社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

陸前高田市気仙中!

2012-03-14 14:06:25 | Weblog

 今日の岩手日報第1面の記事(感謝と決意 合唱曲に)から、

 気仙川の河口にあった陸前高田市の気仙中は、大津波により全壊し現在は廃校になった前矢作中の仮校舎で学校生活を送っている。

 昨年の当時は、卒業式の前日のため生徒全員で予行練習をしており、大津波警報と共に直ぐ近くの山に登りその惨事を目の当たりにしたが中学生は教職員と共に全員が助かり、近くの公民館などで一夜を明かしたという。

 さて、明日になった今年の卒業式では、東日本大震災を題材にした合唱曲「空~ぼくらの第二章~」を披露する。

 これは、同校で音楽を担当する千葉賀子講師が「今ある命と感謝をかみしめ、いつまでも歌いつないでほしい」と知り合いの専門家に作詞作曲を依頼、全校生徒は支援への感謝と復興を担う決意を歌声に乗せて発表する。

 前記の千葉先生も、当時大船渡の自宅に帰り着いたのは震災から3日目であり、家族は半分あきらめかけていたのである。

 「古里を思う気持ちは全国どの人も変わらない。その思いをいつまでも大切にしてほしい」

と全国でも歌い継がれることを千葉先生は願っている。