていたからではないか、自分の中で分かったふりをしていたから、
いつまで経っても読解力のスキルが上がらなかったのではないかと思うのだ。


その状況がいつ直ったのかはよく分からないけど、高校に入って自分の
社会性とか精神年齢が上がり、自然と読解力が向上したのかもしれない。

学校に、読書好きで哲学的な議論をするような友人が多かったこと、また
アルバイトを始め大人と会話をする機会が増えたのも、大きかった気がする。




日常生活にせよ、SNSにせよ、会話が成立しない人は結構いる。

自分はなるべく誤解・曲解のないよう、SNSでも表現には非常に気を遣うし、
アップしたものも、直せるものは気がつくたびに表現を微調整することは多い。


SNSはそういう、分かりやすい表現を学ぶためのトレーニングとすら思っているが、
それでも読解力は人によっていろいろ、ということは、知っておいて損はないだろう。



MARCHレベルなら合格できるってのもすごいね(-_-;
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