昨年4月から、北海道の大学で勉学に励んでいる大高卓球部出身のYが、祖父の一周忌と春休みのために大船渡に(家は被災したので仮住まいの所)帰省してきている。
昨年3.11の大津波のときは、卒業式が終わり気仙OPのための練習に自宅から三陸鉄道で学校に向かい、盛駅について学校まで後わずかのところで地震と遭遇、自宅に残っていた祖父はおそらく逃げずに帰らぬ人となってしまったのである。
Yの父親いわく、「娘は卓球のおかげで命が救われた」と話していたのである。
Yは、とても熱心に練習をしていたが、私の指導が至らなく上部大会には進めなかった。
それでも帰省するたびに連絡をくれたり顔を見せてくれるのであり、指導者にとってはとても嬉しいことなのである。
今回もお土産まで持ってきてくれて、明日の大船渡リーグには顔を出して手伝ってくれるとのことであり、教え子のおかげで、今日はとても嬉しい気持ちになっている。
*朝の河川敷